本書は、言語学研究の第一線で活躍する10名が、文構造、項構造と文法格、削除、移動など、日本語の文法及び獲得に関する主要な研究テーマについて書き下ろした13章から成る。言語比較に基づく理論研究のための参考書、授業のテキストとして使いやすいように、それぞれの章が独立しており、いずれの章も、学部3・4年生を対象とした解説を主とする第1部と、仮説検証の方法を含めた発展的な第2部の2部構成になっている。
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第二言語ライティング研究の理論的背景から実践にいたるまで、主要なテーマを日本語で総括した世界で初めての学術書。習得論とライティング論の融合へ。
第1章 本書の背景
1.1 学問領域を超えた知の融合の重要性
1.2 「書く力」とは
1.3 ライティング教育の重要性の高まり
1.4 本書の構成
第2章 第二言語習得研究と第二言語ライティング研究
2.1 第二言語習得研究の発展経緯
2.2 第二言語ライティング研究の発展経緯
第3章 母語と第二言語間のライティング能力の関係
3.1 言語相互依存仮説と共通基底能力モデル(Linguistic Interdependence Hypothesis & Common Underlying Proficiency Model)
3.2 マルチコンピテンス (Multi-competence)
3.3 トランスランゲージング(Translanguaging)
第4章 第二言語ライティング能力の発達とその評価
4.1 第二言語ライティング能力の定義
4.2 第二言語ライティング能力の測定
4.3 第二言語ライティング能力の評価
第5章 第二言語ライティング指導におけるフィードバック
5.1 言語形式についての訂正フィードバック:
誤用訂正(Error Correction)
5.2 訂正フィードバックの効果や影響
5.3 内容についてのフィードバック:
教師によるコメント(Teacher Commentary)
5.4 ピア・フィードバック(Peer Feedback)
第6章 第二言語ライティングの指導:言語能力と文章能力の統合に向けて
6.1 第二言語ライティングの指導:言語形式重視か,伝達内容重視か
6.2 技能間の統合を視野に入れたライティングタスク
6.3 自由英作文(エッセイ)のデザイン
「日十大王」とは誰か、すべてはそこから始まった。在野の巨人・石渡信一郎の研究をうけ、仁徳を疑い、隅田八幡宮人物画像鏡銘文の解読から、百済から渡来した昆支・余紀(継体・男弟王)兄弟という、古代史最大の謎を解明する、画期的な書。
「多言語主義」は、本当に普遍的な価値たり得るのか。現代世界において「言語」はどのような問題の場としてあらわれているのか、世界各地域の多言語状況から問いかえす。「言語問題」とは、「言語」の問題ではなく、「人間」の問題なのである。
対象者は学部院生・英語史に興味をもつ方です。中上級の研究者・指導者にも資すれば幸いです。本書は英語史の知識・雑学を伝える参考書ではなく、歴史英語学の実証研究に必要な観察力・着眼点を磨く実践書です。提出物・論文の題目選定や作成に資すれば幸いです。「学生時代にこのような書があったらどれほど助かったことか」との思いより本書を書き上げました。「知識はあるが、それを活かせない。提出物・論文に対してどうしたらよいのか全くわからない」といった(大きな)悩みを少しでも解消させる書を目指しています。読者が共感し、本書より得るものがあれば、それは著者の大きな喜びです。
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本書は、チョムスキーの生成文法を念頭に、この理論にとって重要な意味的概念や現象を解説することを意図した意味論の入門書である。本書で主に取り上げるのは、述語と項の意味関係を主として捉える語彙意味論に関するもの(第2章)、統語論の論理形式の研究にとって必要不可欠な論理概念に関するもの(第3章)、文の焦点と前提に関するもの(第4章)、そして、話者の視点を表す「エンパシー」に関するもの(第5章)である。
翻訳の第一人者である著者は、なぜ翻訳の世界に足を踏み入れることになったのか。このエッセイは、翻訳に潜む魔物に魅せられてその森に迷い込み、悪戦苦闘しながらも、同時にそこからこの上もなく大きな喜びを得てきた著者が、自身の軌跡をたどりつつ、文学との出会いや楽しみ方、翻訳をする際の心得やコツを、縦横に語り尽くしたものである。
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10 やせる!「ダイエット効果」も期待できる
11 「ストレス解消」にもなる(マインドフルネス朗読)
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14 舌が鍛えられて、「老化防止」につながる
15 「賢い子ども」に育つ
新郎新婦の分析マニュアル。これでOK!スピーチのポイント。立場にあわせた文例多数。
〈内なる国際化〉が進む現代日本の病院や薬局で・警察や裁判で・役所の窓口や学校で。現場は日常どのような事態にあり、そこで何ができるのか。
医療通訳・司法通訳・行政通訳を3本の柱に、手話通訳、難民認定に関わる通訳、服薬指導やDV相談、災害時など有事のさいの通訳にも周到に目配り。全体像を建設的に提示する初の概論。
超音波検査で「はっきりとはわからないが女の子」と言われた妊婦さん。はっきりとは、の部分をしっかり訳せなかったために、一家は赤ちゃん用品を全部女の子用で揃えてしまった……放火事件の裁判員裁判で、被告人の母語の通訳人はいないので英語で通訳する。ガラスの割れるガチャンやバリンはさてどう訳す……市役所の相談窓口に受付終了まぎわにやってきた女性は、なかなか口を開かない。生活保護を受けたいのだとやっとのことで聞き出して、閉まりかかった庁舎の担当課へ同行する……
2012年の住民基本台帳法改正で、外国人は制度上も、住民票を交付される地域社会の一員として明確に位置づけられるようになっている。コミュニティ通訳の必要を裏づけるのは、基本的人権としての〈言語権〉の概念である。通訳がスムーズに成り立つには、通訳を使うユーザーの側、つまり言葉の壁のある外国語話者と、受け入れ社会の専門家の両方のユーザー教育が欠かせない。すぐれた通訳者養成のためには、社会人の学び直しのプログラム整備が急務であろう。通訳者教育はこれまで、外国語と海外文化の理解に注意が向きがちだったが、今後は特に、少数言語のわかる外国出身の通訳者が日本の社会と文化について知識を深められる場をつくるべきである。大学間あるいは教育機関と専門機関との連携に、さまざまの可能性を追求できる。--そうした積極的な提言に、本書は満ちている。
日々現場に立つ通訳実務者、通訳者を志す人、通訳・翻訳研究者、医療・司法・行政・教育・福祉等の専門家と関係機関、そして、多文化社会に生きる市民としてすべての人に関心をよせてほしい。危急の〈社会問題としての通訳〉。