本書は、人間発達の中でも最も波乱に満ちた時代とされる思春期・青年期に焦点づけてテーマの選定を行った。ただし、臨床心理学の諸理論を網羅するのが目的ではなく、思春期・青年期の発達を概説するものでもない。臨床心理学と発達心理学、双方の視点を含み込みつつも、心理臨床的な観点から思春期・青年期を考えることを主たる課題と考えている。
外来小児科の重要点を明確に示した小児プライマリ・ケア診療の決定版!!これからの未来に向けて、小児科医が小児プライマリ・ケアに適切な対応ができる知識と、それに必要な新しい視点を示唆する。小児内科に限定せず、骨折など外傷に対する対応や眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患、歯科口腔外科、さらに今まで他書であまり触れられていない薬物中毒やエナジードリンクによる健康被害、小児虐待、家族ケア、ヤングケアラーの問題など、内容は多岐に及んでいる。これらは今後、小児科医にとって必須の情報になるはずである。本書はプライマリ・ケアで小児を診るすべての医師に必読の書である。
ライフスキルを高めるという観点から健康科学について論述する。大学・短期大学などの教養科目の教科書。
自由な教育をうたうシュタイナー学校の中学・高校での数学教育とは?そのユニークな授業が本書でていねいに再現される。数の体系、確率論、フィボナッチ数列、代数、球面幾何学、ブール代数、リーマン積分などの実践12例。予備知識を前提としない課題から、いつしか興味をそそる高等数学へ。また、数学に弱い子でも重要な基本課程を解けるようにするには何を準備したらよいかなど、数学に向き合わせるヒントがあふれている。教師を目ざす人はもちろん、中学・高校の数学を復習したい人にも格好の書。
ナチス収容所生存者の調査を端緒として以後深化した画期的な健康科学理論。
人はストレス要因にどう対処し、健康はどのように生成維持されるのか。
初版『ストレス対処能力SOC』刊行後、10年間の世界の研究の発展を踏まえ、注目の理論の要点と今後を、日本の代表的な研究者がわかりやすく説く。
【第1章】ストレス対処力SOCとは
アントノフスキー博士の健康生成論とSOC/健康生成論とSOC概念の関係/SOCの定義/SOCはどういう能力なのか/ストレス対処とSOC/SOCと健康生成モデル
【第2章】SOCはどのように測ることができるのか
アントノフスキーによるSOCスケールの開発/そのほかのSOCスケール
【第3章】SOCの形成要因ーーSOCはいかにして育まれるのか
SOCを育む3種の人生経験とSOCの関係/汎抵抗資源とその役割/ストレッサーである汎抵抗欠損とSOCの形成・強化との関係/SOCの形成・発達とその時期/SOCの形成・発達を促す心理社会的な環境要因に関する実証研究/SOCの形成・発達に関するまとめ
【第4章】成人のSOCは変えられるのか
成人のSOCの特徴/人生経験によるSOCの向上と介入に向けた理論枠組み/効果が認められたSOCへの介入プログラムの特徴/日本でのSOCの意図的修正を目指した取り組み〜サルトジェニックカフェ
【第5章】SOCと健康
健康保持・ストレス対処力としてのSOC/SOCは健康関連行動に対してどのように関与するのか
【第6章】SOCと社会
男女によってSOCは異なるのだろうか/地域によるSOCの特徴とはどのようなものだろうか/国際比較研究の課題と期待
【第7章】家族のSOC
親のSOC/家族集団のSOC/遺族のSOC
【第8章】戦争とSOC
クロアチア紛争生存女性とSOC/戦争を健康生成的に生き抜くために
【第9章】患者のSOC
患者におけるSOCの機能・効果/病とともに生きる経験とSOCとの関係/薬害HIV感染患者のSOC
【第10章】病気の子どものSOC--病気の子どものSOCは病気ではない
病気をもつ子どもとその親のSOC/小児がんの子どものストレスへの対処能力、弾力性を支える人生経験とは/再発と末期/親が病気の子どもから得た経験
【第11章】高齢者のSOC
高齢者のSOCとは/高齢者のSOCの関連要因の調査/高齢期をどのように生きるか
【第12章】思春期のSOC
思春期におけるSOCと健康/思春期におけるSOCの形成/思春期におけるSOCの測定
【第13章】労働者のSOC
働く人々とSOC/看護職・福祉職のSOC
【第14章】今後の課題
健康生成論とSOC概念の深化/SOCを向上させる要因探索とプログラムの開発/SOCの臨床的な活用に向けて/SOCの機能・効果に関する検証/集団レベルのSOCの検討
ストレス科学最前線の知見から、ライフサイクルに寄り添う臨床心理学を構想する。生涯発達と生物ー心理ー社会のアプローチから、周産期、児童期、高齢者、生活習慣病、がん、災害被災者などのストレスの問題とその対処、コーピング実践を考える。
小児生理学の基礎知識が身につき、臨床実践の場で役立つ一冊。医療のプロフェッショナルである以上、経験や常識に頼るだけではなく、科学的根拠に基づいた最新の知識を身につける必要があります。本書は、すべての医療従事者が小児の臨床現場ですぐに役立つ知識を得られる必読の一冊。全面見直しをした第3版。
公認心理師を目指す学生のための標準テキスト、国家試験の出題内容に対応して改訂!
●公認心理師として必要とされる精神科臨床に必要な基礎知識と、その治療・心理支援について、第一線の執筆陣がやさしく解説。
●総論は、精神疾患のみかたから、診断、薬物療法、心理療法・支援、多職種連携、リエゾン精神医学など基本となるところをわかりやすく解説。各論は、統合失調症やうつ病など主要な精神疾患について解説し、ライフステージ別の心理的問題についても紹介。
●第2版では「解離症群」「物質関連症」「嗜癖症」「秩序破壊的・衝動制御・素行症群」「LGBTQ」などを追加。
●新たな知見・情報を取り入れ、公認心理師国家試験の出題内容に対応して改訂。
【目次】
総論
1章 精神疾患とは
2章 精神症状のみかた
3章 精神疾患の診断
4章 精神疾患と薬物療法
5章 心理療法・支援の基本
6章 多職種連携とリエゾン精神医学
各論
7章 精神疾患の理解1 統合失調症
8章 精神疾患の理解2 うつ病、双極症
9章 精神疾患の理解3 強迫症、不安症群
10章 精神疾患の理解4 ストレス関連症群、解離症群
11章 精神疾患の理解5 神経発達症群
12章 精神疾患の理解6 物質関連症、嗜癖症、秩序破壊的・衝動制御・素行症
13章 児童・思春期における心理的問題
14章 ジェンダーをめぐる問題
15章 高齢期における心理的問題
スポーツ疾患の画像診断は、この1冊で完璧!整形外科領域、頭部外傷のみならず、アスリートのコモンディジーズまで網羅したコンパクトな“百科事典”。
デビュー作から最新アルバムまでの全曲を網羅したファン待望の一冊。
ギター弾き語り用にコード・ネーム&ダイアグラムとメロ譜の見開きで掲載。
わずらわしいページめくりがないので、弾き語りが楽なのはもちろん、資料としても価値のある保存版です。
各アルバム全曲
『Everything』
『Kind of Love』
『Versus』
『Atomic Heart』
『深海』
『BOLERO』
『DISCOVERY』
『Q』
『IT’S A WONDERFUL WORLD』
『シフクノオト』
『I U』
『HOME』
『B-SIDE』
『SUPERMARKET FANTASY』
『SENSE』
『(an imitation) blood orange』
『REFLECTION {Naked}』
『重力と呼吸』
『SOUNDTRACKS』
『Mr.Children 2015 - 2021 & NOW』
『miss you』
+シングル・カップリング
※カポタストの指示がある曲はメロディ譜も転調してあります。ページの都合によりアルバム曲順・リリース順と一部異なります。
※ライヴ・バージョン、別テイクなど重複する楽曲、及び、DVDのみの収録曲、無料配布曲、歌詞のない楽曲は掲載してありません。
各アルバム全曲
『Everything』
『Kind of Love』
『Versus』
『Atomic Heart』
『深海』
『BOLERO』
『DISCOVERY』
『Q』
『IT’S A WONDERFUL WORLD』
『シフクノオト』
『I U』
『HOME』
『B-SIDE』
『SUPERMARKET FANTASY』
『SENSE』
『(an imitation) blood orange』
『REFLECTION {Naked}』
『重力と呼吸』
『SOUNDTRACKS』
『Mr.Children 2015 - 2021 & NOW』
『miss you』
+シングル・カップリング
思春期・妊娠期・生殖期・更年期・老年期を対象とする産科婦人科領域で,女性ヘルスケアは4つ目のサブスペシャリティとして重要性が増している.月経回数の増加による生殖期の弊害と閉経後40〜50年に及ぶ老年期はこれまでの常識を覆し,生殖内分泌学・婦人科腫瘍学に加え,運動器・泌尿器・皮膚・循環器など幅広い分野の研究成果が欠かせなくなっている.全身を診る知識と的確な診断技術を紹介.
1章 女性ヘルスケア概論
・女性ヘルスケア概論
2章 女性ヘルスケアの初期診断
・問診・診察・検査
・症候学:無月経・不正出血・帯下
・症候学:下腹部痛・骨盤痛
・症候学:外陰部掻痒感・外陰部痛・外陰部腫瘤
・症候学:抑うつ状態・動悸・めまい・頭痛
・症候学:乳房腫瘤・乳汁分泌
3章 女性ヘルスケアに特異的な疾患と対応
・性分化疾患
・思春期疾患
・子宮筋腫
・子宮腺筋症
・子宮内膜症
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・更年期障害の病態・症状・診断
・更年期障害とその治療ーHRTと副作用
・HRTの課題と今後の展望
・女性ヘルスケアにおける漢方療法
・性同一性障害
・ライフコースからみた女性のメンタルヘルス
・ロコモティブシンドローム,フレイル,サルコペニア
・骨盤臓器脱
・骨粗鬆症
4章 女性ヘルスケアに関連する課題と対応
・女性のライフサイクルに伴う脂質・糖代謝の変化
・女性ホルモンや女性ホルモン製剤が皮膚に与える影響と皮膚病変
・女性のライフサイクルに伴う心疾患
・子宮頸がん検診とHPVワクチン
・性暴力・性虐待への対応
・性の健康教育
5章 乳腺疾患
・良性疾患:乳腺症,線維腺腫,乳管内乳頭腫,葉状腫瘍
・悪性疾患:乳癌
・乳がん検診・診断法
・乳癌の治療法
6章 女性ヘルスケアと遺伝性疾患
・HBOC,Lynch症候群
・家族性婦人科腫瘍の遺伝カウンセリング
本書の「総論」では、統計、分類、発生、解剖、原因、言語発達、社会生活などの基礎的な開発を、「各論」では手術、矯正、言語治療をはじめ口唇裂口蓋裂児のさまざまな問題をおのおのの専門家が豊富な経験をもとに記述している。
本書は半世紀以上にわたった研究を、殊に1962年に報告した「月経異常に関する研究」及び1990年に報告した「月経に関する意識と行動の調査」の成果を中心とし、また最近の「月経周期の発達」や「月経教育」に関する研究を加えて纏めたものである。