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  • 生体分子と疾患(CSJ: 39)
    • 日本化学会
    • 化学同人
    • ¥4620
    • 2021年08月27日頃
    • 在庫あり
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  • 化合物(薬物)と疾患の関係は医薬学の観点から,長きにわたって研究が進められています.一方,化学分子の観点から,予防・疾患・治療の分子論的な化学機構を系統だってまとめた著書は少ないのが現状です.それゆえ,化学分野の研究者(生体関連化学分野の研究者も含めて)にとって,どの分子が疾患の原因となり,どの分子が治療に役立つのか,そのメカニズムや手法の詳細をまとめて理解出来る著書は手に入りにくい.一方で,この分野の研究成果によって,化学を専門とする研究者にとって,興味深いメカニズムや治療の手法が,最近見出されてきています.
  • 京大哲学講義 AI親友論
    • 出口康夫
    • 徳間書店
    • ¥1815
    • 2023年07月31日
    • 在庫あり
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    • 3.67(5)

  • 京都大学での人気授業を書籍化


    人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン……
    AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくはーー
    敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答!

    2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。
    私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。

    真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。
    私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。
    AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。

    【目次】
    ▼はじまり

    ▼第一講 「われわれ」としてのAI
    「人間失業時代」は本当にやってくるのか 
    「できなさ」にこそ人間の尊厳がある 
    「わたし」だけでは何もできない 
    など

    ▼第二講 さまざまなAI
    AIバージョンアップ 
    人工的な「ひと」 
    人間とは何か、人格とは何か
    など

    ▼第三講 AIは奴隷か
    主人/奴隷モデル 
    人の自由を侵すAIを開発してはいけない? 
    「仲間」ロボットは禁止?
    など

    ▼第四講 AIと自由
    「自由」の多元性 
    自律としての自由 
    AIにとっての「やわらぎ基準」  
    など

    ▼第五講 仲間としてのAI
    人間とAIロボットの「共冒険者モデル」
    「のっぺらぼー」の同調圧力
    理由があれば廃棄処分は許される?
    など

    ▼第六講 AIに倫理を装備する
    悪に開かれたAI
    AIディストピア
    権利の重みづけ
    など

    ▼第七講 親友としてのAI
    「中身の壁」を乗り越えられるのか
    死への脆弱性
    AIビックバン
    など

    ▼座談会 AIと人間は親友になれるのか
     パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫
    命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか 
    ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる? 
    AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解 
    など

    ▼講義を終えて
  • リモートワークを科学する II [事例編]
    • 高橋 潔/加藤 俊彦
    • 白桃書房
    • ¥3300
    • 2022年09月11日頃
    • 在庫あり
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  • COVID-19(新型コロナウイルス感染症)により突然広まったリモートワーク。日本の各企業はどう対応していったのか。

    本シリーズは、リモートワークの実態を把握し、企業の今後の取り組みに寄与すること、企業経営に関心をもつ研究者やアナリストに新たな知見を提言すべく編まれたものである。8つのアンケート調査から得られた研究成果を一冊に集めた第I巻(調査分析編)と、10社以上の企業ケースを幅広く収録した第II巻(事例編)からなる。

    事例編となる本書第II巻『日本企業のケースから読み解く本質』は、企業がリモートワークに対してどのように取り組んできたかを5つのテーマに分け、10社以上の企業の対策や人事担当役員の議論を通して実像を提供する。読者がその参考とすべき課題によって読み進めるように工夫を凝らしている。

    なお、調査分析編となる本書第I巻『データで示す日本企業の課題と対策』では、COVID?19が拡大したほぼ同時期に、独自の視点で行われた8つの調査を掲載している。複数の調査結果を一度に眺められるだけでなく、思いも寄らない発見などを通じて、リモートワークの多面的な様相を描き出しており、データ指向の高い実務家・アナリスト、そして研究者や大学院生にとっても、新たな視座を得られるものとなっている。

    コロナ禍が終息した後も、一旦大きく広がったリモートワークは多少なりとも残り続けると考えられている。今後のより良い働き方や人的資源管理のあり方を考える上で極めて重要な研究成果の集成。

    【目次】
    序章 ケースで学ぶリモートワーク(?橋潔・加藤俊彦)
    第I部 リモートワークへの移行プロセス
    第1章 ヤフー(平本奈央子) / 第2章 インテック(堀上明) / 第3章 NECネクサソリューションズ(鈴木智之) / 第4章 セグウェイジャパン(鈴木智之)
    第II部 コロナ禍における企業を横断した状況
    第5章 人事担当責任者によるリモートワーク座談会(樋口知比呂) / 第6章 リモートワーク時代の企業における学び・育成のあり方(小方真)
    第III部 ITを活用した営業・販売方法の革新
    第7章 アダストリア(横家諒介) / 第8章 旭化成ホームズ(鈴木智之)
    第IV部 業務活動と事業活動の構造改革
    第9章 コマニー(平本奈央子) / 第10章 BorderLeSS(筒井香) / 第11章 大手機械機器メーカー(堀上明)
    第V部 コロナ禍における製薬産業の状況
    第12章 COVID-19感染拡大と製薬産業(栗原道明)
  • 繁盛サロンの技術・接客・経営術
    • セラピスト編集部
    • BABジャパン
    • ¥1980
    • 2014年07月01日頃
    • 在庫あり
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  • 「エステティックグランプリ」に参加し

    グングン繁盛した、

    私たちのサロンづくりのノウハウを大公開します!


    エステティック業界唯一の全国大会「エステティックグランプリ」は、「おもてなし」「フェイシャル技術」などの各種目で、グランプリサロンやグランプリエステティシャンを決める大会です。全国予選を勝ち抜き、グランプリを獲得した本書に登場しているサロンとエステティシャンは、大会に参加することによって「極上のおもてなし」が身に付き、「集客力やスタッフ育成力」がアップし、「仕事へのモチベーション」が上がり、「お客さまが応援したくなる」サロンになりました!その取り組みや方法を、「エステのフェイシャル技術」「お客さまへの極上の接客術」「サロンを発展させる経営術」に分けて解説します。


    CONTENTS

    ●Part1 人気エステティシャンのフェイシャルトリートメント
    美zen筋骨トリートメント 「美vace」舟津真里
    キュアドレナージュ 「vie nature 長良店」福山奈々
    ホワイトエステ プレミアムコース 「スパ・ヴィサージュ」影浦一美
    エスグラ審査員対談
    「理想のフェイシャルトリートメントと、業界におけるエスグラの役割とは」 佐治ひとみ×大橋千鶴子

    ●Part2 エステティックサロンの接客術
    エスグラ覆面調査員座談会「覆面モニター調査員が感じたエステティックサロンのおもてなし度」
    顧客満足度を高める「美vace」の接客法
    電話予約/基本応対/お出迎え/プレカウンセリング/施術中の接客
    アフターカウンセリング・ご提案/お会計/お見送り/清潔感/全体評価

    ●Part3 エステティックサロンの経営術
    確かなビジョンが全スタッフに浸透。高いモチベーションを常に維持する秘訣 「イマージュ 金沢西店」
    お客さまに「全力を尽くす」サロン風土が高度な技術と多彩な活動を生む! 「ANGELUX長野店」
    「お客さまのため、業界のため──」全スタッフがその気持ちを持つ 「レアルステイト 金沢店」

    ●Part4 第4回エステティックグランプリの記憶と記録
    第4回エステティックグランプリ 大会レポート
    Column エスグラ参加サロンが業界のレベルを底上げする!
    総合司会者インタビュー「参加者、主催者、観客……全ての想いが作り出す熱い舞台」  黒塚まや
    サロンステップアップ物語 「ピュアマインド フォレストモール南大沢店」
    第4回エステ感動物語コンテスト 〜最優秀作品賞〜
    全国優良エステティックサロンガイド
  • 精神保健福祉法改正
    • 太田順一郎/岡崎伸郎
    • 批評社
    • ¥1980
    • 2014年05月
    • 在庫あり
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  • 精神保健福祉法2013年改正では、100年を超える日本型システム(強制入院の責任の一端を家族に負わせる制度)が撤廃され、歴史的大転換を遂げることが期待されていた。しかし結果は、医療保護入院の入院基準を緩和する“改正”でしかなかった。-精神保健・医療・福祉の構造的・普遍的問題を多様な視点から検証し、抜本的制度改革の方向性を明らかにする。
  • 日本チェンバロ協会 年報 2021 第5号
    • 日本チェンバロ協会
    • アルテスパブリッシング
    • ¥3080
    • 2021年05月17日頃
    • 在庫あり
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  • すべてのチェンバロ演奏家・研究者・愛好家のために──
    日本のチェンバロ研究の最前線を伝える唯一のジャーナル。
    第5号は「古代ギリシャ・ローマと音楽」「ルッカースのチェンバロ」の2特集を掲げています。
    第1特集では、ルネサンス時代以降、西洋文化の範とされるようになった古代ギリシャ・ローマ時代と音楽との関係を探ります。西洋美術史をたどって古代ギリシャ・ローマがどのように描かれたかを明らかにするとともに、古代ギリシャ・ローマを理想と仰ぎ文芸復興(ルネサンス)をめざしたフィレンツェで生まれた音楽劇やバロック末期イタリアの古代音楽観にせまっています。
    第2特集では、ベルギーの楽器製作家ルッカース一族のチェンバロの歴史と魅力をさまざまな視点から明らかにします。
    研究レポートでは、19世紀から20世紀初頭のフランスの作曲家サン=サーンスのおこなったピリオド奏法研究の意義にせまります。
    その他、書評、楽譜紹介、アトリエ訪問、海外レポート、会員の録音物紹介など、チェンバロやフォルテピアノにかんする最新の研究・情報を満載した充実の内容となっています。

    日本チェンバロ協会 公式ウェブサイト:
    https://japanharpsichordsociety.jimdo.com/
  • 構造制御による革新的ソフトマテリアル創成
    • 日本化学会
    • 化学同人
    • ¥4620
    • 2018年05月31日頃
    • 在庫あり
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  • 精密重合法の発展により分子量分布の精密に構造された多様なブロック共重合体の合成手法が確立されている.それら
    は生医学材料,電子材料など多様な分野での実用化が進む重要な高分子材料でもある.本書では,ブロック共重合体を
    中心とした新奇ソフトマテリアルの精密合成,精密構造解析,物性,機能性の最新レビューを紹介する.
    Part1 基礎概念と研究現場(フロントランナーに聞く/精密合成技術/相分離の理論• 高次構造形成/分子キャラクタリゼーションと溶液中での自己集合体形成/他) 
    Part2 研究最前線(付加重合を用いたブロック共重合体の合成/開環重合を用いたブロック共重合体の合成/希土類錯体触媒を用いたブロック共重合体の合成/ブロック共重合体が示す多彩な力学物性/電子顕微鏡による形態学的観察・評価/フォトニック材料/高性能熱可塑性エラストマー:オレフィン/他) 
    Part 3 役に立つ情報・データ(革新論文/他)
  • 風蓮湖流域の再生
    • 長坂 晶子/石川 靖/柴沼 成一郎/小路 敦/白岩 孝行/高宮 良樹
    • 北海道大学出版会
    • ¥4950
    • 2017年04月12日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • 風蓮湖流域は、風蓮川を中心に4本の主要な流入河川からなり、根室市、別海町、浜中町、厚岸町にまたがる北海道有数の酪農地帯である。人口より遙かに多い乳牛がのどかに草を食む雄大な風景のなかにあって、風蓮湖流域は酪農業の進展によって河川の水質汚濁が顕在化するという問題を抱えている。本書は、「流域の現状評価」「検討材料の提示」「住民意識の把握」といった視点から、森と川、森と農地、湿地と河口域の課題について多角的に解説する。
  • 社会保障法研究 第21号
    • 岩村 正彦/菊池 馨実/朝比奈 ミカ/遠藤 智子/前川 礼彦/常森 裕介
    • 信山社出版
    • ¥3850
    • 2024年10月31日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • ◆本号は、『社会保障法研究』の創刊から20号となる節目として、20号と併せて、同時刊行◆ 
    本号には、「特集:困難を抱える若者の支援」(座談会と研究論文)と、「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律(令和6年法律第47号)」の「立法過程研究」を掲載。研究から実務まで幅広く有用の学術雑誌。
    『社会保障法研究 第20号』

      岩村正彦・菊池馨実 編集


    【目 次】

    ◆「社会保障法研究」20号記念座談会◆

    「社会保障法研究」と社会保障法学の過去・現在・未来
     〔岩村正彦・菊池馨実・嵩さやか・新田秀樹・福島豪・石田道彦〕
     
     1 はじめに
     2 「社会保障法研究」創刊号(2011年5月)を読む
     3 「社会保障法研究」の歩み
     4 社会保障法学と「社会保障法研究」の今後
     5 おわりに

    ◆特集 社会保障の新構想ーベーシックインカム構想を契機に◆

    ◇社会保障法学と全体構想ー特集の趣旨を兼ねて〔菊池馨実〕

    ◇ベーシック・インカムと社会保障法ー権利論からの考察〔秋元美世〕

     1 はじめに
     2 法的権利と政策
     3 権利としてのBIの可能性
     4 所得保障制度としてのBIの固有の意義
     5 おわりに

    ◇ベーシックサービス論ーふたつの「生」を保障するライフセキュリティの時代へ〔井手英策〕

     I 格差是正論の陥穽
     2 UBSをめぐるふたつの問題点
     3 おわりにーライフセキュリティが満たす承認欲求

    ◇20世紀型福祉国家の終焉とベーシックアセット〔宮本太郎〕

     1 はじめに
     2 ケインズ・ベヴァリッジ型福祉国家の隘路
     3 新たなセーフティネットとしてのベーシックアセット
     4 日本の福祉政策とベーシックアセット
     5 むすびにかえて

    ◆立法過程研究◆

    ◇居住支援強化等のための生活困窮者自立支援制度及び生活保護制度の見直しについてー「生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律」の立法過程〔石原珠代・金崎由莉子・杉本聡子〕

     1 本稿の目的
     2 検討経過
     3 改正法の概要
     4 国会審議の状況
     5 終わりに
  • 本当のところを教えて!放射線のリスク
    • 日本放射線影響学会
    • 医療科学社
    • ¥1980
    • 2015年01月
    • 取り寄せ
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 本書は、市民と直接対話される自治体職員の方や学校の先生、地域のリーダーとして活動されている方々のために、これらの放射線リスクコミュニケーションに必要なテーマを厳選し、各テーマについて、平易でなおかつ科学性を維持した解説と図説を使ってまとめました。加えて、科学的な情報を伝える上で何が問題であったか、これから何が必要なのかを座談会形式でまとめました。
  • 縮小する日本社会
    • 佐藤洋一郎
    • 勉誠出版
    • ¥3740
    • 2019年10月18日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 人口減少とそれに伴う日本社会の産業や消費の縮小は、地域社会や都市圏に広がっており、日本の国内では生産の現場と担い手が大きく変容している。例えば「里地」が「里山」に、「里山」がもののけ姫の世界である「奥山」になろうとしている。
    社会全体がシュリンクするという、今までにはなかった状況のなかで、獣害、生産人口減少、サプライチェーンの崩壊などが連動して起きる可能性が指摘されている。
    しかし一方で、ビッグデータを用いた国土計画、市民とともに取り組む都市の農業・地域の再生、農産物のブランド化や伝統産品の輸出戦略など、新しい方向性も次々に生まれている。
    本書は社会の転換を、地域社会、地方都市などさまざまな地域と方法論から分析を試み、食の生産のゆくえを見定めるとともに、地域のブランド化・ブランド産品に代表されるような新たな生産のあり方を探り、縮小期において豊かさを享受する方法の提案を行っていく。
    はじめにー縮小と豊かさの萌芽  香坂玲
    序 論 縮小社会と里山  佐藤洋一郎
    座談会 縮小する生産の現場と現代日本社会 佐藤洋一郎・香坂玲・飯田晶子・内山愉太・岸岡智也・神代英昭・徳山美津恵
    第一章 縮小する都市から考える「農」ある豊かな暮らし  飯田晶子
    第二章 人口減少期の国土計画ーストーリーからデータへ  内山愉太
    第三章 縮小する生産現場と獣害  岸岡智也
    第四章 縮小する生産の再生ー伝統野菜から  中村考志
    第五章 農業を起点とするプレイス・ブランディングの可能性ー丹波市のブランド資産とブランド構造に関する検討  徳山美津恵
    第六章 地域資源・産品の知識から考える縮小とその共有化と継承への課題  香坂玲
  • 海の食料資源の科学
    • 佐藤洋一郎/石川智士/黒倉寿
    • 勉誠出版
    • ¥3740
    • 2019年10月18日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.0(3)
  • 最近、海の資源をめぐって世界が騒がしい。
    昨年、2018年は数年ぶりにサンマが豊漁であった。しかし、一転して2019年は記録的な不漁が伝えられている。五、六年前まではサンマは資源に余裕のある種のひとつであった。それが、中国をはじめとするアジア各国でサンマが食べられるようになり、外国漁船が大量に漁獲するために不漁になったと説明されてきた。しかし、昨年、今年とそのような状況が変わったわけではない。
    「サンマは謎の多い魚」というのが最近の説明である。しかし、身近なサンマですら謎が多いとすれば、われわれ日本人は、どの位普段利用している水産資源について知っているのだろうか?また、現在の科学的知識はどの位水産資源の持続的利用に役立つのだろうか?
    海の資源喪失の元凶がいわゆる獲りすぎ(乱獲)にあるという考え方が広く普及している。獲りすぎが資源に悪影響を与えることは確かであろうが、すべての海洋生物の資源減少が獲りすぎであるとするのは、現代科学から見れば常識からずれている。個体数を把握することさえ難しい海の生物を、陸の生物と同じように考えるのは無理があるし、一回の産卵で数千から数万の卵が生まれる種では、産卵場や生育場の環境変動が資源悪化の大きな要因になる。
    本書は、マグロやクジラ、サンマなどの不確実で変動する海の資源を管理するという具体的な問題をテーマに、経済、国際交渉、地域、文化といったさまざまな価値観の中での科学=「不確実性の中の科学」を、日本発の考え方である「つくる漁業(栽培漁業)」の実例とともに考察していく。
    さまざまな海の資源がその生態学的特徴と生まれ育つ環境の変化によって影響を受けることを考えると、本書の「人類は海洋資源を制覇できるか?」という問いは、科学技術の利用によって人類活動が地球全体のシステムまで変えてしまうようになった現代においては、「人類は生き残れるのか?」と裏腹の関係にあるように思える。
    はじめにー生命科学と現代社会
    序論 海の資源の持続的利用を考えるために 石川智士

    [第1部]
    座談会1 不確実性の中での資源保護の将来像と科学のあり方 黒倉寿・石川智士・佐藤洋一郎
    第一章 マグロ資源管理について考える 森下丈二 
    第二章 捕鯨の思想を探るー論争を読み解く 秋道智彌 
    第三章 震災復興とエリアケイパビリティー 黒倉寿 

    [第2部]
    第四章 「つくる漁業」と食料安全保障 石川智士・伏見浩
    第五章 水産物の流通消費と水産資源 八木信行
    第六章 海洋における順応的管理とはなにか? 松田裕之
    座談会2 海と陸の生物資源を考える 梅崎昌裕・横山智・石川智士・佐藤洋一郎
  • 2050年新しい地域社会を創る
    • 生協総合研究所
    • 東信堂
    • ¥1650
    • 2018年09月
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • 安心・安全な私たちの居場所は、「集いの館」。老若男女の絆を育むコミュニティワーク!!
  • T-SQUARE & THE SQUARE Reunion 40th Anniv
    • リットーミュージック
    • ¥3300
    • 2018年12月11日頃
    • 通常3~9日程度で発送
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 5.0(2)
  • 1:■最新ライブ・グラフ
    2:T-SQUARE & THE SQUARE Reunion
    3:2018.11.18 @奈良県橿原文化会館
    4:■現メンバー4人インタビュー
    5:■ソロ・インタビュー&機材
    6:安藤正容/伊東たけし/河野啓三/坂東彗
    7:■リユニオン・メンバー座談会 安藤正容/伊東たけし/河野啓三/坂東彗
    8:■T-SQUARE & THE SQUARE Reunion -1982〜1985-
    9:安藤正容/和泉宏隆/田中豊雪/長谷部徹
    10:■T-SQUARE & THE SQUARE Reunion -1987〜1990-
    11:安藤正容/伊東たけし/則武裕之/須藤満
    12:■T-SQUAREへのお祝いメッセージ
    13:■40年のあゆみ
    14:■過去インタビュー集
    15:安藤正容/伊東たけし/河野啓三/坂東彗
    16:和泉宏隆&河野啓三
    17:則武裕之&坂東彗
    18:田中豊雪&須藤満
  • eラーニング活用ガイド
    • 日本イーラーニングコンソシアム
    • 東京電機大学出版局
    • ¥2090
    • 2007年04月
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.0(3)
  • 『どうもイマイチ効果が上がらない…』と悩む担当者と共に考える“次の一手”。ユーザーの実態資料や本音トークから問題の傾向と本質をあぶり出し、対策と解決へのヒントを得る。
  • 人と「機械」をつなぐデザイン
    • 佐倉統
    • 東京大学出版会
    • ¥3960
    • 2015年02月
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.0(3)
  • いま、そこにある人と「機械」が調和する未来社会の姿。
  • 成長戦略と企業法制 サステナビリティ委員会の実務
    • 武井 一浩/森田 多恵子/安井 桂大
    • 商事法務
    • ¥2860
    • 2022年08月12日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 企業理念(パーパス)に根ざしたサステナビリティ戦略のあり方を探る

    サステナビリティへの取り組みが経営戦略上の重要事項となるなか、さまざまなステークホルダーの視点を取り入れ、議論や検討を行うための委員会を設置する企業が増加している。本書は、すでに取り組みをすすめている企業の先進的かつ多様な事例を紹介。サステナビリティ戦略推進に求められる実務を解説する。
  • 小さなダムの大きな闘い
    • 石木ダム建設絶対反対同盟
    • 花伝社
    • ¥990
    • 2014年03月
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 長崎県東彼杵郡川棚町。半世紀を行くふるさとを守る闘い。脱ダム時代に考えるダム建設の是非。

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