この「温度の計測」は当協会が調査研究した産業計測機器管理基準、計量標準管理マニュアルの計測機器・温度標準の温度管理部門の項をもとに再編集したものである。
理科年表にある「物理/化学部」のデータは、数字の迷路で使いこなすのは難しいともいわれます。ところがちょっとした基礎知識があれば「自然」の摩訶不思議な、得体の知れない姿がほのかにみえてきます。本書は基礎知識をまとめたものですが、「物理学」のテキストとは違います。物理入門のガイドブックであり、物理嫌いになった人のためのトレーニングブックでもあります。気にいったテーマからアトランダムに読み出して下さい。
本書は、著者の弾性力学における講座等の経験に基づき、これから弾性力学の基礎を学ぼうとする大学や高専の機械系学生の教科書・参考書となることを目的として、弾力学の基礎から応用までをわかりやすく平易に解説することに重点をおいて編集されたものである。
スーパープロダクツはこうして生まれた-日立、ソニー、IBM、富士通、NEC、東芝、リコー。着想から完成にいたるまでを徹底取材。開発秘話、苦労、喜びなどエンジニアの生の声をレポート。
現代の“車社会”では多くの学生が自動車の免許をもち、車に対して一方ならず興味をもっている。本書は多くの学生が興味をもつ自動車を題材にして、文科系の学生諸君にも物理学が好きになってもらえるように編んだユニークな教科書である。
本書は、現場の第一線で省エネルギー活動に取り組んでいる技術者だけでなく、各種研究機関におけるエネルギー関連技術研究者やエネルギー問題担当の政策マンにも充分に参考になるものと思われる。特に、個々の優れた省エネルギー技術研究については、単なる文献紹介に終わるのではなく、できるだけ具体的に研究内容のポイントに触れた。
今日の宇宙論の発展のためには、アインシュタインによって提唱された一般相対性理論と、ハッブルによって発見された宇宙の一様な膨張の理論の2つの事象が必要不可欠の要素である。本書は正に、この2つの土台の上に立つ理論を、最近の発展も盛りこんで平易かつ総括的に解説したものである。
本書の原著は、核融合研究開発のこれまでの発展の歴史を平易に解説したロシア語の啓蒙書です。難しい数式は用いず、また専門家の間でもあまり知られていない挿話が数多く含まれている大変興味深い内容となっています。
本書は、金属の高温酸化のメカニズムの基礎を、熱力学および動力学の両面から解説し、さらに複雑な混合雰囲気中の腐食、凝縮相の反応、鋼のスケール生成から脱炭に関する問題点などを実例をあげて明解に示しています。
人間の脳に限りなく近い機能を持つニューロ(神経)コンピューターの研究が進む。複雑なプログラムがなくても学習・連想能力を駆使し画像や文字、音声などのあいまいな情報を瞬時に処理する注目の先端技術。ビジネス化めざし熱帯びる日米の研究開発のすべて。
この著作は、19世紀における、それも主として英国における、化学および化学と世界観との関連についての論考である。英国においては、化学理論と系統的に述べられることが多い哲学上の見解との間には、驚くほど密接ではあるが千変万化な関係が、19世紀を通じて存在していたことが分る。
本書は、大学の理工系初年級における化学あるいは物理化学の教科書および参考書として書かれたものである。内容は物質の状態、構造、反応の解明を主とするが、アプローチの方法として、ミクロな立場とマクロな立場との統一を図った。