こちらと思えばまたあちら。エジプトの民俗音楽とモーツァルトの音楽がアナーキーに入れ替わり立ち代わり、時には相互に重なり合い交じり合う。何ともケッタイな仕掛けからくりだが、異国の街角に立って聴こえてくる音のように不思議にリアルなトキメキがある。
25曲のいろいろな子供のためのかわいいうた、あそびうたを収録し、楽しくリズムをとりながら体感できるシリーズ。“うたのおもちゃ箱”をテーマに、お母さんやお友だちといっしょに歌ったり踊ったりできる。
2006年のヴィジュアル系ネクスト・ブレイカー、ナイトメアのフル・アルバム。「時分ノ花」をはじめとするシングル3曲を収録した、完全オリジナル楽曲で固められた話題の1枚だ。PVを収録したDVD付き。
地上波とは違った切り口でNHK BSで放送の『BSおかあさんといっしょ』からの初CD商品。出演しているかまだみきおねえさんと、ひなたおさむおにいさんによる童謡定番ソングの名曲が収録。
2005年に結成20周年を迎えたBUCK-TICKによる史上初のコンプリート・ベスト。87年のデビュー・アルバムから2005年のシングルまで、合計33曲を年代順に収録。時代や作品ごとに表現方法は変化するものの、曲の根底にあるポップ感は普遍。
オカリナ奏者としてその地位を確立した宗次郎が、オカリナの持つ響きを最大限に引き出すことができる「日本のうた」シリーズに取り組んだ。人気の高い曲を中心にピックアップした、その第5集。
コナミが誇る“悪魔城ドラキュラ・シリーズ”から『闇の呪印』のサントラ。山根ミチルの真骨頂であるバロック・テイストの楽曲に加え、クラシック界の貴公子、ラッセル・ワトソンが歌うエンディング曲も収録。
PCやPS2などで高い人気を誇るボーイズ・ラブ系ゲームのオリジナル・ドラマCDシリーズ。修学旅行先の南の島を舞台に、“伊藤啓太”ら11人の男の子のラブ・エピソードを描く。CD4枚にもわたる充実ぶり。
ソニーとBMGが強力タッグを組んだ、時代を越えたラブ・ソング・コンピレーションの第2弾。中島美嘉、浜田省吾、小田和正、福山雅治、MISIA、大滝詠一などのビッグネームが一堂に会した豪華盤だ。
(1)は“いいちこ”の新CMソング。(2)はテレビ・ドラマ『八丁堀の七人』の主題歌。この2曲をフィーチャーしたミニ・アルバム。(4)はブレッド、(5)はPPMと団塊世代直撃のカヴァーも。丁寧に作られたオトナのポップスです。兄、孝は、もう還暦過ぎとはビックリ。
『冬のソナタ』の音楽で知られる韓国のシンガー・ソングライター兼プロデューサーRyuの3枚目のアルバム。ギターやストリングス中心の美しくシンプルなサウンドをバックにリリカルなナンバーをソフトに歌い上げている。また日本と韓国の童謡も収録。
北島三郎の芸道45周年記念盤。デビューからの数々の名曲群の中から厳選された70曲をCD5枚組セットに収めた、ファン垂涎の記念アイテムだ。まさに永久保存盤といえよう。
コンサート・ツアーと並行して製作された、前作『Code Name 1.Brother Son』と対をなす作品。大衆音楽に求められるいくつかの要素を満たしながらも、それぞれの人間性が楽曲に色濃く出てるところが魅力的である。ご飯食ってる感じするもんな。
作曲賞を含むアカデミー賞9部門に輝くメロドラマ大作のサントラ。ズビグニェフ・プレイスネルのスコアは『愛人/ラマン』の路線を踏襲しつつ、より洗練されたサウンドに仕上がっている。ハンガリー民謡の物悲しい歌声と哀愁を帯びたメロディが忘れがたい。★
第48作『紅の花』の音楽を中心に、リリーが登場した第11作『忘れな草』、第15作『相合い傘』、第25作『ハイビスカスの花』の未収録BGMと名場面で、寅次郎とリリーの出会いから軌跡をまとめた。結局、寅次郎のマドンナはやっぱりリリーだったなと再確認。
アジア各国でも熱烈に支持される、神尾葉子原作の超人気コミック『花より男子』のドラマ化作品。松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力などの若手美形俳優が揃い、直球の痛快青春ラブストーリーに仕上がっている。