会議は、個人と組織の成長を促すツールです。そのツールをうまく活用すれば、さまざまな「効果」と「気づき」が得られます。会議への「不満」と「疑問」が、一気に解決します!明日から会議が楽しくなる本。
「7人に1人が外国人」の町が日本に出現!他人事ではない国際化、多言語化とどう向き合うべきか?言語学の視点からQ&A形式でわかりやすく解説した言語政策ハンドブックの決定版。日本語教師、国際ボランティアを目指すあなたにも。
言語の抽象的な記号体系と連続的に変化する音声信号との関係に焦点をあて、人間同士のコミュニケーションの根本問題を探究する。初学者に配慮しながら言語と音声の基本的な性質を丁寧に解説すると同時に、音素ではなくシラブルを発話の音声構成の最小単位とする著者独自の理論C/Dモデルを導入していく。
長年の積み上げがある課題を追究するとき全体像をつかむには時間がかかる。本書ではレキシコン研究のホットな課題、最新の成果を著すと同時に各論文で展望も述べており、読者がそのテーマで研究を始める際の一助となるよう努めた。
第1章 分散形態論と日本語の他動性交替
大関洋平
第2章 コト節をとる難易述語とコントロールについて
王丹丹・竹沢幸一
第3章 「ない」イディオムと語彙化:
現象優先主義の試み
西山國雄
第4章 フレーム意味論とforce dynamics:
wipeに基づく結果構文の場合
岩田彩志
第5章 サイズ修飾の形態特性
渡辺明
第6章 補助動詞構文におけるV2の文法化:
脱範疇化と融合
岸本秀樹
第7章 上甑島瀬上方言における歯茎濁音系と歯茎鼻音系との対立:
娘言語の心的辞書に残る祖語の音素対立
黒木邦彦
第8章 名古屋方言疑問文の音調とピッチ変更
田中真一
第9章 分散形態論による日本語オノマトペの分析
漆原朗子
好評のシリーズ第4巻。前半は文法を、後半では発話現象を取り扱う。Be動詞の過剰生成/英語非対格動詞の過剰受動化/日本語の主節現象/中国人日本語学習者の転移/日本留学前後の話す力/L2英語とL3ドイツ語/L3スペイン語
第1章
Be動詞の過剰生成と時制の獲得
遊佐典昭・大滝宏一
第2章
日本語母語話者による英語非対格動詞の過剰受動化現象に関する考察
白畑知彦・近藤隆子・小川睦美・須田孝司・横田秀樹・大瀧綾乃
第3章
日本語の主節現象に関する第二言語習得研究
木津弥佳
第4章 目的語省略文にみる中国人日本語学習者のL1転移と逆行転移
ー省略の有無と有生性が転移にどのように影響するのかー
澤崎宏一・張イン
第5章 日本留学前後に見られる日本語を話す力の発達
ープロフィシェンシー(言語運用能力)と流暢性ー
岩崎典子
第6章 日本語母語話者によるL2英語とL3ドイツ語の音声習得
ー語末閉鎖子音の発音についてー
安田麗・上田功
第7章 第三言語における発音されない項の獲得
ー日本人スペイン語学習者のL3文法を例にー
宮本陽一・山田一美
「あの人の話はおもしろい」「あの人と話すと楽しい」と思われる話し方。頑張らなくても会話上手になれる幸せメソッド77。
ことばの意味は文そのものに宿るのか?それとも文脈に抱かれた発話行為から産まれるのか?分析哲学界・言語哲学界を二分してきた大論争に終止符を打つ気迫の力作。
ワインバーグは40年以上にもわたりソフトウェア業界で活躍し、執筆した論文は400を超え、40冊以上の著作がある。本書では、初めて文章術を披露する。ことばや表現、ネタをどうやって集め、構成するのか?そうしたことをひとつずつ積み上げながら、壁を作り上げるように文章を組み立てる方法ー自然石構築法を、具体例や多数の挿話、うんちく話をまじえながら、いつもながらの楽しい語り口で説明する。本書では失敗談や執筆時の1日の過ごし方など、ワインバーグの知られざる一面も垣間見られる。40以上の演習問題で、文章を書くときに役立つ心構えも教える。
大好評につき、重版出来!!!
『ちいかわ』初のクロスワードパズルが登場!
小学生から大人まで、クイズとパズルで2倍楽しい一冊です。
初級編、中級編、上級編と3段階に分かれていて、
初級編ではキャラクターたちの「名前」を答える問題も!
ほか、漢字、算数、英単語、地理・歴史、連想するワードなど、
さまざまな問題を収録。
解いてつなげて…..!
すべての問題を解いてキーワードをつなげると、
“あのシーンのあの言葉”が導き出される……!
あなたもちいかわたちと一緒に、
全問クリアを目指してチャレンジしてみましょう!
第1部 会話コミュニケーション分析の基礎
第1章 話し言葉から会話へ:順番交替
【A:理 論 編】
A-1 話し言葉と会話
A-2 順番交替
A-3 発話の後続部分に関する予測
【B:分 析 編】
B-1 実験方法
B-2 刺激文の分析:係り先未定文節数の変化と文節の種類
B-3 予測結果の全般的傾向
B-4 予測内容の分析
第2章 会話の見方:連鎖分析
【A:理 論 編】
A-1 連鎖分析
A-2 言語行為論と隣接ペア
A-3 挿入連鎖
A-4 誤解の修復
A-5 応答における選好性
【B:分 析 編】
B-1 言語の評価的次元
B-2 評価連鎖
B-3 遡及的連鎖
B-4 評価連鎖の事例
B-5 評価連鎖からの発展
第3章 話し手と聞き手の相互関係:基盤化
【A:理 論 編】
A-1 基 盤 化
A-2 コミュニケーションの階層性
A-3 対面コミュニケーションの特徴
A-4 日本語会話におけるあいづち
【B:分 析 編】
B-1 典型的なあいづちとしての継続子
B-2 感情表出系感動詞
B-3 ターン内位置とタイミング
B-4 聞き手反応を誘発するターンデザイン
B-5 あいづちの連鎖上の生起位置
第2部 理論的拡張
第4章 マルチモダリティ:発話と非言語行動の共起
【A:理 論 編】
A-1 ノンバーバルコミュニケーションからマルチモーダルインタラクションへ
A-2 会話における話し手と聞き手の視線
A-3 発話に共起する非言語行動の記述
【B:分 析 編】
B-1 ポスター会話の特徴
B-2 話し手の言語的単位を中心とした分析
B-3 話し手発話抜きの分析
第5章 多人数会話と参与構造
【A:理 論 編】
A-1 多人数会話とターン割り当て
A-2 聞き手の参与役割
A-3 視線によるアドレス
A-4 二者間バイアス
【B:分 析 編】
B-1 データの特徴
B-2 次話者決定に関わる言語的リソース
B-3 言語的リソースと共有知識
第3部 複雑な社会的・認知的環境への対処
第6章 成員カテゴリー:参与者の会話内での社会的属性 99
【A:理 論 編】
A-1 順番交替システムと隣接ペアの関係
A-2 成員カテゴリー化装置
A-3 成員カテゴリー化装置と会話:「何者として」
A-4 成員カテゴリー化装置と言語行為論:カテゴリー付随活動
A-5 成員カテゴリー化装置と参与役割
【B:分 析 編】
B-1 分析データ:起業コンサルティング
B-2 「応募者」-「助言者」というカテゴリー対
B-3 成員カテゴリー化装置の多重性
B-4 カテゴリーを支えるカテゴリー
第7章 関与配分:会話を取り巻く活動
【A:理 論 編】
A-1 日常生活環境に埋め込まれた会話
A-2 狭義/広義の相互行為
A-3 関与と関与配分
【B:分 析 編】
B-1 対象場面
B-2 事例1:被験者リスト確認
B-3 事例2:キャリブレーション順序
B-4 ま と め
仕事・恋愛・人間関係にスグ効く。初対面で相手の心をつかむ。人の心を打ち、ホッとさせる。
1980年代、ロシア文学を専攻していた著者は、ソ連ではなく米国へ飛んだ。
ハーバード大で古代教会スラヴ語を習得し、街角でポーランド移民と交流。
多様な文化を内包する「サラダボール」の国で得た体験と考察をユーモラスに綴る、ヌマノ教授の原点たるエッセイ。
「ハーバード生活から三つのエピソード」他を新規収録。〈解説〉奈倉有里
コロナ禍で大きくコミュニケーションの有様が変容した状況で、教育も大きく変わらざるを得なかった。予期せぬ困難は、今後も起こりうることを誰しもが感じているが、本書では、教育、とりわけ言語・コミュニケーション教育を「レジリエンス」という側面から考える。今後、我々の経験をどのように生かしていくことができるかも含め多様な領域から議論する。
執筆者:松下達彦、秦かおり、池田麻衣子、村田和代、横溝紳一郎、吉田悦子、嶋津百代、熊谷由理、中村香苗、涂銘宏、チャプル・ジュリアン、岡本能里子、柳瀬陽介
はじめに
第1部 コロナ禍で急速に広まったオンライン教育によって顕在化した課題
コミュニケーションの緩衝地帯「たまり場」の重要性ーコロナ禍での日本語科目、留学プログラム、コミュニケーションの場の変容から考える
松下達彦
オンライン/ハイブリッド授業における雑談の機能と役割ー大学院専門科目授業実践にみる新しい「日常」へのレジリエンス
秦かおり
学生たちはオンライン授業への変化にどのように対応したのか
池田麻衣子、村田和代
第2部 コロナ禍で急速に広まったオンライン教育によってわかった新しい可能性
大学における一般教養の英語授業がめざすべきものは何か?
横溝紳一郎
オンライン授業における英語実践からの学びー多文化とインタラクション
吉田悦子
日米大学生間のテレコラボレーションにみるレジリエンスーことばの資源の戦略的使用と距離感の交渉
嶋津百代、熊谷由理
第3部 海外の事例から学ぶ
危機を乗り越える情報伝達とレジリエンスー台湾のコロナ情報発信を例に
中村香苗、涂銘宏
レジリエンスの再評価と教育の再考ー日本とニュージーランドにおけるCOVID-19 パンデミックの体験
チャプル・ジュリアン
第4部 これからの教育で大切にすべきこととは
ウェルビーイングを目指したことばの教育ー多様性に拓かれたことばの教育の学習環境のデザイン
岡本能里子
逆境を活かす新生力(創造的レジリエンス)は授業で培えるー身体表現からの偶発的コミュニケーション
柳瀬陽介
会議を円滑に進め、最大限の成果を上げるマネジメントスキルの腕を磨くための考え方・方法論を解説します。
◆知恵と意欲を最大限に引き出す技術
これからの組織で求められるのは、議論の場で参加者の知恵と意欲を最大限に引き出せる「ファシリテーター型リーダー」です。この、変革の時代をリードする理想のファシリテーターになるためのコミュニケーション技術、それを支える思考について詳述したのが本書です。
◆優れたファシリテーターになるための2大要素を詳述
本書は、優れたファシリテーターになるための2大要素である「仕込み」「さばき」の方法を2部で構成されています。第1部「仕込み─あるべき議論の姿
を設計する」では「仕込み」の基本的な考え方と流れを押さえ、具体的な実践のイメージのつかみ方を解説します。
第2部「さばき─議論を活性化し、思考を導く」では「さばき」の基本動作(発言を引き出す、議論を方向づけ結論づけるなど)を解説。また議論の場で直面する「対立」や「感情」にどのように対応すべきかを詳述しています。
コミュニケーションスタイルを「伝え、説得し、動かす」から「引き出し、決めさせ、 自ら動くことを助ける、に転換する」など具体的な処方箋を示しつつリーダシップ発揮のためのノウハウを伝えます。
組織力を高めるための“ファシリテーション”が本格的に学べるリーダー必読の書です。
chapter 01 ファシリテーションーー変革リーダーのコアスキル
part I 仕込み: あるべき議論の姿を設計する
chapter 02 議論の大きな骨格をつかむ
chapter 03 参加者の状況を把握する
chapter 04 「論点」を広く洗い出し、絞り、深める
chapter 05 合意形成・問題解決のステップでファシリテーションを実践する
part II さばき: 議論を活性化し、思考を導く
chapter 06 発言を引き出し、理解する
chapter 07 発言を深く理解する
chapter 08 議論を方向づけ、結論づける
chapter 09 対立をマネジメントする
chapter 10 感情に働きかける
chapter 11 ファシリテーションは「合気道」
身ぶりが語る“異文化”の世界!世界の60か国から集めた約650の身ぶりをイラスト付きで解説。ジェスチャー研究の第一人者デズモンド・モリスによるユニークな辞典のハンディ新装版。異文化理解の必携書。