日本人以外にうっかり使ってしまうと、あらぬ誤解を呼びおこすかもしれない和製英語。サラリーマンは「給料計算係」、ハイテンションは「高圧電流」、ペアルックは「洋梨体型」、スキンシップは「皮製の船」--英語話者には奇妙な妄想すらかきたててしまう言葉たちを、伝わる英語で言い換えるには? 文化や語感の違いが生んだ、愛すべきメイド・イン・ジャパンの言語世界を、英国出身で翻訳・英語教育に携わる著者が楽しく解説する。
はじめに
1章 妄想を呼ぶ誤解
ボディチェック body check
ダンプカー dump car
ガッツポーズ guts pose
ハーフ half
ヘディングシュート heading shoot
ハイテンション high tension
リフティング lifting
ロスタイム loss time
モーニングサービス morning service
ネイティヴチェッカー native checker
パネラー paneler
ペアルック pair look
スキンシップ skinship
ターミナルホテル terminal hotel
2章 微妙な違い
カレーライス curry rice
フリーマーケット flea market / free market
ミス / クレーム miss / claim
マイカー my car
ペーパードライバー paper driver
リフォーム reform
サラリーマン salaryman
センス sense
サイン sign
ストレンジャー stranger
3章 奇妙な語感
オールバック all back
ファイト / ゲット / カンニング fight / get / cunning
フリーター freeter
Gジャン GJAN
エッチ H
ハローワーク Hello Work
オードブル hors d'oeuvre
ルーズ / ネック / ピンチ loose / neck / pinch
マザコン mazakon
パン pan
レントゲン Rontgen
セクハラ sekuhara
スーパー super
4章 よくある間違い
マンション mansion
スマート / ボディコン smart / bodycon
スナック snack
タレント talent
トランプ tramp
バイキング Viking
ヤンキー Yankee
5章 恥ずかしい誤解
アメリカン American
コック cock
デリバリーヘルス Delivery Health
ダッチワイフ Dutch wife
グラビア gravure
ソープ soap
ヴァージンロード Virgin Road
おわりに
多くの日本人はこう思っています「日本なんてたいしたことない」
日本に住み、生活をしていると日本や日本人の魅力をなかなか感じることはありませんが、
外国人と結婚し、海外で暮らす期間の長かった著者は
「日本人ほど世界で尊敬されている人たちはいない」と感じるそうです。
外国には、日本や日本人を褒め称えるエピソードがたくさん伝わっています。
日本人は知らないけれど、その国の人は全員知っている、そんな話も多くあるのです。
デュランさんが、日本人の心性を読み解いていきます。
長年住んだヨーロッパから日本に戻ってきて感じるのは、
日常によく使う言葉で、日本人の精神性や品位を表すものが、
たくさんあると気づいたことです。
こういう私がいわば“惚れ直している”日本語のなかで、
ひときわすばらしい言葉を書き出してみると、共通点を見出せました。
日本語にしかない「お」の概念を、感じてみていただければと思います。
【目次】
・第一章 日本語にしかない「お」の概念
・第二章 おもてない
・第三章 おかげさま
・第四章 おてんとさま
・第五章 おめでとう
・第六章 おつかれさま
・第七章 おたがいさま
【著者】
デュランれい子(デュランレイコ)
1942年生まれ。文化学院美術科卒業。博報堂でコピーライターとして活躍、受賞多数。76年、スウェーデン人と結婚。スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。77年、「英国国際版画ビエンナーレ」で銅賞受賞。ロンドン、パリ、アムステルダムなどで個展、グループ展。その後、欧米のアーティストを日本へ紹介する。2000年、南仏のプロヴァンスに移住して執筆活動を開始。日本ペンクラブ会員。現在は日本に拠点を移し、執筆のほか、岐阜県高山市の“Can I Help You?”グローバルコミュニケーション講座での講師活動などをしている
「大きい」「早い」「すてき」等、様子や状態をあらわす、様々な言葉を絵と例文を使い、わかりやすく説明。調べたことを発表する時や自分の意見を伝える時に役立てよう!
波乱万丈な人生を送り、人生経験豊富な美輪明宏の言葉には重みがある。現代社会では、人間関係、仕事、学業などさまざまなことで悩む人が多い。そんな生きることがつらい、壁をのりこえられない人に向けた、美輪明宏の胸にスゥーと染み込む数々の言葉とその言葉の真意を解説します。
心を動かす言葉が、自然に出てくる。
現役コピーライターが「漠然とした思い」を「自分の言葉」に変える方法を紹介します。
うまく言葉にできない、と感じることはありますか。
□企画書や提案書の文章を書く時、言葉がうまくまとまらない。とりあえず検索して出てきた例を参考に、文章を作っている。
□ 感じたことや思ったことを、言葉にしたいのに、言語化力がないから、伝わらない。
□会議で意見を聞かれても、「具体性のない」「どこかで聞いたことのある意見」しか言えない。
□自分の話が、なんだか浅いと感じる時がある。気の利いたことを言おうとすると、的外れなことを口走ってしまう。
これは、そんなあなたのための本です。
企画を考える時も、会議での発言も「どういうのが正解なんだろう」と検索したり、生成AIに聞いたりすれば、「正解っぽいもの」はすぐにわかります。
でも、うまくまとめたり、カッコよく書いたり、それっぽい形にする前に、「自分が何を思っているか」「何を伝えたいか」がないと、相手の心には何も残らないのです。
借り物の言葉ではなく「生きた言葉=自分の中から出てきた言葉」だからこそ、力が生まれます。
自分の言葉で伝えられるようになるには、「些細なことでも感じたこと・考えたことを言葉にする」習慣を、意識的につける必要があります。
習慣が身につけば、その場しのぎで言葉を表面的にまとめる力ではなく、一生使える「言語化」の力がつきます。
本書では、そうした一生物の言語化力が身につく方法を紹介します。
まずは、気になった習慣を1つだけでも実践してみてください。
身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?
千雪の所属事務所「Mille neige」がなくなる──? 東京ファッションウィークの審査結果を待つ育人のもとにもたらされた、非情な宣告。シャルから告げられた避けられない事実を、千雪は父・研二に自ら突きつけねばならず…。常に背中を押してくれた千雪のこらえきれぬ涙が、「EGAO」を率いる育人を大きな決断へと導く!
やりきれるから自信がつく!
●1日1枚の勉強で、学習習慣が定着!
目標時間にあわせ、無理のない量の問題数で構成されているので、「1日1枚」やりきることができます。
●すべての学習の土台となる「基礎力」が身につく!
スモールステップで構成され、1冊の中でも繰り返し練習していくので、確実に「基礎力」を身につけることができます。
●読解や作文に役立つ、言葉の知識や文のきまりが身につく!
言葉の知識・文のきまり・漢字の知識を、項目別にくり返し学習できます。
作文や記述問題に役立つ「書く力」、文章読解に役立つ「読む力」がつく問題もあり、言葉の力が確実に身につきます。
●「できたよシール」で、やる気アップ!
ドリルが1回終わるごとに、「できたよシール」を「できたよシート」に貼っていきます。毎日のがんばりが見える化されるので、やる気が高まります。
●「勉強管理アプリ」の活用で、楽しく勉強できる!
設定した勉強時間にアラームがなるので、学習習慣がしっかりと身につきます。時間、点数を記録していくと、成績がグラフ化されたり、賞状をもらえたり、キャラクターとコミュニケーションを取れたりするので、達成感が得られます。
なかまの ことば
かたかなで 書く ことば
にた いみの ことば
はんたいの いみの ことば
同じ 読みで かなの ちがう ことば
組み合わせた ことば
音や ようすを あらわす ことば
だれが どう する(主語・述語)
だれが 何を どうする
だれが だれに 何を どうする
文と 文を つなぐ ことば
じゅんじょを あらわす ことば
たとえる 言い方
理由を せつ明する 言い方
丸・点・「 」(かぎ)の つかい方
画と 書きじゅん
同じ 部分を もつ かん字
組み合わせて できて いる かん字
形の にて いる かん字
いろいろな 読み方を もつ かん字
同じ 読み方を する かん字
おくりがな
二つの かん字で できて いる ことば
かくにんテスト
まとめテスト
(全38回)
あなたはどんなふうに生きていますか?
考えて考えて、考えすぎて眠れない夜を過ごすことはありますか?
誰も自分のことをわかってくれないという孤独を感じることはありますか?
幸せにならなければ、という焦燥のようなものが胸にありますか?
傷つきやすい自分をもてあましていますか?
…
いままでの人生、何度もふらついて、何度も立ちつくして、何度もがくりと膝をついて、何
度もばたりと倒れて、何度も暗闇に落ちました。
そんな息苦しいさまざまな状況のなか、私を救ってくれたのは、数々の本、そこにある言葉でした。
立ち直る足がかりになった言葉、背中をやさしくなでてくれた言葉、そんなふうに感じるの
はあなただけではないとささやいてくれた言葉、綱渡りのセイフティネットのように、落下した私を守ってくれた言葉……。
そんな言葉たちを、私と似たような感覚をもち、私と似たかんじで苦しんだり傷を負ったり暗闇のなかでもがいている人に届けたくて、本書を書きました。(-序章より)
前向きに生きよう、が肌に合わない人。
がんばれば夢は叶う、に嘘のにおいを感じる人。
白と黒の間の無限の色彩を見たいと願う人…。
不安定な自分の性質をなんとかしたい、とはもう思わない。ただ、それでも生き抜くための何かが欲しい、と願うあなたへ。
こころに寄り添う数々の言葉を収録した渾身のエッセイ集。
はじめに
幸福と呪縛
社交とドア
旅とたいせつな人
努力と真価
言葉と居場所
人生と脚本
不機嫌と礼儀
傷と香り
課題と呼吸
お金と雨の日のバス
劣等感と夜会
ファッションと後悔
沈滞と磁石
親友と笑い
感動と真実
若さと侮辱
恋愛と温度差
別れと傲慢
不在と恋のはじまり
匿名と創作
ハリと涙
逆境と大根
冬眠と薔薇
読書と才能
眠れない夜と明日
暗闇と自尊心
葛藤と命のストッパー
美しい愛の言葉
定命と微笑み
おわりに
孤児からお針子となり「CHANEL」というメゾンを築き上げた伝説のデザイナー、ココ・シャネル。ファッションへの野心を貫き、いくつもの情熱的な恋に落ちた彼女の人生は反逆精神にあふれていた。「流行は追わない。何より大事なのは、自分のスタイルを確立すること」。リトルブラックドレス、シャネルの5番、マトラッセラインのバッグ…現在も愛され続けるアイテムを生み出した彼女の言葉から紐解く、“かけがえのない人間”であるためのヒントとは。あなたの人生は、あなただけのもの。わたしたち女は自由よー人生に輝きを灯すマドモアゼルのエッセンス99。
向き不向きなんて、ない。考え、行動し、乗り越える、一流の方法。名経営者、五輪金メダリスト、ベンチャー起業家、ハリウッド俳優、名プロデューサー、W杯出場サッカー選手、ミリオンセラー作家、第一線の科学者…みんな、同じことを言った!
言霊パワーは、あなたの内なる光を輝かせ、人生の舞台を照らす不思議な力!言葉の魔法が奏でるメロディーは、あなたの心を優雅に揺さぶり、未知の可能性に向けて一歩踏み出す勇気を与えてくれる!本書に込められた魔法の言葉たちは、あなたの心の中に静かに響き、日々の生活に幸せと洞察を与えてくれる!
マスコミで活躍する「言葉のプロ」が教える!人生がプラスに好転する言葉の魔法ハンドブック。シチュエーション別に使える言葉辞典を収録!-恋愛・友人・仕事・親子・家庭編ー。
笑って過ごせないとき、未来の光が一筋も見えないとき、不安を抱える苦悩のとき……
つらいことを乗り越え、アロハの精神で前を向き続けてきた85歳のクム・ケア(フラの先生)があなたに贈る「幸せの見つけ方」。
ハワイ州オアフ島カイルアでフラダンスを教えながら、
女性たちの悩みを聞き続けてきたパティ先生が、悩める女性たちに人生の歩み方を伝えます。
「前に進みたい」、そう願うからこそ悩み続ける私たちからパティ先生への人生相談。
ここで1つ、質問です。
Q.「社長の言葉は、なぜ届かないのでしょうか?」
答えは、次の3つです。
A1.「そもそも届ける気がないから」
会社の発信は広報や外部のメディアがやればよくて、経営者は経営をすることに注力すべきだ。そう思っているケースは多くあります。これまでは届けなくてもうまくいっていたのかもしれませんが、今は経営者自身が前に出るフェーズではないでしょうか。そのことについては本書の第1章、第2章で詳しくお伝えします。
A2.「つまらないから」
経営者の言葉を伝えることは大切だとわかってはいるけれど、いざ発信しても読んでもらえない。スルーされてしまう、というのがこのケースです。本来、経営者の言葉には魅力があるはずです。パワーがあるはずです。それなのに、各方面に気を遣ったり、「企業っぽい」発信をしてしまったりすることで届かないものになってしまうのです。情報が溢れている現代において、ただ無味乾燥な情報を流すだけでは見てもらえません。ある程度面白い「コンテンツ」にする必要があります。では、コンテンツとは何か? どう作ればいいのか? そこについては本書の第3〜6章で丁寧に解説していきます。
A3.「届け方が不適切だから」
今はメディアが無数にあります。テレビ、新聞、ラジオなどの「マス」と呼ばれていたメディアから、インターネット上にはXやYouTube、LinkedIn やnote などあらゆるメディアがある。それをうまく使いこなしながら、適切な人に届けていく必要があります。どういうツールでどういう伝え方をすればいいのか? それについては最後の第7章でお伝えしています。
以上全7章を通して、これまで経営者の隣で発信をサポートしてきた「顧問編集者」である著者の知見がこの一冊に詰め込まれています。
どう子育てをしたらよい?障害にどう向き合う?学校での支援は?将来の自立をどう手助けする?発達障害やグレーゾーンの子どもたちの特徴をつかんで、笑顔で支援できるヒントをたくさん紹介します!
身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?
激動の2日間、合同展示会は育人の勝利に終わった。再び対峙したライバル・遠から贈られた最高の賛辞を胸に、育人はついに独立へと踏み出す。しかし、やる気とは裏腹に独立計画は全く進まない。育人のデザイナー脳は経営に関する一切合切が不得手だった…! まず必要なのは頼れる“仲間”! 最初の仲間となるのは? そして“相棒(パタンナー)”の座を巡ってまさかのパターン勝負勃発!? パリへ向けたブランドを創り出せ!!
身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?
課題に対し、奇策・パジャマを提出した育人。だがその先にこそ、一次予選の“本当の試練”が待ち受けていた。資金不足ゆえのデザインの妥協を天才・綾野遠に見透かされていた育人。手を差し伸べたのは、他ならぬ遠だった。新ブランド立ち上げを視野に入れた遠に腕を見込まれた育人はスカウトを持ちかけられて…? 一方、千雪は、やっとのことで手に入れた仕事の現場で異質な存在感を放つモデルに出会う。彼女の名は──長谷川心。
自分を信じろ
優越感と劣等感
甘美な誘い
Just a moment
私の”利”
存在感
業界の宝
大人の仕事
憧れと才能と手段と
★☆★大人気シリーズの最新作★☆★
社会現象になった「うんこドリル」シリーズ!
語彙・言葉のドリルが登場!!
1全ページに楽しいうんこ問題
全てのページに「うんこ」が登場します。興味を引きつけるうんこ問題で、お子さまが自分から学習を進めていく力が自然と身につきます。
2語彙が広がり、文法が身につく
小学一年生にとって知っておきたい、身の回りの物の名前や動作の言葉を厳選して出題しています。「仮名遣い」や「文の組み立て」など、つまずきやすい文法についてもしっかり学習でき、言葉や文を書くための基礎知識が定着します。
3シールやボードで楽しく学習
問題を進めながら貼っていくイラストシールや、ルールに従って言葉を書いていくボードで、楽しく学習を進めることができます。
◇商品コンセプト◇
さまざまな言葉の意味を知り、適切な場面で使うためには、語彙を広げることが重要です。また、物事を文章で正確に伝えるためには文法の知識が欠かせません。しかし、言葉の意味や文法をただ機械的に暗記していくのはお子さまにとってはなかなか大変です。
そういうときは、うんこの出番です。うんこ問題を通じて学習できるので、お子さまが飽きずに学習を進められます。同じことの繰り返しで単調になりがちな学習でも、意欲的に取り組んでいくことができます。
また、本ドリルでは身の回りの物の名前や動作の言葉を厳選し、小学生がおさえておきたい語彙を効果的に身につけられるよう工夫しました。うんこでしっかり練習することで、作文などを書くための基礎知識を身につけることができます。
お子さまにとって興味を持てる素材で、お子さまが語彙を広げ、文法を理解し、国語の基礎的な知識を身につけることを、私たちは心から願っています。
小学校低学年で習う言葉の知識を楽しく学べる一冊。慣用句、ことわざ、四字熟語から主語・述語の使い方、作文の書き方までマンガと豊富なイラストでていねいに解説する。語彙力がみるみるアップするパズルも充実。・文法を学ぼう1言葉のしゅるいをおぼえよう/言葉と言葉のつながり/主語とじゅつ語/目てき語・文法を学ぼう2せつぞく語/指じ語(こそあど言葉)/いつ? どこで?・文法を学ぼう3動詞と助詞・文法を学ぼう4ぎ音語とぎたい語/るいぎ語/反対語(対ぎ語)・原稿用紙の使い方原稿用紙の書き方のみほん/原稿用紙の使い方わかるかな?・慣用句とことわざ慣用句/ことわざ/日づけの読み方/日本の行事や記ねん日
〈別役ワールド〉入門書!
別役 実 初期評論集の増補復刊!
安部公房の戯曲「友達」を批評した「演劇における言語機能について」(『季刊評論』)を中軸にすえ、〈不条理劇〉を展開した劇作家の1970 年前後の論巧をまとめた。
1 言葉・その表情と構造
犯罪の構造
ハニカミの構造
話術としての『暴力』について
日本語について
「言語遊戯」について
もう一つの「アルファヴィル」
「アンダルシアの犬」における映像機能について
「バベルの塔」と「私小説」
前近代への陥穽ージュネ《女中たち》翻訳の場合
天皇制下の空洞ー二・二六事件より
2 演劇とその文体
演劇における言語機能についてー安部公房〈友達〉より
前衛劇は奇形にすぎぬか
ストリップショーから演劇へ
現代演劇にあらわれた性の思想
「演技論」のパラドクス
アラバールについて(1)
「戦場のピクニック」
アラバールについて(2)
「建築家とアッシリアの皇帝」
小劇場運動を振り返って
3 創作雑感
盲が象を見る
赤い鳥の居る風景ー「ヒロシマ」との関係を探るために
ヒロシマについての方法
「門」について
八木重吉氏について
イーハトーブ伝説について
スパイ礼讃
華やかさのために死ぬ
私のアリス論ーアリスは如何に創られねばならないか
飛行船讃歌
街との対話
街と儀式
断食芸人の悲哀
獏の構造
「獏」創作雑感
「そよそよ族の叛乱」創作ノート
4 増補
三好十郎論
『別役実戯曲集 マッチ売りの少女/象』それからその次へ(あとがきにかえて)
『別役実戯曲集 不思議の国のアリス』あとがき
『別役実戯曲集 そよそよ族の叛乱』あとがき
旧版 あとがき
増補版の出版にあたって/野田映史