明治・大正の西洋館150余を写真で紹介し、見どころや建築豆知識も掲載。
本書は静岡県の西部遠州地域に散在する歴史の跡や信仰の拠点をたずね歩いた記録です。
風かおる5月、世界の好楽家たちが寄りつどう「プラハの春」音楽祭。チェコ音楽の天才スメタナの連作交響詩『わが祖国』にはじまり、ベートーヴェンの『第9交響曲』で幕をとじる3週間の祭典のあいだ、この街のホールや庭園に楽の音が響きわたる…。ボヘミアの歴史が息づく「百塔の街」を散策しながら、音楽ゆかりの地でしばし足をとめ、中世から現代にいたる千年の文化を語りあかす。ヴィーンと並ぶ「音楽の都」の魅力あふれるガイドブック。
犬だつて散歩する、いはんや人においてをや。広大な知性とユーモアの宇宙を駆けめぐる、ご存じ丸谷氏一流、読む散歩。イギリスの料理はうまくないという日本人の偏見は、漱石に責任がある。明治維新史の謎、高杉晋作の辞世を推測すると…。日本の武士の切腹は、中国式のホラを真に受けての風俗ではなかったか等々、傑作エッセイ31篇を収録。
本書は『宇治拾遺物語』の翻刻である。底本は、古本系統の、伊達本。吉田幸一氏蔵。観瀾閣文庫旧蔵。慶長年間(1596〜1614)以前書写。二巻二冊。『私家版・古典聚英3』(吉田幸一氏編著)の複製。によった。
「ことばは体を表わす」忘れてはいませんかー大切なことば遣い。ことばの作法を説く。
釣りをすることは、風景に身をゆだねることという著者が、先達の釣り人の風景を訪ねて、自らを投影したエッセー集。
重さにしてわずか3ポンドの器官に広がる無限の世界に、人間の全体像を追い求める。
「とてもいいてんきだね。もりへさんぽにいってみよう」おとうさんがいいました。ぼくは、ポケットにキャラメルをもっていきました。もりへいくみちには、きもちのいいかぜがふいていました。
江戸時代の俳人小林一茶は家に執着をもっていた…。王朝・中世・近世各時代の10編の文学作品を通じて、日本人が古来もっている住まいに対する関心や、住居、暮らしの有様を探る3部作。
透徹した目で中世を綴った世捨人兼好法師の住居感は…。王朝・中世・近世各時代の10編の文学作品を通じて、日本人が古来もっている住まいに対する関心や、住去、暮らしの有様を探る3部作。
紫式部が雅びの時代の人々に恋を語らせた場所は…。王朝・中世・近世各時代の10編の文学作品を通じて、日本人が古来もっている住まいに対する関心や、住居、暮らしの有様を探る3部作。