仮病をつかってまで食べたかった祖母の〈スープ茶漬け〉、力をつけたい時に作る〈大蒜うどん〉。回春薬のようなブレッソン監督の映画、歌舞伎、晩年より研究しはじめた気学、そしてフランスの田舎旅行…粋人がささやかなル・パスタン(楽しみ)を絵と文だ描き織りなす珠玉の池波ワールド。全104篇オールカラー収録。
これでパスタが得意になる。初めて作るご馳走パスタも、手打ちパスタも、この一冊で完璧。いつものパスタがぐんとおいしくなるプロのコツも紹介。
あなたは読めるか、約8900の難読熟語。その熟語を読みながら尻取りしながら、迷路のようにゴールをめざしましょう。
麻薬・発砲事件・度重なる引退発言…“神の子”の宿命を負うた孤高のスーパースターを追い詰めていったものは…。天才プレーヤーの栄光と挫折、そして復活の大いなる軌跡を活写。
昨年7月、逝去した作家・森瑶子とアートディレクター・亀海昌次が三年間にわたって綴った、共作エッセイ。ホテル、香水、癖、香港、別れ、レストラン、記念日。数々の思い出の中から、共通の素材を探り当て、心の機微に応じるままにふたりはペンを走らせていく。友情と尊敬を抱きながらも文章の世界で激しい闘いが展開する。亀海昌次による、追悼・森瑶子を巻末に収録。
形を見るだけで楽しく愉快になるイタリアン・パスタの数々。東欧に伝わるシュペッツレ、ピロシキ、クレプラッハ。日本のそうめん。中国のビーフン。ロシアやトルコの詰めものをしたパスタなど。世界のパスタがこの小さな本に大集合しています。あわせて作り方もご紹介します。
「身の危険を感じている。地球に同行してくれないか」-。チジャの手紙はミノルの胸をうった。チジャはミノルの幼友達であり、独立闘争時代の仲間でもあり、そして何よりもその歌声で聴く者の心をとらえる、誰ひとりとして知らぬ者のないスーパー・スターなのだ。ミノルはエリカの皮肉を聞き流して、地球公演に赴くチジャに合流したが、地球では思わぬ誘拐劇が待ち受けていた。
とことこと、みちをかくしながらすすもう。むかしなつかしいあそびをたし算しながら。8才から120才まで、いっしょにあそべます。