人々の生活圏のごく近くに位置し、暮らしと深く関わる身近な海として親しまれる里海。その多様性と生産性はどのようにしてもたらされるのか。日本海の天然の良港、舞鶴湾の奥に位置し50年にわたりフィールド科学の拠点となってきた京都大学舞鶴水産実験所が、里海で築かれてきた人と自然の強固な絆とその恵みを未来につなぐ方策を探る。
京都の美食・275軒を実際に食べ歩いたゆえの説得力あるガイド。100万人の読者がいる人気サイトを運営する著者が紹介。
周王朝の解体とともに諸侯国に再編成されていく青銅器の生産体制。工芸品としての質を落としながら大量生産・市場流通へと変移していく……技術論に偏りすぎていた春秋戦国時代の青銅器研究に文献史学を導入することで、全面的な生産・流通を把握する画期的な成果。転換期としての新たな春秋戦国時代が青銅器からみえてくる。
国内外を旅した、司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』。週刊朝日の好評連載をもとに、そのエッセンス、旅の楽しみ方を文庫3冊に凝縮! 京都・奈良編では、懐かしき京都人「嵯峨散歩」、奈良千三百年の光彩「奈良散歩」など収録。
京都人普段使いのうどん屋さんから、舞妓ちゃん御用達の洋食堂まで、京都案内のカリスマが、ぜったい美味しい京の食堂48店を紹介。
〈隣の垣根は越えない。自分とこだけ儲けたらアカン。……100年生き抜く京都の老舗の、あるようでない経営戦略〉
〈京都の老舗の経営戦略、というにはあまりに自然体な、100年生き抜く商いの秘訣〉
京都には、創業100年を超える老舗が多くあります。どの老舗にも一筋縄ではいかない苦労があり、これだけは譲れないという信念、利益主義ではない倫理観などに裏打ちされ、今に続いています。
本書は、豆腐屋、銭湯、針屋といった小さな名店から、呉服商などの大店まで35軒に取材し、大切に守り続けるモットーや商品へのこだわり、困難な時代も生き抜く中で磨かれてきた等身大の経営哲学を紹介します。持続的な商いのヒントが詰まった一冊です。
本誌は、1冊丸ごと関西のかき氷を紹介する書籍です。大阪と京都、かき氷の聖地といわれる奈良を中心に、人気のエスプーマや季節のフルーツ、抹茶はもちろん、年中かき氷が食べられる専門店やおしゃれなカフェ、甘味処やお茶専門店などのかき氷がずらり。氷や氷削機の種類や、使われているシロップなど詳しいデータ付き。貴重な天然氷の蔵元や、氷旗のデザインの謎、かき氷の歴史などコラムも充実、かき氷好きも満足の1冊です。好評発売中の『プリン本』『チョコミント本』などの姉妹本として、雑貨のような可愛らしい装丁も人気です。
●年中楽しむ専門店のかき氷
かつては夏の風物詩だったかき氷。最近では一年中楽しめるスイーツへと変化をとげました。季節のフルーツや野菜、ピスタチオやゴマを使ったシロップやティラミスのエスプーマなど、見た目も楽しいかき氷。関西では貴重な天然氷を使ったお店もおすすめです。氷の食感は「ふわふわ」→「しゃりしゃり」まで段階に分けてご紹介。
●カフェや甘味処のかき氷
ケーキやお菓子の専門店が作るかき氷や京都の老舗甘味処、居心地の良いカフェのかき氷をはじめ、イタリアンレストランやカレー専門店の手がけるかき氷まで、さまざまなかき氷店をご紹介します。果物を丸ごと凍らせた氷やアジアのかき氷もぜひ。
●【コラム】かき氷・袋氷・シロップのお取り寄せ
好きなものをトッピングしておうちで楽しむかき氷も人気です。人気店のシロップをお取り寄せして、かき氷を作ってみませんか。人気の氷削機もご紹介します。
●収録エリア
大阪・京都・奈良・神戸・滋賀+全国
江戸時代前期の文化の発信源は、上方(京都・大坂)が中心でした。豪華で壮大な「桃山文化」の影響を受けながら、三代将軍徳川家光の治世のもとで新しい文化が芽ぶきます。そして、五代将軍綱吉の時代には「元禄文化」が一気に花開きました。当時の貴重な絵とともに、多彩な文化にふれてみてください!
街のそこかしこに歴史上の大小の事件や、著名人の事跡がのこる特別な街、京都。清水寺・六角堂・伏見稲荷大社など、名所を舞台とする中世の物語をひもとくことで、その場所が歴史の中でどのような性格を持っていたか、また、静御前・和泉式部・蝉丸といった著名な人物が、その場所とどのように関わっていたかを明らかにする。京都の街の多面性をさらに楽しめるようになる一書。
イケズー京都人は排他的で底意地が悪く、何を考えてるかわからないという。腹の底で何を考えているかわからないのは誰でも同じなのに、なぜ京都人だけがそう揶揄されるのか。京都は盆地に作られた閉鎖的な町だ。そこで発生し、時間の淘汰と外圧に耐えた独自の文化を、京都の人々は確かな目利きで守り継いできた。その温かくも厳しい目こそ、今なお京文化を育む力であり、よそ者に憧れと劣等感をも抱かせるイケズの根源なのだ。千二百年の伝統「イケズ」の正体を解き明かすと、均一化して活力を失った現代日本再生の鍵までもが見えてきた!
アリストテレスの同僚にして後継者の手になる,古代の植物学百科全書(全9巻).本分冊には第4?6巻を収録し,生育環境との関係,寿命と病害,木材,小低木,草本植物などについて扱われる.訳者自ら現地まで赴き,実見に基づいて描いた植物の挿絵を数多く含んでおり,読むだけでなく見ても楽しめる作品に仕上がっている.[全3冊]
口 絵
内容目次
第 四 巻
第 五 巻
第 六 巻
関連地図
解 説
第二分冊梗概
花冠用植物について
テオプラストスの匂いの感覚について
絶滅した植物?-?シルピオン
木材の利用について
『植物誌』の情報源とテオプラストスの研究法
『植物誌』に見られる生態学的考察について
『植物誌2』参考文献
第二分冊へのあとがき
植物名索引・固有名詞索引
「私のみつけた京都あるき」から1年。多くの反響にお応えして、パワースポットめぐりや街あるき、お店紹介もさらに深く、楽しさ倍増ーこれ1冊で京都がもっと楽しくなるはず。
大学二年の五月。二十歳の誕生日の記念に、葵は清貴と二人で九州へ超豪華寝台列車の旅に行くことになった。しかし列車の旅を楽しんでいるのも束の間、大原の宗教施設での大麻事件に関わっていた雨宮史郎が目の前に現れた。雨宮の手には、盗難に遭い海外オークションに出品されていたはずの掛け軸がーー!? 7月よりアニメ放送開始! 大人気キャラミス、最新作!
近年、外国人旅行者や買い物客でますます京都の街中はごった返すようになった。そこでぜひ、次の旅では、賑わい溢れる中心部から少し離れてみてはいかがだろう。京都は広い。街歩きの起点を変えるだけで、静かな穴場スポットをたくさん見つけることができる。洛北・大原里歩き、金閣寺からの洛中歩き、元気な商店街の面白ストリート、旧市街のたたずまいの残る京都駅の南側など、半日ばかり費やして歩いてみたい五つの道を案内する。京都中心部をめぐる前著『ゆるり京都おひとり歩き』に続く、大人の京都歩きガイド。