絶妙である。要となる歌い手の表現の巧みさやテクニックの秀逸さにひき込まれ、しまいまで引き寄せられるように聴き入ってしまう。バッハでは希少な世俗カンタータを2曲収録。コミカルな「コーヒー・カンタータ」での生き生きとした表現は出色だ。
ナオ、トム・ヒロ、タカシによる美しいサウンドで人気を博したベルの、デビュー・シングル「コーヒー一杯の幸福」を収録した1974年発表の1stアルバムが初CD化。エレックレコード復刻シリーズの1枚。
最高の音で楽しむために!
オーストラリア出身のウッド・ベース弾き語りシンガーがNYでレコーディングした2010年作。艶やかさの中に達観がのぞくヴォーカルの個性が活きる「ダーク・アイズ」、気怠さと力強さを行き来する表現に妹リサのバスクラが効果的に絡む「ブラック・コーヒー」、腰の据わったスウィング感が心地よく、ハリー・アレンのソロも聴きどころの「フィーバー」などがいい。