1924年に設立された公益財団法人東洋文庫。世界屈指の東洋学の拠点としての歩みをたどりつつ、誰もが気軽に楽しむことを目的として設立されたミュージアムも紹介する。
ポスト戦後の精神史
数は減ったとはいえ、学者になりたい人は一定数いるはずだ。本書はそうした人たちに向けて、学者のなり方、職業としての学問を説く試みである。
磯前さんは静岡大学の歴史学科を卒業して、生まれ故郷の茨城で高校教師になったものの、学者になることをあきらめきれず、勉強し直して、東大院の宗教学専攻に入ったという変わり種だ。
高校教師として働きながら(そして、結婚して子どもを抱えながら)の大学院受験は一筋縄ではいかず、語学学習のやり方からはじまり、東大や京大の大学院をさまざま受けた(落ちた)ことまで赤裸々に語られている。
磯前さんの進学先とその時代が、この本を単なるハウツーや体験記を超えたものにする。
磯前さんは東大院で島薗進さんに師事した。このことが人生を大きく変えていく。そして当時、東大宗教学は、スピリチュアルやニューアカに乗じて、スターを輩出しつつあった。
こうしたブームは、オウム真理教事件によって無残に瓦解した。磯前さんは事件以降、宗教学批判を展開し、酒井直樹さんらと意気投合してポストコロニアル研究に向かう。本書はこうした一大転換の貴重な記録にもなっている。
【目次】
はじめに 学者って何者?
第一章 書物が友だちだったーー私の生い立ち
少年探偵団と活字の匂い/ドリトル先生物語/キリストの死
古代の息吹
第二章 学問への目覚めーーシラケ世代の悩み
いつでも音楽があった/放任主義とシラケ世代
マルクス主義歴史学と感情/ロンドンと異星人
第三章 修行時代ーー自立という課題
高校教師失格/大学院受験/大学院合格/東大助手になる
第四章 大学教員という仕事ーー意気揚々の時代
オウム真理教事件/資料の公開/国際学会/ロンドンの闇
第五章 国際日本研究ーーひとつの回心
ハーバード滞在/国際日本研究文化センター
東日本大震災/ザ・タイガース
終章 世界が自分の家だから
あとがきーー存在の語りのあわいに
【本書のねらい】
・学校の授業のおさらいや、家庭学習の仕上げとして、1年間、手軽に便利に使えるプリント問題集。
・基本教科をまるごと学習できるだけでなく、1年生から、楽しみながら英語とプログラミングにチャレンジできます。
・英語は音声付き学習(音声アプリ「きくもん」またはダウンロードで対応)に取り組みます。低学年は、楽しみながら親子で取り組める歌や会話、あいさつなどを収録。
・表面「やってみよう!プリント」+裏面「まちがえたところだけ!プリント」のくり返し学習で、1年間の学習内容をしっかりと定着できます。
・100点になったらシール! 付録のシールでやる気が出ます。
【詳しい学習内容】
全ページフルカラーだから、見やすく、使いやすい紙面です。
1年生は、国語、算数、生活、英語、プログラミングを収録。
ミシン目つきなので、切り取って、手軽に1回1枚のプリント学習に取り組めます。
表面「やってみよう!プリント」は、その単元でおさえておきたい必修問題にしっかり取り組むことができます。
答え合わせをして、ポイント解説をしっかり読んで、間違っていた問題は直したら、100点にしましょう。
裏面の「まちがえたところだけ!プリント」は、表面と同じプリントにもう一度取り組めます。表面で間違えた問題だけ、もう一度取り組むこともできますし、もう一度全ての問題をおさらいすることもできます。
このシンプルなしくみを効果的に使って、しっかり1年間の学習内容を定着しましょう。
毎分、トラック1台分のプラスチックが海にすてられています。そのプラスチックが、海岸をよごし、野生生物をたくさん死なせ、わたしたち人間の食料を危険なものにし、気候にも影響をあたえています。ほとんどのプラスチックは何百年も分解されないのに、半分近くが使いすてにされているのです。わたしたちはなぜこんなことをしているの? どうしてやめないの? ダメージはもとにもどせる? なぜプラスチックは地球にとって悪いの? マインドマップを使って、このようなむずかしい問題をしっかり学びながら、その解決の方法をさがします。
【マインドマップって、なに?】 【プラスチックは、なにが問題なの?】ずっと残るもの/使いすて/陸地の汚染/ゴミ埋立地/資源のむだづかい 【プラスチックは、どうして生まれたの?】プラスチックを拡大すると/プラスチックができるまで 【どうしてプラスチックを使うの?】屋内でも屋外でも/軽くて、じょうぶで、安い/かんたんに形をつくれる 【どうして海にプラスチックがあるの?】海へ向かうプラスチック/マイクロプラスチックができるまで/海岸から海底まで 【プラスチックは海に害をあたえるの?】海流でつながる大海/海の生きもの/マイクロプラスチックの食物連鎖 【プラスチックの後始末をはじめるには?】清そう活動/科学技術/プラスチックの禁止 【プラスチックを使うのをやめられる?】プラスチックの少ないくらし/リサイクル/代わりの素材 【ほかにもできることはあるの?】わたしたちみんなで、できること/あなたに、できること 【用語解説】
〔本書のねらい〕
重要なポイントを,、視点を変えて繰り返し学習することで、解くと自然に力がつきます。また,4択クイズアプリにより,テスト前にスマホで5教科の要点チェックができます。
〔学習内容・特徴〕
1基礎からのスモールステップと反復練習により,無理なく学習が進められます。
2問題を解いていて、不安な部分があっても、参照するページが書かれているので安心して取り組めます。
3重要ポイントが見方を変えてくり返し出題されるので、テストで点に結びつく力がつきます。
4フルカラー化により,写真や図版の内容がわかりやすく,理解が深まります。
5+αの詳しい解説で、一歩進んだ学習ができます。
将来に向かって目標を定め、自分を見つめ直すリスタートの年。願いを叶えるお守りカード付き!
幕府船初の太平洋往復を成功に導いた男
--咸臨丸は蒸気を焚いて、午後三時三十分、浦賀を出航した。……しばらく木村も勝も甲板に立っていたが、風と揺れに耐えられなくなり、船室に降りていった。……友五郎と浜口が羅針盤をのぞいて針路を確認しあっているところへ、万次郎と福沢諭吉がやってきた。--
数学や測量に造詣の深い笠間藩士の四男・小野友五郎は、開明的な旗本の子・小栗忠順と出会ったことをきっかけに、幕府の海軍伝習所に入所。やがて遣米使節団を乗せるポーハタン号に咸臨丸が随行することになった際は、その航海長として、幕府船初の太平洋往復を成功に導く。
勝海舟、福沢諭吉などの陰に隠れてスポットライトを浴びることのなかったテクノクラートに光を当てた大作の前編。
美しい君に恋をした。「俺、せんせーに興味あって」見ているだけで楽しくて、私の恋はそれで充分だった…はずなのに。「してやるから、もう喋るな」30代半ば、ゲイであることを卑下している内向的な大学助手が明るくおバカで遊び慣れた大学生に片思い。ずっと憧れだった彼が突然目の前に現れ、外見と中身のギャップに愕然とした上に想像もつかなかった交流がはじまってしまった。
著者が実践の中で感じた心の問題は、急激に押し寄せる機械化・情報化に伴う生の体験の不足が要因と考えられる。生の体験は相当意識的に行わなければ困難だが、そこで力を発揮するのがイメージ体験である。本書はイメージ体験に着目した実践の重要性を提唱、クライエントのみならず治療者自身の体験も考察した事例研究、日本人の「母性」や「風土」について分析した文献研究などを通して、イメージのもつ治療的意義を明らかにする。
●目次
はじめに
序章 今なぜ「イメージ」なのか
第1節 イメージとは何か
第2節 「私」の心理臨床ーーブックレビューを通して
第3節 「こころ」の質的変化への対応として
第I部 心理臨床実践における「私」の体験
第1章 「イメージ」を受けとめることの困難
第1節 マンハッタンでの体験と旅立った「彼」への思い
第2節 「彼」と向き合った「私」の体験
第3節 「イメージ体験」の意味と重要性
第2章 「イメージ表現」の重要性
第1節 解離症状を抱えた「アイさん」について
第2節 アイさんが表現したイメージの流れ
第3節 表現されたイメージの意味
第4節 クライエント・治療者間におけるイメージのはたらき
第3章 イメージの境界性
第1節 「境界」について
第2節 境界イメージの体験ーー喪失体験を繰り返した女性の夢
第3節 境界なき世界から境界領域へ
第4節 境界イメージの重要性
第4章 境界イメージとしての「母性的風土」
第1節 「グラウンド」と「グラウンドゼロ」
第2節 摂食障害の娘をもつトヨさんの語り
第3節 母親のイメージ体験
第4節 母性的風土を育むこととイメージ体験
第5章 発達障害傾向の若者の増加とイメージ体験
第1節 発達障害傾向の若者の増加
第2節 「この世の果てに来てしまった」と訴えたチカさんの物語
第3節 チカさんのイメージ表現
第4節 発達障害傾向の人への心理療法の可能性
第II部 情報化社会に求められる日本人のイメージとしての「母性的風土」
第6章 「母性社会」と日本の「風土」
第1節 「母性社会」の崩壊
第2節 母性社会を形成する日本の風土
第7章 『遠野物語』にみる日本人のイメージ
第1節 柳田国男と『遠野物語』
第2節 『遠野物語』のイメージ
第3節 境界的イメージについて
第8章 母性的風土としての茶湯ーー『本覚坊遺文』を通して
第1節 文化としての茶湯
第2節 『本覚坊遺文』のイメージ
第3節 イメージ体験としての茶湯
第4節 心理臨床実践における母性的風土
終章 母性的風土を培うこととイメージ体験の重要性
第1節 「私」の心理臨床実践を振り返って
第2節 日本文化にみる母性的風土と心理臨床
第3節 これからの心理臨床実践に向けて
おわりに
引用文献
人名索引
事項索引
初出一覧
謝辞
平成12年4月から平成20年10月までの船舶職員及び小型船舶操縦者法による海技試験として出題された問題のうち、機関科二級の問題と専門の先生方に依頼して寄せられた解答と解説等を集録した。
材料も手間も最小限! 簡単で味が決まる100文字レシピで、ひとりの食事作りの億劫さを解決。歳を重ねても食を楽しみ、元気に過ごすための82品。/ごはん作りが億劫な日も「これなら作れる!」と思える、わずか100文字の最強レシピ。/省ける手間は省き、おいしさのツボは押さえたレシピは「簡単なのに、丁寧な味わい」。/この1冊があれば、もうレパートリーには困らない! 肉・魚・大豆のメインおかずから、野菜たっぷりサブおかず、ごはんや麺類まで充実のラインアップ。/70歳のベテラン料理家の元気の秘訣は、毎日の食事。普段の食事や積極的にとりたい食材も紹介。/筋肉をキープするために、たんぱく質がたっぷりとれるレシピを。/野菜1つで作れる副菜で、毎日しっかりビタミン・ミネラル補給。/マンネリしがちな時は、「新しい調味料」を1つ使ってみると味の扉が開きます。/著者が書き下ろす、料理にまつわる文章も魅力。
子どもたちに人気の落語絵本新シリーズ「こわ〜い落語 小泉八雲」第1巻。
ある夜、寺でひとり琵琶を弾く芳一を、鎧を着た武者が迎えにやってきました。手を引かれたどりついたのは、立派なお屋敷。芳一は、夜な夜なそのお屋敷で、平家物語を弾きかたります。しかし、毎晩ひとりででかける芳一を心配した和尚が、寺男にあとをつけさせてみると……。
小泉八雲の代表作「耳なし芳一」を、落語の軽妙な語り口と、迫力ある臨場感たっぷりの絵で描きます。
美しい字を書くのは楽しい。どんどん書いて、筆に慣れよう。とめ、はね、はらいの基本から、にじみ、かすれを活かした作品までお手本を見ながらチャレンジ。