もっと「適当」に、自分を甘やかしてみませんかーー。
本書は、4000人の人生を変えた「死の体験旅行」がメディアで話題の人気僧侶が語る、心が軽くなる実話ショートストーリーです。どこからでも読める本当にあった話に、お釈迦様の教えを交えながら紹介。
1話3分で読めて、心がホッとできる1冊です。
●自分を適当に甘やかそう
●お釈迦さまはスーパーカウンセラー
●「今さら」よりも「今から」で
●親は子に「迷惑」をかけよう
●笑顔は寿命を7年延ばす etc.
「私は本書で、真面目さを捨てろというつもりはありませんし、軽妙にテキトーに生きろというつもりもありません。心を少し柔らかくして、生きやすくなる適当な生き方を勧めたいのです。なぜなら仏教は、適当に、気楽に、そして幸せに生きていくことを教えている─、私はそう受け止めているからです。紹介させていただくエピソードが、生きにくさを感じているかたがたのお気持ちに少しでも寄り添い、歩んでいくための杖になることを念じております」(本書「はじめに」より抜粋)
ウクライナで発売された唯一無二の評伝。世界17ヵ国で発売が決定!
技術者の父親らとともに、モンゴル北部の町で幼少期を過ごしたゼレンスキー。大学では、即興コメディコンテストの番組『KVN』に出場する友人や将来の伴侶オレナとの出会いと恋、そして制作会社「第九五街区」でドラマ制作へと邁進する日々。
主人公を務めたドラマ『国民の僕』が社会現象となり、同名の政党をつくり、大統領選挙で泡沫候補から主役の座に躍り出たゼレンスキーが、大統領の椅子にたどり着いた先に見たものとは?
汚職撤廃を掲げながら、身内で政府の重要ポストが固められ、数多くの問題を抱えることになったゼレンスキー。しかし、ロシアのウクライナ侵攻とともに、その評価は一変していく。ウクライナの政治の混迷状況がわかってこそ、ロシアのウクライナ侵攻の過程、ゼレンスキーの生き方が理解できる。
著者はウクライナで著名な政治ジャーナリストであり、ゼレンスキー大統領の素顔を、ゼレンスキー自身、妻オレナの言葉、古くからの友人や仕事仲間、側近らのさまざまなインタビューをもとに活写していく。
「本書に収められた第六代ウクライナ大統領の生涯のエピソードの一つひとつが、ウォロディミル・ゼレンスキーの肖像を構成する要素だ。政治経験も関連知識もないまま、ウクライナ人に国家を変えると約束した男。一三五〇万人の有権者が運命を託した男。
本書には、説教じみた話や偏見、情報操作などは含まれていない。事実だけだ。私はただ、第六代ウクライナ大統領の素顔の肖像画を描きたかったのだ」--プロローグより
全体が37のエピソードで構成されているため読みやすく、ロシアのウクライナ侵攻をより深く知るためにも格好のテキストである。
解説は『プーチン幻想』『NATOの教訓』(PHP新書)のアンドリー・グレンコ氏。
スコットランドの小さな村で、二人の姉と両親と共に暮らす自閉の少女・アディ。昔、「人とちがう」というだけで魔女の烙印を押され命を奪われた人々がいることを知ったアディは、その過ちの歴史を忘れぬよう村の委員会に慰霊碑を作ることを提案するのだが……。
「わたしも魔女にされていたかもしれないーー」魔女として迫害されていた人たちのなかには、自分のような人が含まれていたのではないだろうか……?
先生や友だちからの偏見、自閉的な姉からの理解と、定型発達の姉との距離、人とのちがいを肯定的に捉える転校生との出会い……。「魔女狩り」という史実に絡めて多様性の大切さを訴えつつ、ニューロダイバーシティの見地から自閉の少女の葛藤と成長を描いた感動作。
【あらすじ】ひろし君のお誕生日を祝うため、たけし君の両親が経営する<まんぷく食堂>に集まった、卓郎君、美香ちゃん、ナオちゃん、ユズキちゃん、マロンちゃん、そしてぼくーータケル。サプライズのプレゼントは大成功したんだけど、ひろし君の様子がなんだかおかしくて……? 『青鬼』ジュニアノベルシリーズ第10弾!
【目次】1 ジェイルハウスのメサイア/2 ひろし君の誕生パーティー/3 クロさんからの招待状/4 心強い味方/5 町の情報屋・イズミさん/6 こわれた街路灯/7 ジェイルハウス、再び/8 手厚い歓迎/9 食堂の対話/10 魅惑のスープ/11 ヒプノスの魔力/12 子供部屋の怪物/13 地下の迷宮/14 うばわれたスマートフォン/15 合流/16 スパイはだれ?/17 ユズキちゃんの想い/18 ネコの示すもの/19 クロさんの手帳/20 パーティールームへようこそ/21 宴の終わり
「ねぇあの噂、知ってる? 旧校舎の屋上に出る鉄扉の前で、おまじないを唱えると、ノコナロくんがあらわれて悩みを解決してくれるんだって」
「でも、かわりに大切なものを渡さないといけないらしいね」
「本当にいるのかな……?」
忘れものが多いことをノコナロくんに相談したユカが、家に帰ると、家族全員が「ぴぃぃぃ……」と笛のような声を出しはじめた!? ノコナロくんがリコーダーを忘れていることを教えてくれていたのだ。だけど、ノコナロくんの教え方はどんどんエスカレートしていって……!?「忘れんぼのユカ」など、ホラー連続短編12話を収録。
ノコナロくんに相談すれば、怖〜い方法ですべて解決してくれますよ……。
【本書の特徴】1話5分で読めるので、朝読にぴったりです。
子どもから大人まで大人気の「しろくま」シリーズ第8弾!
ぼくは、パンをたべるのがだ〜いすき。いろいろなパンをもっともっとたべたいな!
あるあさ、ぼくはおもったんだ。「だいすきなパンのなかにはいってみたら、どんなかんじかな?」そうぞうしただけで、よだれがでちゃう。
「しょくパン」しかくいしょくパンにすきなぐをのせてやいたら、たのしいね! ぼくは、マヨネーズとたまごをのせたマヨたまトーストがおきにいり! ああ、ほかほか ぬくぬくいいにおいでしあわせ〜。
「あんパン」つぶあん、こしあん、うぐいすあん、しろあん、あんのしゅるいってこんなにあるんだね。きみはどのあんをえらぶ?ぼくはだんぜんつぶあんさ!
「ロールパン」ロールパンって、くものかたちににているね。ふわりふわりふわふわ〜。ロールパンにはいってそらにうかんでみたらきもちいいだろうなぁ。
読み聞かせにもぴったり! 想像力をかきたてるユーモア絵本です。
【ブックガイド】貯める、使う、騙して奪う!? 小説で「お金」を考える 吉田伸子
切っても切り離せない「会社」と「お金」/事件の影に必ずお金あり!?/現代人も文豪も翻弄される十人十色のお金事情
【待望の新章スタート!】
●宮部みゆき きたきた捕物帖35 気の毒ばたらき その一 北一が文庫売りの仕事に精を出していると、深川元町の方向に煙が……。【連載小説】
●宮本昌孝 松籟邸の隣人4 第三話 鬼退治始末 徳川家の令嬢が行方不明になる。茂は隣人・天人と共に鬼退治に出かける。
●高嶋哲夫 首都襲撃6 病院内でマリナ親子を襲撃された明日香は、二人の転院を計画する。
●坂井希久子 セクシャル・ルールズ9 出版イベント会場に侵入した穂乃実から、耀太は麻衣子を守ろうとする。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 【夢路篇】14 おいちは巳助の冤罪を晴らすため、動き出すが、妻のお琴に疑念を抱く。
【話題の著者に聞く】
●南 杏子『アルツ村』 特殊な「村」を通して介護問題の現状を描く
●安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』 登場人物の感情とシンクロしながら書いた物語
ロシアのウクライナ侵攻、中国の「一帯一路」政策の動きは、「帝国シンドローム(症候群)」とも見ることができる。ロシア帝国の復興を目ざすプーチン、中華文明の復興を目ざす習近平が、軍事をからめて勢力を拡大しようとしているのである。
ロシアも中国もユーラシアの大国であるが、中央ユーラシアの戦略的重要性に着目し、その地域を「ハートランド(心臓部)」と命名したのが、後に地政学の祖といわれるハルフォード・マッキンダーである。マッキンダーは、「世界はイデオロギーで変わるのではなく、(食糧などの)諸資源の偏りと、戦略的要地の偏在により、資源と要地、その奪い合いで変遷した」と指摘している。その考えは今でも有用であると著者は捉える。
本書は、中ロの国家戦略を、「中央ユーラシア(ハートランド)」と「帝国シンドローム」を軸に世界史と地政学で解き明かす。地図や写真が多く、初心者でも興味をもって読み進めることができる。
漢方×栄養学×腸活で、不調に効く!
人気漢方薬剤師・大久保愛先生による、漢方医学に基づいた初の「食薬スープ」レシピ集。
春になるとイライラする、夏に足がつりやすい、秋には抜け毛が増える、冬は気分が落ち込む……。人間のからだは、気温や湿度、日照時間など、さまざまな環境要因から影響を受けています。本書は、そんな季節の変化や低気圧による「なんとなく不調」に効果を発揮するスープを55品収録。
さらに、ノーベル生理学・医学賞で話題になった「時間遺伝子」の理論に基づき、手早く作れてからだが目覚める「朝に飲みたいスープ」と、具だくさんでヘルシーな「夜に飲みたいスープ」を各症状につきご紹介。飲む時間帯を意識すれば、体内時計がリセットされ、さらに効果が高まります。
食材のうま味が溶け込んだ食薬スープは、おいしいだけでなく、ほとんどが5分程度で簡単に作れます。温かいスープで胃腸の働きを整え、からだと心にたっぷりの栄養を届けましょう。
【?】に当てはまる言葉、わかりますかーー?
●長い間人々を脅かしている地縛霊。僧侶が何度念仏を唱えても。全く成仏する気配がない。「あ、こいつ、【?】の霊だ!」(→答えは漢字1文字)
●電子機器に疎い祖父が電子書籍リーダーを買った。読みたい本はたくさんあるらしいが、真っ先に【???】を読み始めた。(→答えは漢字3文字)
●「鶏が先か?卵が先か?」明確な答えはいかなる本にも書かれていない。しかし、【??】においては間違いなく卵が先だ。(→答えは漢字2文字)
●ふと参加したお花見のイベントが不自然なくらいに盛り上がっている。私は思った以上に【???】に囲まれているようだ。(→答えはカタカナ3文字)
……など、答えがわかるとスッキリする超短編クイズを収録。クイズの答え&物語の解説は、ぜひ本書でお楽しみください!
シリーズ70万部突破の最新作はウンチ学! 誰にも身近なウンチには、知らなかった真実がてんこ盛り。ウンチの科学的な知識に迫ります。
●ウンチは何からできているの?
●ウンチやオナラが臭いわけ
●オシッコができる仕組みと成分
●ウンチがしたくなる仕組み
●人類にとってプラスにもマイナスにもなる細菌
●大腸菌は大腸内の主流派か、それとも少数派か?
●プロバイオティクスの究極はウンチ移植?
●衛生観念が弱かった中世ヨーロッパの汚物事情
●江戸時代のすぐれた循環システム
●寄生虫王国だった、かつての日本
●宇宙飛行士はどうウンチ・オシッコをするの?
●ミミズのウンチを研究し続けたダーウィンなどなど
最新科学の視点からウンチに迫ります。お子さんの夏休みの自由研究にもピッタリ! 大人の知的好奇心も満足できます。
パワハラは「観客のいる前」で行なわれる。善人を装ったサディストは、苦しむ部下を見るのが快感なのだ。
社会学者がパワハラをやめられない人、いつもパワハラされる人を解説する。
パワハラをする人は、子供の頃に抑圧されて悔しかった思いを、大人になって弱い立場の相手にぶつけている。本人も気づいていないうちに、積年の恨みを晴らし、心の傷を癒しているのだ。人生に行き詰まり、攻撃する以外に生きていけない人なのである。
では、パワハラされるほうは問題ないのか。「弱さはずるさに鈍感であり、ずるさは弱さに敏感である」と言われる。つまり、パワハラをされる弱い人は、いい人か、いい人を装うサディストかを見分けられず、パワハラをする人は、長年抱える不満をぶつけられる相手を見つけるのに長けている。だから、うまくパワハラが成立してしまうというわけだ。本書では、さらに彼らの精神構造を深く考察する。
なぜロシアは大国主義を捨てられないのか? 元在ロシア外交官が、ロシア人の意識に潜在する「ロシアン・イデオロギー」を解説する。
シーパワーやランドパワー、ハートランド、勢力均衡。地形や地理の影響から国際政治を考える地政学の視点は、日本国内の歴史をみる際にも有効である。ただしその際、見落としがちな点がある。それぞれの「国」の地政学的位置は不変であるが、勢力均衡の重要地点はたえず変化することだ。
何の変哲もない田舎、人家もないような原野や山岳が、突如として歴史を変える場所になる。川中島や関ヶ原が重要な地点であるとは、平和な時代には想像もつかない。だが、そうした場所には大規模な合戦が行われた理由が必ずあるのだ。古戦史研究の第一人者が、新たな視座から歴史の転換点を分析する。
●序章「応仁の乱」と「関ヶ原合戦」--戦略の有無が分けた天下分け目
●第一章 日本各地域の地政学的な戦い方
●第二章 地政学的要地はどのように決まるのか
●第三章 合戦と要衝
●第四章 天下を決める政治力学と社会構造
社会科学とは社会について研究する学問であり、政治学、経済学、社会学、人類学、国際関係論などが含まれる。その古典を読み返したところで、当時とは時代が違うのだから役に立つことはないと思われるかもしれない。
ところが驚くべきことに、現代を理解するためにはこれらの古典の知見について知る必要があり、さらに言えば現代で起こる様々な失敗は、古典の知恵を知らないために起こったものが多い。組織が官僚化することによる停滞、「抜本的な改革」に潜む罠、株式市場を活性化させることの危険性……。「教養にして実用」である社会科学の知見を明快に解説。
【本書で取り上げる社会科学の古典】
●マックス・ウェーバー「官僚制的支配の本質、諸前提および展開」
●エドマンド・バーク『フランス革命の省察』
●アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカの民主政治』
●カール・ポランニー『大転換』
●エミール・デュルケーム『自殺論』
●E・H・カー『危機の二十年』
●ニコロ・マキアヴェッリ『ディスコルシ』
●J・M・ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』
●威圧的、話を聞かない、権力に従順ーー自覚症状ナシ!
●男女問わず日本全国に蔓延する「おっさん思考」の正体とは?
●5人の識者と語り合う「男社会の価値観」の行方
「おっさんは、私だった」。かつてアナウンサーとして活躍し、現在はエッセイストとして活動する著者は、ある経験を契機に、これまで忌み嫌っていた「おっさん的な感性」--独善的で想像力に欠け、ハラスメントや差別に無自覚である性質ーーが自分の中にも深く刻まれていることに気づく。
この“おっさん性”は、男女問わず多くの人々に深く染みついているのではないかーー。本書はそんな日本社会に染みついた“おっさん性”について考察した、著者と5人の識者との対話集である。
ハラスメント、同調圧力ーー男も女も生きづらさを抱え、心を殺さねば生き延びられない“おっさん社会”から脱却するためのヒントがここにある。
幕末に和親条約が結ばれて以降、日本とロシア(ソ連)の間では、衝突が繰り返されてきた。
日露戦争、シベリア出兵、ノモンハン事件、そして第二次世界大戦における満洲、樺太、千島での戦い……これらの衝突は、なぜ起こったのか。
両国にはどんな思惑があり、いかなる戦いが行なわれ、何が明暗を分けたのかーー。
月刊誌『歴史街道』掲載記事からテーマに沿った論考を抜粋。
ターニングポイントにおいて、この国を守るため、日本人としての矜持を示した有名無名の人びとに光を当てつつ、日本とロシアの近現代史を解説。
将来の両国関係の在り方を考えるとともに、日本にとって身近な大国である「ロシアの本質」に迫る。
【本書の構成】
●第1部 日露関係史と「ロシアの本質」
●第2部 幕末から日露戦争へ
●第3部 日露戦争から第二次世界大戦へ
【執筆者(五十音順)】
●相原秀起、麻田雅文、池田嘉郎、岡部伸、河合敦、喜多由浩、戸高一成、中西輝政、中山隆志、早坂隆、原剛