信州を拠点に活躍する建築家の、住まい手に寄り添ってつくりあげた渾身の25の住宅作品を掲載。
特集は、地域と交わる家。積極的に地域と交流する空間や仕掛けを備えた家を取りあげ、住宅の一部を地域の人が集まる店舗として開く、縁側や土間といった昔からの近所づきあいの場を進化させるなど、地域コミュニティをつなぐ建築家の試みが垣間見られる家づくり。
地域で活躍する建築家とつくる、信州への移住希望者や地域との交流を生み出す家を多数紹介し、信州ならではの豊かな暮らしを再発見する一冊です。
狂言・歌舞伎・文楽や、松尾芭蕉『笈の小文』、夏目漱石『草枕』など、近世から近代の文学作品には意外と茶の湯が登場します。自身も茶道の稽古を積む著者が、軽妙な筆致で茶の湯ブンガクの世界を案内。「サムライにとって茶の湯は出世のツールだった!?」「正岡子規が茶懐石の味噌汁を考察!?」など、思わぬ茶の湯のあり様や文学者の姿、そしてちょっと現代の茶の湯に通じる教訓も読みときます。
産業発展に寄与する望ましい特許制度とはどのようなものであり、またその政策運営はどのように行なわれるべきか?経済学の視点で理論的・実証的に分析、その成果が遂に結実!
「美麗島」と称される台湾に今も息づく独自の文化。その伝統は、一六二四年のオランダ統治以来、鄭氏、清朝、日本、国民党に至るまで、各時代の外来政権との関係によって形作られてきた。本書では、四百年におよぶ歴史が織りなす文化の多様な魅力をひもとく。街路に残る古跡や廟、人々に愛される名物料理、信仰と祭りなど、台湾をより深く楽しむための予備知識を豊富にまじえながら、知られざる島の実像を活写する。
2004年に各地で行なわれた講演会の法話集の第2集。
「廃校廃村を訪ねて」では、日本全国の廃校廃村(かつて学校・分校があった規模の廃村で、ごく少数戸が残る集落=高度過疎集落を含む)を地方別にまとめていきます。冊子『廃村と過疎の風景(10)』はその第2弾の甲信越東海編です。
主に甲信越東海60ヵ所の廃校廃村への旅行記(全24回)と、長野・山梨・静岡・愛知の資料集からなります。地形図24点(カラー)、写真303点(カラー291点)を掲載しています。
【収録集落】(全60ヵ所)
飯山市堂平、沓津、堀越、北峠、栄村五宝木、佐久市広川原 … 長野県北信・東信
大町市高地、小谷村真木、横川、戸土、生坂村入山、筑北村伊切、松本市東北山、塩尻市桑崎 … 長野県中信
箕輪町長岡新田、伊那市芝平、中川村四徳 … 長野県南信上伊那
大鹿村北川、桃の平、豊丘村野田平、飯田市松川入、大平、泰阜村川端、栃城、天龍村長島宇連 … 長野県南信下伊那
甲州市滑沢、山梨市柳平、甲斐市大明神 … 山梨県
十日町市慶地、軽沢、大池、稲子平、越ヶ沢、大倉、藤沢、霧谷、津南町樽田、横根 … 新潟県中越
糸魚川市上沢、梶山、大久保、虫川、菅沼、橋立、中上保 … 新潟県上越
浜松市天竜区小俣京丸、新開、河内浦、峠、有本、大嵐、門谷 … 静岡県
豊田市牛地、設楽町宇連 … 愛知県
揖斐川町徳山本郷、山手、櫨原、塚、戸入、門入 … 岐阜県
生物は、遺伝子に偶然生じた突然変異によって進化する。だが、突然変異の多くは有害だ。偶然にまかせていては、進化どころか絶滅してしまうのではないか?この矛盾を解く鍵は、DNAが自己複製の際に見せる奇妙な不均衡にあったー。カンブリア爆発の謎から進化加速の可能性まで、生物進化の見方を劇的に覆す画期的な新理論。
日清戦争で清が敗北すると、朝鮮王朝は清の「属国」から離脱し大韓帝国を建国、皇帝高宗(コジョン)のもと独自の近代化を推進した。だが、帝国日本は朝鮮半島での利権を狙い同地を蚕食していく。日露戦争下、日韓議定書に始まり、1904〜07年に三次にわたる日韓協約によって外交・財政・内政を徐々に掌握、10年8月の併合条約によって完全に植民地化する。本書は日韓双方の視点から韓国併合の軌跡を描く。今なお続く植民地の合法・不法論争についても記す。
「ミュージッキング」研究の地平を拡張し、「音楽の力」を問う新たな語りへ!
音楽研究のエポックとなったクリストファー・スモールの「ミュージッキング」という概念を手がかりに、その可能性をさらに広げるべく、世界各地でのフィールドワークに基づいて、文化人類学、民族音楽学、映像人類学、ポピュラー音楽研究、歴史人類学、音楽教育学などの研究者16人が挑みます。
執筆陣:西島千尋/輪島裕介/浮ヶ谷幸代/梶丸岳/増野亜子/井上淳生/矢野原佑史/福岡正太/武田俊輔/大門碧/伏木香織/井手口彰典/松平勇二/青木深
本書は国立民族学博物館の共同研究プロジェクトを書籍化するもので、テーマやフィールドワークの現場となったのは、音楽療法/ディスコ/精神医療/掛け合い歌/バリ島の行列音楽/社交ダンス/アメリカ黒人教会/森の民「バカ」/徳之島の民俗芸能/長浜曳山祭/ウガンダの「カリオキ」/バリ・ガムランの竹笛スリン/佐村河内ゴーストライター事件/ショナの憑依儀礼/伊江島とエチオピアの伝承歌/「支那の夜」と米兵──とじつに多彩。こうした多種多様な事例と視点から音楽研究をバージョンアップさせる意欲的な論集です。
【序論「音楽の力を未明の領域に探る」より】
私たちが目指すのは、世界の様々な場所で営まれるミュージッキングを人と人、人とモノ、人と観念の「出会い」の場として把握し、そこからある種の普遍性や比較参照点を取り出し、音楽という概念を解体し、音楽の未明とでも呼びうる地平から思考を試みることである。それは、人びとの営みから「音楽」や「ダンス」をあえて抽出することなく、ミュージッキングの全体性をありのままに捉えることを意味する。
◎「ミュージッキング」:
ニュージーランド生まれの音楽教育者クリストファー・スモールが、「音楽」「作品」「演奏者」のいずれをも特権化することなしに人々が音楽的実践にかかわる営みを捉えるために提唱した概念。「ミュージッキング」(musicking;音楽すること)というこの鍵概念は、音に媒介されつつ複数のエージェンシー(ヒト、モノ、環境、霊的存在など)が交わり合う場面や、そこで我々が感知したり言説化しようとするある種の「パワー」の存在様態を明らかにするという、従来的な「音楽学」「民族音楽学」「ポピュラー音楽研究」では十分に扱えなかった地平に我々を導く。
(『ミュージッキング──音楽は〈行為〉である』野澤豊一・西島千尋訳、水声社、2011)
就学前の4〜5歳児の表現力や言語感覚を育みます。
表現にめざめ、自分なりの工夫をはじめる4〜5歳。さまざまなしかけをつくって、創造力を育み、読み聞かせで親子の交流を深めます。
本書では、型紙を切って、はって、創造力や表現力を養うとともに、「うらしま太郎」や「ジャックと豆の木」などのおはなしの読み聞かせを通して、親子の交流を深めます。就学前にのばしたい言語感覚もより豊かにします。
型紙は、監修者の指導のもと、はさみを使いはじめる4〜5歳のお子さまが取り組みやすい難易度を設定しています。なかには、とびだすしかけがつくれる型紙もあります。読み聞かせの時間がさらに楽しくなるでしょう。親子で豊かな時間をお過ごしください。
お子さまによって、手指の発達段階は異なりますので、発達段階に応じて、取り組みましょう。お子さまがはさみを使うときは、かならずおうちの方といっしょに使いましょう。
はじめに
この本のつかい方
はさみのつかい方
まずはきってみよう!
おはなし「うらしま太郎」
おはなし「みにくいあひるの子」
おはなし「ジャックと豆の木」
おはなし「いっすんぼうし」
おはなし「長ぐつをはいたねこ」
型紙
型紙ポケット
個性が強い異才児たち。突出した才能に恵まれても、多くは問題児扱いされて学校で居場所を失い、結果として不登校などになりがちだ。そんな彼らに自由な発想と学びの場を提供する東京大学先端研「異才発掘プロジェクトROCKET」でディレクターを務めるのが、心理学や特別支援教育、支援技術を専門とする中邑賢隆教授である。教科書も時間割もないクラスで学ぶものとは? 「成績が良ければ優秀」な時代は過ぎた? 学校や親が気づかない間に築いた”壁”を乗り越える方法とは? 「すべては見守ることから始まる」という主張や最先端の研究の場で得られた知見を一冊に集約し、子どもの才能を伸ばす子育て法を伝授。今こそ、仲間外れの先に広がる可能性に向き合え!
戦国武将列伝シリーズ第10弾!
諸氏を従え甲斐を統一した武田氏と、それを支えた一門・家臣団。
激しい勢力争いを繰り広げた小笠原・諏方・木曽・高梨・市河・依田ら信濃国衆たち。
武田信玄・上杉謙信の争い、織田信長の侵攻、そして天正壬午の乱を経て生き残りを図った武将たちの消長を活写する。
武田信虎・信玄・勝頼・山県昌景・小笠原長時・村上義清・真田幸綱・諏方頼重ら52名を収録。
武田信虎ーー武田家を戦国大名に押し上げた勇将 海老沼真治
武田信玄ーー数々の逸話を残した甲斐の英雄 海老沼真治
武田勝頼ーー時代に背かれた悲劇の名将 海老沼真治
小山田信有・信茂ーー御譜代家老をつとめた武田家重臣 小佐野浅子
穴山信友・信君・勝千代ーー武田一門の国衆として苦悶しつづけた一族 深沢修平
大井信達ーー乱国の甲斐を生きぬき歌を愛した信玄の祖父 深沢修平
今井信元ーー武田信虎に最後まで抗った反骨の一族 深沢修平
山県昌景ーー愚直に信玄に尽くした「赤備えの猛将」の実像 深沢修平
馬場信春ーー“働き比類なし”と賞された武田家宿老 海老沼真治
内藤昌秀ーー信玄の信頼厚き西上野郡司 金子裕太郎
春日虎綱ーー『甲陽軍鑑』の原作者とされる北信濃支配の要 平山 優
小笠原政秀ーー南信濃戦国史の扉を開いた人物 花岡康隆
小笠原定基ーー内外から一目おかれた故実家 村石正行
小笠原長時・貞慶ーー国を追われた信濃最後の守護 村石正行
小笠原信貴・信嶺ーー信濃戦国史の“勝者” 花岡康隆
仁科道外ーー一族の盛衰を決定づけた仁科氏の重鎮 逸見大悟
諏方頼満・頼重ーー武田氏に立ちはだかった信濃屈指の名族 平山 優
高遠頼継ーー諏方氏惣領を目指した野心家 長谷川幸一
藤沢頼親ーー信玄に立ち向かった伊那衆の有力者 村石正行
木曽義康・義昌ーー信濃西部を領した大身衆 村石正行
下条信氏・頼安ーー美濃・三河にまで勢力を広げた境目の国衆 平山 優
知久頼元・頼氏ーー明治維新まで続いた数少ない信濃国衆 平山 優
高梨政盛ーー関東管領を討った北信濃の雄 花岡康隆
高梨政頼・頼親 --信濃最北の国衆 降幡浩樹
市河信房ーー武田・上杉両家の狭間を生きた武将 西川広平
島津忠直ーー大勢力の狭間で翻弄された北信濃の雄 中村亮佑
須田満親ーー上杉景勝の信頼厚い海津城代 原田和彦
村上義清ーー「武田信玄を二度破った武将」の実像 花岡康隆
屋代政国・正長・秀正ーー戦国乱世を泳ぎきった村上一族の名門 平山 優
室賀信俊・満正・正武・満俊ーー諸勢力に翻弄された村上氏の一族 平山 優
真田幸綱・信綱ーー没落から再起した不屈の父子 平山 優
真田昌幸ーー天下人に警戒された「表裏比興の仁」 平山 優
祢津常安・昌綱ーー武田・北条・徳川・真田を渡り歩いた滋野一族の名門 山中さゆり
依田信蕃・康国ーー家康の信頼厚い天正壬午の乱の功労者 平山 優