子どもを育てられなくなった親たち。誰が「家族」を壊しているのか?年間10万件を突破し、今なお児童虐待は増え続けている。困窮の中で孤立した家族が営む、救いのない生活。そこで失われていく幼い命を、なぜ私たちの社会は救うことができないのか?数々の児童虐待事件を取材した著者が、その背景にある日本社会の家族規範の変容を追いながら、悲劇を防ぐ手だてを模索する。
「何かとてつもないこと」が起きているー社会のめまぐるしい変化を前に、多くの人がそう実感している。だが、飛躍的な変化が不連続に高速で起きると、理解が追いつかず、現実に打ちのめされた気分にもなる。何より私たちは、スマホ登場以来、ツイートしたり写真を撮ったりに忙しく、「考える」時間すら失っている。そう、いまこそ「思考のための一時停止」が必要だ。「平均的で普通な」人生を送ることが難しくなった「今」という時代を、どう解釈したらいいのか?変化によるダメージを最小限に抑え、革新的技術に対応するにはどうしたらいいのか?常識が崩壊する社会を生き延びるヒントを教えてくれる全米大ベストセラー。ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー第1位、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が選ぶ「いま読むべき本」。
オーディン社のAI(人工知能)テーマパークを楽しんでいたジオたち。森の中の光に誘われて、一般人は立ち入り禁止のエリアに閉じ込められてしまう。そこで出合ったのは、怪しい人工知能ロボットのマキナ!ここから出るためには、マキナとの対決に勝たなければならないと言うのだが…。はたしてジオたちは無事に脱出できるのだろうか?
覚えておいてほしい。私たちはどこからでもスタートできる。社会に出たくない人も、今、人生に迷っている人もー。不登校の若者たちが体当たりで取材した20名の大先輩たち!
人工知能に掌握されたバーチャルシティに閉じ込められたジオ、ミナ、ジュノ!そこで行方不明の天才少年ユジンと偶然に出会って、一緒に大脱出作戦を決行するが…。高度に進化した人工知能ロボットの目をかいくぐり、バーチャルシティにとらわれた人たちを救うことができるのか?サバイバルシリーズ10周年。
「どこかでお会いしましたっけ?」。そして気づく。少女の目は、左右で色がちがっている。右の虹彩は黒色だが、左の虹彩は赤色。オッドアイ。「もうわすれたの?きみが私を殺したんじゃないか」(表題作より)-切なく妖しい夢の異空間へと誘う、異色“ひとり”アンソロジー。
死ぬ時は、誰もが一人。日本では、孤立状態1000万人、年間孤独死3万人。救済の手立てはあるのか?気鋭のノンフィクションライターが、知られざる最後の“後始末”の実態に迫る。
若き頃ボクシングで頂点を目指した広岡と3人の仲間は、才能溢れる青年ボクサー、翔吾と出会う。広岡たちは翔吾の世界チャンプの夢を共に追い始め…。自らが得たものを次の世代へ手渡せるのか。どう生きて、そしてどう死ぬかを壮大に描く傑作小説。文庫版あとがきを収録。
ネット上で海外発の情報に接する機会が増えた昨今、英語を読む力の重要性はますます高まっている。本書では、ニュース記事や論文、SNS、小説など、幅広いタイプの英文の読み方を指南。論理的な読み解きのセオリーを解説する。独学者にとって宝の山である各種サイトの活用法や、ネイティブでも間違えやすい表現など、「さらに上」を目指す人へのガイドも満載。巻末に、重要語彙・文法が身につく60の厳選例文を収録。
対象aは黄金数であるーラカン晩年の言葉を手懸りに辿る、その生の軌跡と精神分析の本質。フロイトーラカン思想の根源に鮮やかに迫る。
十二年前の月の夜、源博雅に芍薬の枝を差しだし去って行った謎の姫…安倍晴明は人の心にすまう鬼をいかにおさめるのか。
本当の「自己実現」を生む人間主義経営とはなにか。
この男は人殺しです-。仮釈放となった中道隆太を待ち受けていた悪意に満ちた中傷ビラ。いったい誰が何の目的で?孤独な犯人探しを始めた隆太の前に立ちはだかる“障壁”とは?“罪と罰”を問うサスペンス巨編。
「ママ、教えてくれてありがとう。僕、絶対に死なないから、がんばるから大丈夫」-絶望的ながん(横紋筋肉腫)を告知する母と、それを真っ正面から受け止め、精一杯生き抜いた6歳の子。運命と呼ぶにはあまりにも壮絶な親子の闘病記。
ジョージ・ソロスと二人でクォンタム・ファンドを立ちあげたウォール街の伝説の投資家が、バイクで世界六大陸を旅する大冒険!投資のチャンスはどこにあるのか。中国、ロシアからアフリカ、オーストラリア、中南米まで、世界各国を走りながら、鋭い視点と洞察力で分析する。
経済学の考え方をマスターすることは、現実を理解するための最短ルート。下巻では、公共経済、金融、国際経済などのトピックを取り上げ、経済学の発想で現実の問題をどのように捉えるべきかを解説。コラム、用語解説を読めば、経済学がより深く理解できる。ニュースのどこが重要なのかがわかる経済センスが身につく。
人間主義の光は中東へ!世界に架ける“平和と友情の橋”、民衆の大地に響く“蘇生の凱歌”。