入試問題の徹底分析に基づき、出題率の高いものから配列。大事な用語は3度の漢字練習でしっかりマスター。赤フィルターで用語の意味も同時にチェックできる。
江戸松坂屋の隠居松六は、手代政次を従えた年始回りの帰途、剣客に襲われる。襲撃時、松六が漏らした「あの日から十四年…亡霊が未だ現われる」という言葉に、かつて幕閣を揺るがせた若年寄田沼意知暗殺事件の影を見た金座裏の宗五郎親分は、現在と過去を結ぶ謎の解明に乗り出した。一方、負傷した松六への責任を感じた政次も、ひとり行動を開始するのだがー。鎌倉河岸を舞台とした事件の数々を通じて描く、好評シリーズ第二弾。
戸田川の渡しで金座の手代・助蔵の斬殺死体が発見された。改鋳される新小判の意匠に携わっていた助蔵に、一体何が起こったのか。もし新小判の意匠が奪われれば、幕府の貨幣制度に危機がー。金座長官の後藤庄三郎から、命をうけ、探索に乗り出した金座裏の宗五郎たちだったが、事件の背後には恐るべき奸計が渦巻いていた…。新米の手先として奔走する政次、その政次に複雑な思いを抱く亮吉。鎌倉河岸の面々は心を一つにできるのか。傑作時代小説、新装版第三弾。
従姉妹の祝言に呼ばれ、亡き両親の故郷である川越に出立したしほ。彼女が乗る船まで見送りに向かった政次、亮吉、彦四郎の三人だったが、その船上には、彦四郎を目にして驚きの表情を見せる老人の姿があった。やがて彦四郎は、次々と謎の刺客たちに襲われることに…。宗五郎ら金座裏の協力を得て、彦四郎自らが事件の探索に乗り出す!傑作時代長篇、新装版第四弾。
クリエイティブは「逆バリ」で磨け!フジマキ流、五感・直感26のヒント。
師走も半ば、金座裏では総出で大掃除を終えた後、差し入れの河豚料理に、皆で舌鼓をうっていた。その席で、八百亀は定廻り同心・寺坂毅一郎についての八丁堀での“うわさ話”を持ち出すが…。金座裏にとって家族同然の寺坂に降りかかる難儀、そしてついに殺人事件が起きる。政次たちが、「北町奉行所」にはびこる悪と戦う、大人気書き下ろしシリーズ、待望の第二十六弾!
由比ヶ浜で、意識不明の重体で発見された女子高生・辻曲摩季の姿が病院から消失。直後の地震で、鶴岡八幡宮の鳥居が倒壊し、さらに、源氏ゆかりの地・修善寺でも異変が発生。尋常ならざる者の影を感じた摩季の兄姉と友人の陽一は、鎌倉の殺戮史を調べはじめる。果たして、事件と怨霊の関係は?新シリーズ開幕!
鎌倉幕府草創期から、二代将軍源頼家の時代に始まった宿老ら十三人による合議制を経て、三代将軍実朝の暗殺までー。流されるように生きてきた北条義時が人生を賭けた大勝負に出る「水草の言い条」(谷津矢車)、“讒訴の奸物”となった梶原景時の生き様を描く「讒訴の忠」(吉川永青)、権謀術数うずまく幕府において、畠山重忠が坂東武者の誇りを見せる「重忠なり」(矢野隆)など、実力派作家七人によるアンソロジー。
源頼朝が急死した後、武家の棟梁の座を継いだ頼家。その代に導入された「13人の合議制」とはいったい何だったのか。関東の秩序と地理、文官の役割、頼朝をめぐる女性たち、朝廷との距離感、北条氏の思惑…頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、武士政権というそれまでにない権力体、新しい世の始まりをリアルに描き出す。
ヤバいよ、“原 由子”てえ奴は。31年ぶりの“ヤバい”オリジナルアルバムリリース決定!
◆サザンオールスターズの紅一点。キーボーディストであり、ボーカル・コーラス・アレンジなども幅広く担当し、
バンドの音楽的かつ精神的支柱である原 由子が、1991年発表の『MOTHER』以来、実に31年ぶりのオリジナルアルバムをリリース。
◆『はらゆうこが語るひととき』(1981年)、『Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』(1983年)、『MOTHER』(1991年)に続く、
4作目のオリジナルアルバムのタイトルは『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』。クリムトの絵画から着想を得て名付けられた
本作のスタジオ制作作業が始まったのは、コロナ禍真っ只中の2021年7月。44年の音楽キャリアを共に生き抜いてきた“戦友”
そして“楽友”である桑田佳祐による全面バックアップのもと、柔軟で彩り豊かな音楽性と、野心的で実験的なサウンドメイクに
磨きがかけられ、穏やかで柔らかな“原 由子”のパブリックイメージを大胆に刷新する作品になった。
◆音楽人として、そして目まぐるしく移ろう社会を渡り歩き、時代と闘ってきた来たひとりの女性として、
ただひたすらに音楽と向き合い発露した彼女の“本懐”がこのアルバムには色濃く表現されている。
◆本作には新曲が全10曲収録される予定で、桑田佳祐によって作詞・作曲された新曲「ヤバいね愛てえ奴は」が、
7月12日(火)より放送開始となるNHK総合 ドラマ10「プリズム」の主題歌に決定。
◆完全生産限定盤には、特別映像作品が同梱(詳細は後日発表)
徳川家康・秀忠に付き従って江戸に移住してきた開幕以来の江戸町民、いわゆる古町町人が、幕府より招かれる「御能拝見」を前にして、立て続けに殺された。自らも古町町人である金座裏の宗五郎も謎の刺客に襲われてしまう。将軍家御目見格の彼らばかりが狙われるのは一体なぜなのか?将軍家斉も臨席する御能拝見までに、事件解決を厳命された宗五郎が、金座裏の誇りに懸けて探索に乗り出す。鎌倉河岸捕物控シリーズ新装版第五弾。
「鉄道ジャーナル」の人気連載が本になりました。新たな“顔”も加わり、寝台特急カシオペア、九州新幹線の書き下ろしコミックルポ、旅先で出合った名産品、おすすめスポットも収録!誰もがきっと、お気に入りの顔に出合える鉄道旅。
定廻り同心・寺坂の町廻りに同行した政次らは、呉服店松坂屋で不審な男女ふたり組みに遭遇した。ふたりは京下りの春物の友禅を、次々とひろげさせていた。八百亀は尾行をつけさせる…。そんな折、淀藩の納戸方が行方知れずになった。金座裏の面々は事件を追うがー。政次・八百亀・弥一が、空っ風とかかあ天下で有名な上州にも出向き、大活躍する。粋で豪奢な友禅に秘められた男と女の熱い想いを描く、大ベストセラーシリーズ切望の第二十五弾。
歴史学が長年見過ごしてきた鎌倉時代から戦国時代における「軍事のリアル」とは何か?「少人数で大部隊に勝て!」「奇襲攻撃を良しとせよ」戦前の軍事研究にはある種の物語性(ロマン)が持ちこまれていた。しかし、重要なのは歴史観に左右されない史料分析と科学的思考に基づく軍事史研究だ。群雄割拠すさまじい戦国時代の地政学的要因や武将たちの知略から、近代の「皇国史観」や「万世一系」の思想戦にまで迫る意欲作!
日本一面白い無勝手流大河ドラマ解説本。平家は滅びたのに、鎌倉幕府で始まる壮絶な殺し合い。マジメでおとなしかった“あの人”がなぜ生き残れたのか?ところで、13人って誰と誰と誰か、知ってます?
家事代行サービスの会社で働く秋月都。ある日、急病のスタッフに代わって北鎌倉に派遣されるが、家事代行どころか、住みこみの家政婦がいてもおかしくなさそうなお屋敷に辿りつく。そこは、和装の若き和菓子職人・羽鳥一成の工房兼、住居だった。日々鍛えた料理の腕で“定期契約プラン”を勝ち取った都は、甘味処ことりや茶房の再オープンにも関わることになり…?