山中で感電死したのは八木清春か小早川頼尊なのか?他人の生死を透視する能力を持つ喜連川真純は、清春の真実を知るために自分の能力を利用、清春の最後の瞬間を見るー。感電死したのはやはり頼尊だった。滅んでいく肉体から抜け出た彼の魂は、気を失っている清春の肉体に迷い込んでしまう。そして清春少年の脳の中で二人は精神を交流させ、無言のうちに互いのことをを理解し合う。初めて頼尊の全ての想いが清春の心に流れ込み…。
人びとは天空になにを見てきたのか…。霊魂の道、虹蛇など、「銀河」と「虹」の神話・伝承・信仰を全世界的視野から集大成。大林民族学の代表作、書き下ろしで堂々完成。
日本人が知らない国、南アフリカ共和国にはこのように豊かな歴史があった!元大使が自らの体験を織りまぜてやさしく興味深く語る。
今日まで25五年かかったー。長野の農家に嫁いだ郁子は、結婚間もないころから抱いていた決意を実行した。行き先は、再会した初恋の男の住む東京。ボケの始まった義父、老かいな義母、裏切りを犯した夫、そして深い問題をかかえ始めた息子と娘たちとの決別から始まる四十五歳の郁子の闘い!大家族を舞台に、女の新しい幸福の答えを出す傑作長篇。
たった2部屋の狭いアパートだけど、ふたりだけの生活をはじめた俺、仰木瞳也と恋人の柘植麻人。だけど、根っからのヒモ体質(?)らしい柘植はなんど勤め先を替えてもすぐにやめてしまう。そのくせ贅沢癖が抜けないどころか、自覚すらない柘植に呆れながらも、それでも俺の好きな気持ちはかわらなかった。だけど、バーテンの仕事をはじめたはずの柘植が実はホストに転職していたのを知って、ついにブチギレた俺に柘植は…!不器用なふたりのハートフル・ストーリー。
私の宇宙から光の珠が輝き出す。七色の言葉が紡き出す虹色の生命。注目の新人・紅衣佐保の処女詩集。
伊達安芸は兵部の専横を幕府に訴え、原田甲斐は兵部と酒井忠清の伊達家分割の念書を老中に突きつけた。追いつめられた酒井忠清は、公儀裁決を口実に伊達家重臣団の皆殺しを図る。伊達家の命運を担った刺客虎之助は主君の盾となり、壮絶な戦いを展開する。虹のように儚い権力をめぐり、刺客が走るー。
戦後の廃墟に彗星の如くデビューし、虹のようなホームランを放って、復活早々のプロ野球を隆盛にみちびく牽引車になった“青バット”の男。知将・三原脩監督のもとで、豊田・中西・稲尾ら若獅子たちを率いて西鉄ライオンズの黄金期を築いた男ー大下弘。不世出の天才打者の破天荒な生涯をプロ野球復興史と重ねて描く。
子どもたちの中に自分を見る母としてのアン。アンの夢や希望は今、次世代へと繰り返されて。
言葉が浮遊し、すべて駆け足にながれ去ってゆきそうな今の時代の状況に、かすかながらも抵抗したいと、表現をつづけてきた著者の第七歌集。『野菜涅槃図』作成のころから平成九年までの作品を収めた。
謀略と盛衰、悲恋と冒険…中国歴史ロマンの粋!人気作家競演!七色の光彩を放つ珠玉アンソロジー。
1982年から2000年までの全版画作品438点をオールカラーで収録した待望のカタログレゾネ!!靉嘔オリジナル版画「虹・虹」添付。
絶体絶命!!暴走するサイコ列車に乗せられた一行に課せられた、シリーズ最大の試練。奔放なイマジネーションで紡ぐ濃密な物語世界。