まえがき
序章 フェミニズム国際法学の視座
はじめに
1 国際組織の動きとジェンダー
2 フェミニズム国際法学の視座
3 女性差別撤廃条約の実施措置とNGOの参画
4 女性差別撤廃条約と国内法
1
第1章 国際人権保障における女性の人権
はじめに
1 「女性の権利は人権である」--フェミニズム国際法学誕生の契機
2 男女平等概念の変遷ーー国際人権保障における女性の人権の展開
3 女性に対する暴力ーーフェミニズム国際法学の背景
4 国連世界女性会議文書にみる女性差別撤廃条約
第2章 女性差別撤廃条約ーーフェミニズム国際法学の基盤
はじめに
1 女性差別撤廃条約の法理
2 女性差別撤廃条約締約国の差別撤廃義務
3 女性差別撤廃条約の現状と課題
第3章 女性差別撤廃条約選択議定書の概要
1 選択議定書制定の経緯
2 選択議定書の概要
3 日本の選択議定書批准に向けて
第4章 女性差別撤廃委員会における日本レポートの審議とNGO
はじめに
1 日本レポート審議とNGO
2 JNNCのアプローチ
3 「最終コメント」とJNNCの見解
4 JNNCの委員会審議後のコミットメント
5 国内への影響
2
第5章 政策としての男女平等
1 日本の女性政策の変遷
2 日本国憲法制定の男女平等
3 女性差別撤廃条約国会承認審議における男女平等
4 21世紀日本の男女共同参画政策ーーNGOの参画と地方分権の進捗
第6章 女性差別撤廃条約と男女共同参画社会基本法
1 国連の動きと21世紀の日本
2 女性差別撤廃条約と男女共同参画社会基本法
おわりに
第7章 日本の女性NGOと国連
はじめに
1 日本女性の国連への窓ーー国連NGO国内婦人委員会
2 女性差別撤廃条約の署名・批准の実現ーー国際女性年連絡会
3 国連女性2000年会議に向けた日本NGOレポートの策定ーーNGOレポートをつくる会から日本女性監視機構へ
4 女性差別撤廃条約日本レポートの審議ーー国際女性の地位協会と日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク
おわりに
補論
第1章 衆議院における女性差別撤廃条約承認審議
はじめに
1 会議の日程と構成
2 条約と国際社会とのかかわり
3 条約に対する日本政府の見解
4 他の人権条約との関係
5 関連して触れられたトピック
6 その他の事項
第2章 参議院における女性差別撤廃条約承認審議
はじめに
1 第102回国会参議院外務委員会:会議の日程と構成
2 条約制定過程における日本政府の態度
3 条約締結の意義
4 条約各条文と国内法制の関係
資料
1 女性差別撤廃条約
2 女性差別撤廃条約選択議定書
3 女性差別撤廃条約・選択議定書締約国ーーレポート提出・審議状況一覧
4-1 第2次・第3次日本政府レポート審議に対する女性差別撤廃委員会による「最終コメント」
4-2 第4次・第5次日本政府レポート審議に対する女性差別撤廃委員会による「最終コメント」
あとがき
索引
初出一覧
トランス男性はどこにいるのか。移行後の実生活に根差して「男性」の範疇でトランス男性をとらえ直すとともに、これまでその存在がまったく想定されていない「男性学」に対して、当事者の視点から新たな見方を提起する意欲作。
はじめに
第1章 トランス男性とは
トランス男性とは
トランスジェンダーの用語
トランス男性の人生
トランス男性の治療
トランス男性が社会的に男性化するときのステップ
第2章 既存の男性学と、トランス男性の不在
男性学とは何だったのか
日本の男性運動の歴史
男性学はフェミニズムと手をとるのか
男性同士で同じものへ向かう
男性学においてトランス男性はどこにいる?
男を男たらしめる、覇権的男性性とは
トランス男性が獲得させられる男性特権
メディアにおけるトランス男性の不在
トランス男性の現状から
トランス男性は弱者男性なのか?
弱者男性論の抱える問題
男性差別の実態
ラディカル・マスキュリズムへの警戒
コラム 『幽☆遊☆白書』から読みとるトランス男性の不在
第3章 トランス男性の発掘
男性外部からのアプローチ
男性内部からのアプローチ
新しい視点から
第4章 第一の切り口:フェミニズムに囚われるトランス男性
なぜトランス男性とフェミニズムは親和性を持ちうるのか
「ピンクの赤ん坊」だったトランス男性
ラディカル・フェミニズムへの接近
トランス男性がフェミニズムに関わり続けることの困難さ
だからトランス男性はフェミニズムと別れなければならない
第5章 第二の切り口:トランス男性は男性学に潜在していたのか
トランス男性は主張しない?
少年と成人男性の対比
男性内部の多様性
トランス男性とゲイセックス
男性ホルモンによる性的感覚の変化
トランス男性の孤立した心理
男性同性愛という歴史
トランス男性にとっての同性愛
ゲイの男性性
コラム 『POSE/ポーズ』に見るトランス男性の不在と、夫人の抱える“名前のない問題”
第6章 第三の切り口:トランス男性の男性性を探して
トランス男性の男性性
Self-Organizing Men--トランス男性によるトランス男性のための本
女性コミュニティにいたトランス男性
女性との差異ーートランス男性の「胸」
ペニスのない男性
トランス性を残したいトランス男性について
なぜ手術要件なしで戸籍変更希望のトランス男性がいるのか
トランス男性の孤独と向き合う
おわりに
参考文献
第1部は「心」です。心はどこにあるのでしょうか?心を見つめることは私たちにとって、どのような意味があるのでしょうか?臨床心理学の礎となる理論をもとに学んでいきましょう。第2部では「身体」の側面から、自分という存在について考えてみましょう。はじめに「心」と「身体」のつながりについて学びます。そしてその後は、私たちにとって自分の身体性がとくに強く感じられる「性」にも目を向けて見ましょう。第3部は、「心の病と健康」です。心身のバランスが崩れるとき、私たちにどのような変化が生じるのか、またそれを予防するためのちょっとしたコツも学んでいただけたら良いと思います。
多くのセクハラは、恋愛とのグレーゾーンで発生する。なぜ女性はノーと言わないのか。訴えられたらどうすればいいのか。豊富な具体例を紹介しつつ、男が嵌りやすい勘違いの構図をあぶりだす。
デザインと機能性を兼ね備えた幅広い商品ライン。タイポグラフィーを活用し、用紙の素材や印刷色にもこだわったエトランジェのカレンダー。4色表記デザインは視認性にすぐれたカレンダーとして、支持をいただいております。1年が一目で分かるB2ポスタータイプ。日付け表示がカラーアソートになっており、インテリアとしてもお勧めです。●寸法/728W X 515H [mm]●掲載期間/2022年1月〜2022年12月●枚数/1枚●罫内容/マンスリー●仕様/壁掛け
中学入試の社会科は、現実社会を映す鏡である。2022年の実際の入試問題の中から、中学受験のプロが9問を厳選。外国人労働者、環境、格差、ジェンダーなど多岐にわたる分野はSDGsにも通じており、大人の学びにとっても格好の教科書となる。掲載校は麻布、田園調布、武蔵、頌栄、浅野、鴎友、駒場東邦、東京純心、市川。圧倒的本気度の9問は、子どもにとってはペーパーテストでも、大人にとっては解決すべきリアルな課題だ。SDGsの第一人者による監修とワンポイント解説、巻末資料付き。
「なんでわかってくれないの?」
「どうしてそう捉えるんだろう」
「私の意図したことと違う!」
人はコミュニケーションするとき、必ず「勘違い」してしまいます。
100%確実に誤解なくやり取りすることは不可能。
なぜなら、誰もが「バイアス」を通して物事を見ているからです。
バイアスとは「錯覚」や「ゆがみ」を指します。
茶色いサングラスをかけた人には、白い服が茶色く見えるように、
私たち1人ひとりに見えている世界は、バイアスというフィルターを通過したものです。
「大丈夫。私は、そこら辺の人よりちゃんとわかっているし、ものが見えている。」
誰もがそう思って生きていますが、もうこの時点で、
バイアスにガッツリとらわれています。
これは「優越の錯覚」と呼ばれるバイアスです。
ノースカロライナ大学のセディキーデスとストルーブの調査では、
7割の人が自分は平均以上だと考えているそうです。
でも平均以上は5割のはずですよね?
誰にもバイアスがあり、それを取り除けないということは、
私たちは勘違いなしでコミュニケーションできないということです。
しかし、それを理解できると、自分のことはもちろん相手のことも見えてきて、
ときには「〇〇のバイアスに振り回されているな」ということが見えてきます。
そうすれば、その後の会話をコントロールすることもできるようになり、
相手が喜ぶような(イヤがるような)ツボも、おおよそ把握できます。
そのため、自分自身の意思決定の質は高くなりますし、
相手にも自分の思うがままに影響を与えることもできるのです。
著者は「法言語学」という、事件の捜査や裁判で使うことを目的として、
ことばやコミュニケーションに基づいた資料(証拠)を分析する分野を研究しています。
そんな研究を続ける中で、人間関係やコミュニケーション問題のほとんどが、
バイアスによって生まれる勘違いや誤解によるものだと気づきました。
バイアスを知ることで、プライベートでも楽しくコミュニケーションが取れて、心穏やかに日々を過ごせるはずです。
さらに、ビジネスなどのさまざまなシチュエーションでは、上手に使えば強力な武器として利用することもできます。
純粋な「会話力」を磨くのはかなりの訓練が必要ですが、
必要最低限のバイアスを学ぶには、この本を読めば十分でしょう。
この本を読むだけで、コミュニケーション能力が手っ取り早く向上できるのです!
《目次》
第1章 バイアスの使い方を知って「負けない」武器としよう
第2章 科学への関心と疑念が仲間をつくり、敵を遠ざける
第3章 言語学を駆使すれば騙されない、勘違いされない
第4章 バンプ・オブ・チキン(弱者の一撃)を食らわせよう!
第5章 相手の勘違いや思い込みをゼロにする「神の伝え方」
気候危機をもたらした社会システムをチェンジし、コロナ禍からのリカバリーとジャスティスの実現をも果たすーー米バイデン政権発足で加速する世界的潮流とは何か。その背景、内容、課題を解説すると共に、「二〇五〇年カーボン・ニュートラル」を宣言したものの政府も産業界も対応が大きく遅れている日本のとるべき道を提言する。
・暴走する人権ファナティシズム(狂信主義)
・実は多様性を全く認めないリベラリズム
・なんでも差別だと煽る「差別主義者」たち
・日本が「男女平等・世界120位」なんて大嘘だ
・美しい日本を破壊する「選択的夫婦別姓」
・同性婚カップルの思い上がりと差別思想
・朝日の「慰安婦強制連行」キャンペーンは犯罪
・中国の侵略を支援する日本人研究者を弾劾せよ
・海保よ、武器をとって「海警法」から国民を守れ……
「私の彼氏は世界の宝…」
世界一カワイイ彼氏×彼氏が最推しな彼女
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ごくフツーーーーの社会人女性・わこの彼氏は、
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めぐるが同事務所のジェンダーレス男子・ささめと
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