15年振りに、完訳版として再登場!最も重要なことを実現する実行の原則。
『「PrePoMax」ではじめる実践構造解析[三訂版]』は、フリーで使える構造解析ツール「PrePoMax」を、実務に役立つ形で解説した入門実用書です。PrePoMaxは、オープンCAEで高い評価を受ける「CalculiX」をソルバーに組み込み、Windows専用ツールとして使いやすいGUIを実現したソフトです。解析機能や計算性能だけでなく、操作性の面でも注目されており、2016年の初期版から進化を重ね、本書では2025年10月時点のVer.2.4.0をもとに解説しています。
CAEや構造解析に関心はあっても、従来のオープンソースCAEは「高機能だが扱いづらい」と感じる読者が少なくありません。本書は、そうしたハードルを下げることを重視し、難解な理論説明を前面に出すのではなく、“実践的な解析ツールとしてどう使うか”に重点を置いて構成されています。構造解析の理論を深く学ぶ専門書というより、実際に手を動かしながら解析を進めたい読者に向けた、導入と活用の橋渡しとなる一冊です。
内容は、導入手順から始まり、基本的な構造解析の流れを段階的に学べる実践型の構成です。第1章ではPrePoMaxの概要、関連情報、導入準備、インストールと動作確認を扱い、第2章では基本となる構造解析例題を通して、形状モデル、メッシュ、材料や条件の設定、解析結果の確認までを追います。さらに第3章以降では、複数の解析事例、線形座屈解析、接触解析、複数部品を扱うアセンブリモデル、精度向上や形状変化に対応するメッシュ更新まで踏み込み、実務や研究で応用しやすい内容になっています。
また、PrePoMax自体も、さまざまな3D-CADファイル形式への対応、自動メッシュ作成、形状やメッシュに基づく柔軟な境界条件設定、履歴グラフや3次元表示による結果可視化など、フリーソフトとは思えない高い実用性を備えています。本書は、そうしたソフトの強みを読者が無理なく引き出せるよう、丁寧に手順化している点が大きな魅力です。商用CAEまでは導入しにくいが、本格的な解析環境に触れたい読者にとって、有力な選択肢となります。
著者は、建設系・機械系を含む幅広いものづくり分野で構造解析、破壊解析、流体解析、連成解析を研究し、オープンCAEの普及活動も進めてきた柴田良一氏。オープンCAE学会理事・前会長でもあり、研究・教育・普及の各面に通じた立場から執筆されています。信頼できる著者が、実用重視でまとめた“現状ほぼ唯一のPrePoMax解説書”として、大学・高専・研究室・設計現場はもちろん、理工系専門書棚でも訴求力のある一冊です。
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日中戦争に関しては、その終焉から五十年を経て、新事実の発掘や新視角からの研究の深化が今日も続いている。しかし、太平洋戦争については、批判・擁護いずれの立場をとるにせよ、その位置づけが明らかになりつつあるが、日中戦争の全体像への言及は、いまだに十分とはいえない。本書は、勃発の原因、収拾の失敗、太平洋戦争への拡大過程、敗戦に至る状況などを克明にたどる、旧版『日中戦争』の全面改稿版である。
創始者ジェンドリンが臨床場面でどのようにフォーカシングを使っているかを詳細に描いた上巻に続き、本書では、さまざまな心理療法に通底しそれらを統合するかなめとしての「フォーカシング」の可能性を探っていく。フォーカシングでは、クライエントの心の中で起きている体験過程を一番確かな現実として何よりも優先する。クライエントと彼のフェルトセンスの相互作用から体験的一歩が生じ、その体験的一歩こそが治療を飛躍的に進めていく。そうした治療関係を生み出す支えとしてのセラピストとクライエントの相互作用のあり方を真摯に求める本書は、著者の豊かな知恵の宝庫であるとともに、臨床場面でのフォーカシングの確かな位置づけを示すものとなっている。
1979年にホメイニー師を中心とした革命で発足したイラン・イスラーム共和国。
シーア派の理論に基づいた体制を敷き、中東でも反アメリカ、反イスラエルの急先鋒として存在感を示す。
国際的に孤立しようとも核開発を進めて独自の道を歩むが、ここに至るには東西冷戦や中東での覇権争いなど複雑な歴史があった。
本書は革命以後の軌跡を政治・経済・社会の側面から迫る。混迷する国際情勢の中、イランはどこへ向かうのか。
●佐橋 亮(国際政治学者・東京大学教授)
私たちはつい「欧米」目線でイランをみてしまうが、人々が何を選択し、葛藤してきたのか、本書が描く見取り図は説得的だ。イランを更に知りたくなる記述に溢れている。
●小熊英二(歴史社会学者・慶應義塾大学教授)
「法治」国家の内在的論理と行動を、国家上層部から民衆レベルまでカバーして記述する。現地語を駆使した地域研究の面目躍如。
●酒井啓子(国際政治学者・千葉大学特任教授)
20世紀から現在までのイランを国内動向から詳細に論じ、解きほぐす好著。
●村上拓哉(中東戦略研究所代表)
歴史的記述のバランスの良さ、宗教面、社会面での分析で筆者の技が光る。現在のイラン情勢を俯瞰して見通すための最良の書。
■書評掲載■
・読売新聞 2026年1月25日/佐橋亮(国際政治学者・東京大教授)
・共同通信 2025年12月2日
・赤旗 2025年12月14日
・「新書大賞2026」『中央公論』3月号/小熊英二(歴史社会学者・慶應義塾大学教授)
・産経新聞 2026年4月5日/村上拓哉(中東戦略研究所代表)
・朝日新聞 2026年4月18日/酒井啓子(国際政治学者・千葉大学特任教授)
遠いとおい大昔、およそ一億六千万年にもわたってたくさんの恐竜たちが生きていた時代ー。かれらはそのころ、なにを食べ、どんなくらしをし、どのように子を育て、たたかいながら…長い世紀を生きのびたのでしょう。恐竜なんでも博士・たかしよいち先生が、新発見のデータをもとに痛快にえがく「なぞとき恐竜大行進」シリーズが、新版になって、ゾクゾク登場!!
律令制成立期から南北朝期までの政治史を描き、日本特有の権力構造を鮮やかに解明する。概括となる新章を加え、索引を付した決定版。
健康診断や人間ドック、医療機関で受ける検査の目的、基準値、関連する病気がひと目でわかる、「検査の本」の決定版。
種々の検査の内容・基準値・結果の受け止め方などを、専門の医師が簡潔に解説しました。
検査結果を最大限に有効に生かして健康を維持していくために役立つ知識をお伝えします。
1 健康診断の受け方と結果の生かし方
❶ 正しい検査の受け方・検査値の見方
❷ 健康診断のねらいと結果の受け止め方
2 各検査の新知識
検査を受ける前に
検査の種類
血液検査・尿検査でわかること
❶ 身体計測
❷ 血圧測定
❸ 血液生化学検査
❹ 血球検査
❺ 血栓・止血検査
❻ 炎症マーカー・免疫学的検査
❼ 輸血・血液型検査
❽ 腫瘍マーカー検査(がんの検査)
❾ 感染症検査
❿ 尿検査
⓫ 便検査
⓬ 妊娠に関する検査
⓭ 病理検査
⓮ その他の検体検査
⓯ 生理機能検査
⓰ 眼科・耳鼻科の検査
⓱ 画像診断(X線・超音波・内視鏡・核医学)
⓲ 遺伝子関連検査、染色体検査
3 おもな病気と検査
❶ 脳・神経・筋の病気
❷ 目の病気
❸ 耳の病気
❹ 鼻・のどの病気
❺ 心臓・血管の病気
❻ 気道・呼吸器の病気
❼ 食道・胃・腸の病気
❽ 肝臓・胆道の病気/膵臓の病気
❾ 腎臓・泌尿器・男性性器の病気
❿ 血液の病気 253
⓫ 内分泌の病気(脳下垂体、甲状腺、副腎の病気など)
⓬ 代謝異常による病気
⓭ 免疫異常による病気(膠原病など)
⓮ 骨・関節・筋肉の病気
⓯ 性感染症
⓰ 女性の病気
おもな検査の基準値一覧
さくいん
〈十一代目仁左衛門から六代目歌右衛門まで、昭和の歌舞伎を彩った名優たちの魅力にせまる〉
〈華やかな舞台は、名優たちの人知れぬ苦難と努力から生まれた〉
昭和という時代を彩り、伝説となっている歌舞伎の名優たち。ところが現在ではその伝説だけが一人歩きして、実際はどういう人物で、どのように修養を積んできたのかを知る人は多くありません。歌舞伎を愛し、研究を続ける著者が、さまざまな資料から、また実際に観た印象から、数多くのエピソードを交えながら名優たちの実像にせまります。十一代目片岡仁左衛門から、六代目中村歌右衛門まで、三十一人の昭和の歌舞伎の名優列伝です。
戊辰戦争に勝利することによって薩長討幕派は明治政権の主体となりえた。だが幕藩制国家にかわる統一国家の構想は討幕派だけがもっていたのではない。徳川慶喜、榎本武揚、河井継之助、そして会津、庄内および奥羽越列藩同盟も自ら描いた国家像があった。彼らは「朝敵」とされながらも何故に、何を求めて戦い、敗北したのか。敗者に負わされたマイナスの遺産はなにか。敗者の側に分析の視座を置いて戊辰戦争に新たな照明をあてる。
料理の素材を引き立て、味付けの決め手となる調味料。古くから用いられてきた発酵調味料の醤油・味噌・酢は、日本の食卓に欠かせないばかりか、海外での需要も年々高まっている。本書は、発酵学の第一人者がこれら三大調味料の製造工程や成分をわかりやすく解説。我が国の食文化に根ざした歴史や魅力を述べる。さらには、近年の科学的知見をふまえ、血圧上昇や肥満の抑制、発ガン予防などの驚くべき効能も紹介する。
「現場で使える知識」「トラブル対応の視点」「成功・失敗事例の背景」。この3点にこだわって構成されています。
外国人材の採用はすでに多くの中小企業にとって“現実的な選択肢”となっています。一方で、企業の最前線で支援を行うべき社労士や行政書士、税理士といった専門職が、制度等の複雑さなどから、相談業務等に一歩を踏み出せないケースも見受けられます。
本書は、実際にどんな書類で、どのタイミングで、どんな伝え方で対応すべきなのか。その「現場のリアル」と「士業としての立場の整理」を実践している社労士が執筆。提案書の一部として、また企業との面談時の参考資料として、活用できます。
第1章 外国人採用の基礎知識(制度・在留資格などの全体像)
PART 1 外国人採用が注目される社会的背景
PART 2 外国人採用の主要な制度の全体像
PART 3 在留資格の種類と就労可能な範囲
PART 4 在留カードとパスポートの確認ポイント
PART 5 外国人雇用に関する届出・企業の義務・士業の関与ポイント
第2章 採用・雇用に関する実務と手続きの流れ
PART 1 外国人採用計画の立て方と求人の出し方
PART 2 外国人採用の基礎ー面接時の確認事項と適性判断のポイント
PART 3 雇用条件書・特定技能雇用契約書の作成実務
PART 4 在留資格の取得・変更・更新の実務フロー
PART 5 入社対応と定着支援を見据えた導入ステップ
第3章 労務管理とトラブル対応(文化・言語の違いを踏まえた実務)
PART 1 外国人社員とのコミュニケーションの工夫
PART 2 労働時間・残業・休暇管理における注意点
PART 3 社会保険・労働保険の適用と実務ポイント
PART 4 よくあるトラブル事例と士業の対応策
PART 5 退職・契約終了時の在留資格と手続きの留意点
第4章 成功事例・失敗事例と、士業としての対応力
PART 1 成功事例1 現場リーダーを巻き込んだ定着支援
PART 2 成功事例2 生活支援を含めたトータルフォロー
PART 3 失敗事例1 価値観のズレによる早期離職
PART 4 失敗事例2 制度誤認による就労リスク発生
PART 5 成功支援に共通する要素と士業としての価値
第5章 法改正と、ビジネスチャンス
PART 1 2026 年以降の入管法・労働法の動向と解釈
PART 2 技能実習制度の見直しと「育成就労」制度の概要
PART 3 特定技能制度の進化と士業の関与機会
PART 4 外国人雇用支援を商品化する戦略と仕組み
PART 5 地方中小企業における外国人雇用のニーズと展望
第6章 支援の“仕組み化”と、士業としてのブランド戦略
PART 1 外国人雇用支援の全体像を再定義する
PART 2 相談→提案→実務の“支援導線”を設計する
PART 3 支援メニューを商品としてパッケージ化する
PART 4 情報発信と信頼構築のブランディング戦略
PART 5 連携とネットワークで全国展開を視野に入れる
モノノケは、古代・中世において、正体不明の死霊を指した。病気や死をもたらす恐ろしい存在で、貴族たちを悩ませた。近世に入ると幽霊や妖怪と混同され、怪談や図案入りの玩具などで親しまれるようになる。近代以降、根拠がないものとして否定されつつも、怪異は根強い人気を博し人びとの興味をひきつけてやまない。本書は、モノノケの系譜をたどりながら、日本人の死生観、霊魂観に迫る
クラウドに特化したデータベースの入門書。クラウドに移行してデータベースは何が変わって何が変わらないのか。クラウドネイティブな若手エンジニアはなぜデータベースの負荷テストが必要かを理解できず、一方オンプレ育ちのエンジニアはクラウドに移行して何をしなくてよくなったのかがよく分からないといった現実がある。そんな両者をつなぎ、どちらの立場でも読めるクラウド時代のデータベースの新・再入門書が本書である。DevOpsが当たり前、生成AIが開発現場で利用される時代、データベース開発・運用の常識も変化し続けている。具体的なDBサービスに触れながら、RDB、ベクトルDB、NoSQL、NewSQL、DWHなどについてクラウド時代ならではのユースケースや開発・運用のポイントを解説するとともに、DBRE(データベース信頼性エンジニアリング)といった新領域についても実例を基に詳しく紹介する。重要顧客との関係をさらに進化させれば、日本企業はますます飛躍できるはずです。
はじめに
クラウドとAIで変わる新たなデータベース基盤
第1章 リレーショナルデータベース
1-1 クラウドで独自の進化、多様な選択が可能に
1-2 データベース開発、クラウドとAI活用で生産性向上
1-3 ベクトルDBとして使えるRDB、ベクトル検索とRAGへの応用
1-4 データベース運用、クラウドで大幅な自動化
第2章 データウエアハウス
2-1 初期コスト抑え構築ハードル下げる、クラウドの弾力性で身近に
2-2 データプラットフォームとして進化、変わるDWH の構築・運用
第3章 NoSQL
3-1 RDBの弱点を克服、高頻度更新トランザクションに対応
3-2 NoSQLとDWHを組み合わせる、多様な用途に利用する「CQRS」
3-3 NoSQLと相性の良いマイクロサービスアーキテクチャー
3-4 関係性を基にデータ活用、グラフデータベース
第4章 NewSQL
4-1 RDBとNoSQLの長所を融合、次世代データベースNewSQL
4-2 NewSQLを用いて実践、大規模アプリにおける設計と運用
第5章 データベース信頼性エンジニアリング(DBRE)
5-1 高い開発生産性を実現するプラクティスの基礎知識
5-2 DBRE エンジニアが高速開発に果たす主な責任と役割
5-3 DBRE エンジニアになるには、実例を踏まえたDBRE 実践方法
あとがき
家の中や外で転倒することが増えた。運転免許をついに返納したーー。85歳という新たな区切りを超えた作家は老いとどう向き合っているのか。優先席との微妙な関係、年齢への違和感、進まない整理整頓、しゃがむことの困難、病気との付き合い方、硬貨や薬が転がり落ちること。同じ出来事でも、70歳代のころとは見え方が変わっている。「老人独特の忙しさ」の中、残された時間に思いをはせながら描く老いの日常。