大阪在住の「タク」ことお父さんは74歳、暮らしぶりが気になる娘一家は遠い神奈川。シルバーパソコン教室の指導者もやっている。お父さんを中心に始めたメール交換が父・母・娘プラス孫娘、一家の絆を深める。Eメールによる家族の往復書簡。
“バルト海の真珠”と呼ばれた楽園・メーアシャウム王国に戦火が忍び寄る。美しく勇敢な王女レティシア、パイロットを夢みる少年ティム、謎の風来坊ミッキィの三人が、王国の命運と自らの誇りを懸け、侵略者に挑む!大空を舞台に、愛と勇気の騎士が戦う。「物語の王道」と言える超絶品痛快冒険ロマンがはじまる。
「もうすぐね…天界の行く末を左右する一大決戦が始まるのは!」そう、すべての仙術を会得したこのあたしが、叛乱軍なんてギッタギタのコテンパンにしてあげるんだから!そう心に誓う少女の名は緑雨。天界は崑崙に暮らす半人前の仙女だ。平和だった天界に、突然わき起こった大叛乱。お師匠の九天玄女のいいつけを破って戦場に赴いた緑雨だったが、そこに待っていたのは数々の失敗とお師匠の鉄拳制裁。おまけにお供の神獣たちには同情されるやら冷笑されるやら。ああ、こんな調子で緑雨はりっぱな仙女になれるのか?無茶無謀無鉄砲の三拍子揃った新ヒロイン、緑雨の長い旅路が始まった!無謀系中華神仙ファンタジーここに登場。
作家花村の実にいい加減なアドバイスを守って旅に出た僕。北へ南へ、さあ明日はどこへ…。独り旅にも慣れて楽しむ僕が見つけたものは…。“神宿る風景”を素描し“私小説”を擬態した逸品揃いの短編集。
プロローグ 朝陽路(チャオヤン)を東に歩みつつ
第1部 中国への道
いくつもの出会いから
儒教国での伝道には
若き横田美穂の選択
第2部 スラムに女学校を
旱(かん)害の子どもたちを
読み書きと手技(わざ)の女学校
呉芝蘭(ウーチラン)=暗門子(アンメンズ)から牧師の妻へ
妻と夫(せ),別れ住みて
美穂,中国の土に
第3部 志を継いだ女性
〈泥亀〉の〈月〉への求婚
小泉郁子の決意
盧溝橋(ルウゴウチャオ)の銃声から
軍部と外務省のはざまで
3つの民族の少女たち
社会主義に赴いた少女たち
第4部 天橋(テイエンチャオ)のセッツルメント
北京=もうひとつの巨大スラム
愛隣館の日々
北京から追われて
エピローグ 桜美しき学林にて
あとがき
何気ない瞬間にふと蘇る、心の砂浜に置き忘れられたままでいる小さな記憶の数々。思い出すのは、あの頃の風景ですか?憶えているのは、あの人の笑顔ですか?ノスタルジックでメランコリックな短編集。表題作「虹の向こう」他6編を収録。
沖縄戦で不朽の電文を残した海軍司令官大田中将遺児アキコ。戦後、ニュージーランドに嫁ぎ、友好と平和にかけた波乱と感動の生涯。
剣の師匠であり、今や囚われの元将軍バルモー・ハルディエを脱獄させたとの濡れ衣を着せられ、お尋ね者となったウルファ。都じゅうに厳重な警備がしかれる中、バルモーをさらった謎の黒い犬を必死に追っていた。一方、身柄を拘束されかけたアルダ・ココとヨールは、カートラムに救われて宮殿に留めおかれるが…。彼らの頭上に渦巻く黒い闇は晴れるのか!?王宮編、クライマックスへー。
主君に仕えてただの一度も召し出されたことなく立ち腐れていくような引退お庭番。なんのための修行、忠誠の対象すら失いかけた最後の武士が、井伊大老の首級を奪い返し、天下に躍り出す。生まれるのが遅すぎたと嘆く前に、刀と槍の錆を落とし、弓を張り、滔々たる時代の潮流と近代兵器に立ち向かう。新選組の「影」として歴史の荒波の中に消えていった四人の生きようこそ、屈することを最後まで拒否した永遠の青春の狩人である。彼らにとって武士道とは死にざまではなく、生き方を探す道であった。