運命の支配か。宿命への挑戦か。アン・ブーリン、マルガリータ・テレサ、イワン雷帝etc.数百年の時を超え、王族たちの生々しい息遣いがここに甦る。『怖い絵』の著者がヨーロッパ王朝の光と影を辿る歴史読み物。
世界に例をみないほど大規模な公害問題、水俣病。その被害者である漁民たちの運動や、患者たちの苦悩・希望を克明に描いた『苦海浄土』は、二十世紀の日本文学を代表する作品であり続けている。小説やノンフィクションといった既存のジャンルにおさまらないこの作品を、作者である石牟礼道子は、現代詩の枠組みを超えた「新しい『詩』」であると言った。『苦海浄土』の言葉と、私たちはいかに向き合うことができるのか?
殺人罪で服役した黒人のアイク。出所後庭師として地道に働き、小さな会社を経営する彼は、ある日警察から息子が殺害されたと告げられる。白人の夫とともに顔を撃ち抜かれたのだ。一向に捜査が進まぬなか、息子たちの墓が差別主義者によって破壊され、アイクは息子の夫の父親で酒浸りのバディ・リーと犯人捜しに乗り出す。息子を拒絶してきた父親2人が真相に近づくにつれ、血と暴力が増してゆきー。アンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞総なめ!MWA賞長篇賞最終候補作!
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『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』を対象期間中にご予約・ご購入いただいたお客様の中から抽選で5名様に“alan直筆サイン入りポスター”をプレゼントいたします。
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「異父兄がプラハに住んでいる」。母の奈緒子が打ち明けた、家族の秘密。母を亡くした28歳の榛名は一人でプラハに旅立った。正体を隠して、兄・聡をガイドに雇った榛名。榛名、奈緒子、そして聡といくつもに視点を変えて描かれる家族の歴史。二人の人生には哀しくも美しいドラマが隠されていた。
平凡な日常を、ときめく日々に変えるヒントの数々。北欧雑貨を楽しみ尽くす、家づくりと暮らしのアイデア。
罪と病という二重の試練を背負った子どもたち。医療少年院で、精神科医として彼らと向かい合う著者が、多くのケースとの関わりを通して、異常な行動の根底にある問題に迫っていく。なぜ、彼らは自らを傷つけ、他人を害さねばならなかったのか。想像もつかない冷酷な犯罪を犯してしまったのか。損なわれた心は回復できるのか。人との絆は取り戻すことができるのか…。だが、そこに浮かび上がるのは、決して特別な子どもたちだけの問題ではないー。圧倒的な事実の重みと、子どもたちの悲しみが胸をつく、臨床現場からの痛切なメッセージである。
どこから来たの?どうやって生きてきたの?わからないことばかりだけど大好きなの。エドワードの正体を知ったベラは心を決めた…。
人の心の奥に住む「悲しさ」を深く、哀切にうたいあげた天才詩人の代表作。
私たちが「この悲しみの世に」あると思うこと以外の認識は、すべて幻想ですー。不倫の愛におちた人妻・節子と年下の青年・善彦は、ある日、自分たちがこれまで別れ別れに生きてきた異父姉弟であると気づく。断ちきれぬ愛の流れのままに節子は男子を出産した。聖地への旅に始まる至高の愛を描く長編小説。
マキシ・アンバービルは、29歳。大富豪アンバービル家のひとり娘で離婚歴が3回ある。最初の夫は若手のアート・ディレクターだった。娘をひとり生んだ。2番目の夫は、オーストラリアの資産家でプレイボーイだった。モンテカルロで知り合い、24時間後には結婚した。6カ月しかもたなかった。3番目の夫は、スコットランドの伯爵だった。広大なヒースの丘に建つ城が新居だった。結婚は2年間続いた。そんな彼女がナゾの事故で死んだ父の復讐に立ち上がった。
カッター・アンバービルは、マキシの亡き父、ザッカリーの弟である。ものごころついた頃から、兄ザッカリーの陰にいた。アンバービル家は、名家であったが、ザッカリーは家計を助けるために苦学し、弟カッターの学費まで出してくれた。雑誌を創刊し、アメリカン・ドリームへと駆け上がっていく兄。そんな兄に対するコンプレックスがカッターの心に暗い翳を落としていく。だが、兄ザッカリーの突然の死が、彼の運命を変えた。ついに自分が表舞台に出るチャンスがきたのだ…。
いま、私達の周囲にはさまざまな形の可能性が我がもの顔をしている。欲望のみ優先させる魔性の可能性に追従するだけでよいのだろうか。大切なのは断念する勇気を持ち心の平安を手にすることではないか?
多発する民族紛争、強まる分離独立運動、憎しみと反目の大地・ソビエトにいま何が起こっているのか。フォト・ジャーナリストの目がとらえた衝撃のルポ。
20世紀最高のチェロ奏者・指揮者カザルス。90年を超えるその生涯で、第1次大戦、スペイン戦争、第2次大戦を体験した彼は、限りなく人間を愛する一方、抑圧者とは決して妥協しない闘う芸術家でもあった。ヴィクトリア女王からケネディ大統領までの、幅広い交遊の記録は、そのまま歴史の証言といえる。