こういう人の傑作を改めてCDできけるなんて至福の喜びだ。『パラダイス……』は'74年、『ジャズ』は'78年の作品。前者ではR&Bやフォークをメキシコ風味やカリビアン・タッチで、後者では古いジャズを、それぞれ独自の解釈で披露する。味わい深い。
イタリア産シンフォ・メタルの巨匠が放つ新章第1弾。フル・オケ&合唱隊との共演による重厚サウンドが圧巻。名優クリストファー・リーによる朗読など、演出へのこだわりも心憎い。オケ音像のため全体的にやや丸い音色だが、別の次元で鬼気迫るパワーを主張している。
NHK-BSの人気番組『BS日本のうた』から生まれた島津亜矢の企画アルバム。ど演歌から、懐メロ、歌謡曲、ポップスまで、その圧倒的な歌唱力で聴く者を魅了する。
フラメンコ界屈指の天才ギタリスト、パコ・デ・ルシアの素顔に迫るドキュメンタリー作品。ヨーロッパ・ツアーの模様や、アル・ディメオラ、マクラフリンとの見応えある共演シーンなどを収録。
Laputaの第2弾となるビデオ・クリップ集。「Feelin' the sky」「Breath」ほか、ヒット・シングルを中心に収録されている。
現代を代表するリュート奏者のルッツ・キルヒホーフがイタリアのバロック・ヴァイオリンの鬼才、ジュリアーノ・カルミニョーラらと組んで録音したバロック・リュート・トリオ集。
フランチェスカッティのヴァイオリンの音質は、いつくしみ愛撫する人肌の感触を思わせる。高音域においてさえうるおいのあるヴィブラートがかかり、豊かな情感を生みだすのだ。ブラームスの第1楽章カデンツァ以降と2楽章の馥郁とした余韻は忘れ難い。
トイレ・ポンプ(吸盤棒)の販売員バリーが、早朝に突然見知らぬ女性から頼まれたのは、車を修理屋に出してほしい、というものだった……。一生に一度の恋を、パンチの効いた音と映像で描く。
2001年に行なわれたフェニーチェ歌劇場の来日公演@オーチャードホールのライヴ映像。デ・カピターニの現代的な演出で話題を呼んだヴェルディのオペラ「シモン・ボッカネグラ」。
山東省で人気を博す姉弟アクロバット芸人、インとトン。二人は、敦煌に隠された三蔵法師の秘宝を守る、という使命を受けた一族の末裔だった……。シルクロードを舞台にした壮大な冒険活劇。
テロで愛する妻と子供を失った男が、たった1人でテロリスト集団に闘いを挑む。憎むべき敵をこの手で捕まえるためなら危険な状況も何のその。シュワルツェネッガー主演によるド派手なアクションが満載。