累計23万部突破!! さらにわかりやすくなった改訂版
人体の構造と機能を臓器別・全10巻に編集したシリーズ。
解剖学・生理学の高度な内容をやさしく学べる教科書として、全国の医学生から最も高い支持を得ています。
最新の知見に基づいて内容を更新するとともに、さらに読みやすく、わかりやすい教科書をめざしました。
生殖器の概観
生殖器は種の存続のための器官である
男女の生殖器は共通の起源から分化するが,両者の構造は大きく異なる
男の生殖器
精巣はもと腹腔にあった
1日3000万個の精子が精細管で作られる
ライディッヒ細胞の産生するテストステロンが精子の形成を促す
精子は輸精路の中で何週間でも生きている
射精された数億の精子のうち,受精の場に到達するのはごく少数である
多量の血液が海綿体に流れ込むことにより,勃起が起こる
女の生殖器
卵巣・卵管・子宮はひとつづきの腹膜をかぶっている
卵巣は骨盤側壁にある腹腔内臓器である
卵細胞は,卵巣中で卵胞に包まれて育つ
下垂体ホルモンが卵胞を成長させ,排卵に導く
放出された卵子は卵管に取り込まれ,子宮に運ばれる
子宮は厚い平滑筋の袋で,体部は腹腔に,頚部は腟内に突出する
子宮体部と頚部は異なる粘膜で内張りされている
子宮内膜は受精卵のために毎月新しい寝床を用意する
月経周期は,卵巣ホルモンの分泌パターンによって支配されている
腟内は酸性に保たれる
骨盤底・会陰
筋性の隔壁が骨盤内臓器を下から支えている
妊娠・分娩
精子は酵素を放出して卵子の外被を突破する
受精卵は約280日間で急成長する
受精卵は卵管内を移送され,1週間後に子宮内膜に着床する
胚は栄養膜に包まれて子宮内膜に埋まっていく
人体の各器官は内・中・外の三胚葉のいずれかから作られる
胎児の絨毛は母体血の池に浸され,物質交換が始まる
胎盤はいわば万能の臓器である
胎児の成長に伴い,母体の全身に大きな変化が起こる
分娩時,子宮体部と底部は収縮し,頚管は上方へ引っぱられて開大する
乳腺の組織構造は妊娠中に大きく変化する
思春期と更年期
性ホルモンの分泌開始が思春期をもたらし,分泌低下とともに更年期に入る
生殖器の発生
Y染色体が性分化のスイッチを入れる
男の生殖管はウォルフ管から,女の生殖管はミュラー管から作られる
外生殖器の性分化はステロイドホルモンによって誘導される
[基礎知識]
有糸分裂と減数分裂
本書は、精神科専門医試験の第7回〜第9回における問題とその解説である。精神医学の基礎から症例を通した治療対応の判断、社会制度に関する新しい知識など幅広い範囲をこの1冊でカバー。正答を導く根拠(エビデンス)を提示しながら1問ずつ丁寧に解説しており、専門医試験受験者必携の書!
総論
1. 面接・精神療法 9
2. 心理社会・精神科リハビリテーション・地域精神医療・保健・福祉・法 16
3. 救急・リエゾン・歴史 26
各論
4. 統合失調症 F2 43
5. 気分(感情)障害 F3 74
6. 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害(摂食障害を含む) F4(F50) 103
7. 児童・思春期精神障害 F7, F8, F9 130
8. 精神作用物質使用による精神および行動の障害 F1 145
9. 症状性を含む器質性精神障害 F0(認知症など) ・睡眠障害 F51, G47 ・てんかん G40, G41 160
10. 成人のパーソナリティおよび行動の障害 F6 190
索引 205
1型糖尿病患者の療養指導に必要なカーボカウント(Carbohydrate Counting)、インスリンポンプ(Continuous Subcutaneous Insulin Infusion: CSII)、CGM(Continuous Glucose Monitoring)の3Cについて、80題の演習問題を解きながら知識を身につけていくことができる。設問には基礎的な知識を問うものや、療養指導上で対応に迷う場面などを取り上げている。改訂にあたっては,日本国内で使用が可能となったリアルタイムCGMを搭載したセンサー付きインスリンポンプ(SAP)の解説を中心に内容の充実をはかった.
イラストを多用しわかりやすく解説した教科書。〔内容〕栄養必要量(食事摂取基準)/成長・発達と加齢(老化)/栄養管理プロセス/ライフステージ別栄養管理/栄養管理と諸領域(運動・スポーツ,ストレス,生体リズム,環境)/他 (2色刷)
1:春の予感ーI’ve been mellow
2:赤い風船
3:思春期
4:木綿のハンカチーフ
5:まちぶせ
6:UFO
7:ひまわり娘
8:グッドバイマイラブ
9:タッチ
10:木枯らしに抱かれて
11:時をかける少女
12:プレイバック Part2
13:せんせい
14:セカンドラブ(セカンド・ラブ)
15:やさしい悪魔
16:セーラー服と機関銃
17:オリビアを聴きながら
18:瞳はダイヤモンド
本書は、精神分析療法と森田療法について幅広い知識と豊富な経験を持つ著者の臨床的研究の成果が盛り込まれた最新の論集である。前半では、精神医学における精神療法の潮流、多様な病態の相互関係を対象関係論を用いて解き明かし、精神療法のあり方を思考していく中で、個人精神療法、グループワークや社会療法の必要性が論じられ、後半では、摂食障害、境界性人格障害、強迫性障害、解離性同一性障害、社会的ひきこもり、性同一性障害といった病態についての理論と治療技術が解説される。
アン・ジヨンとウ・ジユンによる個性あふれる女性デュオ、ボルパルガン思春期(赤いほっぺの思春期)による最新ミニアルバム。
フォトカード:3種封入(団体2種のうちランダムで1種+メンバー別3種のうちランダムで1種)、折込封入ポスター:1種
<収録内容>
1. Walkerholic
2. 25
3. XX
4. Taste
5. Day off
6. XX (Acoustic Ver.)
2018年7月〜9月分収載。歌丸師匠、逝く/麻原彰晃という記憶/ジャンプ創刊50年/ 参院6増/41.1度/初の司法取引/思春期の悩みに寄り添う/原爆忌に/長崎の証言/山の日に/北海道で震度7/樹木希林さんを悼む/月の水/新潮45の落日 ほか。
●管理栄養士国家試験出題基準に沿って目次を立て、要点を簡潔に解説。
●大学・短大・専門学校など、管理栄養士・栄養士養成施設のテキストに最適です。
●管理栄養士を目指す方の参考書として、毎日の学習をサポート。
●図表を多数活用。視覚を通じて本文の流れがわかります。
●直近5回の管理栄養士国家試験で出題された語句や内容について、出題番号を併記。
●重要なキーワードを色つきで表記。解説を同ページ内に掲載し、スムーズな理解を助けます。
●コラムでは、知っておきたい知識について解説。
●各章末には、その章に関する復習問題を掲載しました。
乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり
涙を流したりすること自体が治療だと思う
治療の鍵は,乳幼児期の記憶。その記憶は,人間の一生に深い影響を与える。本書は,児童精神科医として稀代の存在である小倉と,発達障碍の臨床実践・臨床研究において第一人者である小林による論文・対談を収録した1冊である。「乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり涙を流したりすること自体が治療だと思う」とする小倉と,臨床実践や調査・研究から母子の関係性と病理を解明してきた小林による治療論。子どもから成人まで多くの事例をもとに,こころが形作られる原点をめぐる治癒を探る。
小倉 ケースバイケースで、そのときの勘でもって決めればいいんじゃないかと思う。自分の勘を信じて。
小林 小倉先生。それはとってもよくわかるんですけど……その、勘でとかいうふうになっちゃうとそれ以上に議論が進まなくなって。ああ、やっぱり名人は違うなっていう感じになっちゃうわけですよ。
小倉 そうかあ。
小林 だから、勘があんまりよくない人間にとっても、ああそういうことでそうなるのかっていうふうに、わかるようにしていかないといかんなという感じで、今日は先生からいろいろ話を探ろうとしているわけですよ。
はじめに──本書が生まれた経緯
1
乳幼児期の母子関係からみたこころの病の成り立ち
関係に着目するようになったのはなぜか/母子関係の観察をどのように行なったか/「行動」ではなく「情動(甘え)」に着目すること/一歳台にみられる母子関係の様相/母親から見た子どもと母子関係からみた子ども/甘えのアンビヴァレンス/アンビヴァレンスによる子どもの反応の多くは誰にでも理解できる/二歳台にみられる母子関係の様相──アンビヴァレンスによる不安と緊張への対処法/アンビヴァレンスを捉えることによって治療は展開する
2
患者の面接で語られる乳幼児体験
大学も教科書も、まるで面白くない/犯罪者の幼少期体験/子育てを勉強するためにアメリカに行ったところ……/医学部に入るための二歳塾?/赤ちゃんを観察して思うこと/親たちの世代の時代環境と子育て/さいごに
3
対談 乳幼児体験とこころの臨床
写真を見る/幼い頃の記憶が蘇る/治療のターニングポイント/土居のカルテ・日本語/ジェノグラム/観察の大切さ/乳幼児体験/親への怒りをどう扱うか/負の世代間伝達について/生まれる前の記憶/まとめ
4
患者の面接で語られる乳幼児体験
はじめに/1 思春期症例の臨床/2 思春期の特徴とその家族との関係性/3 症例の提示/4 治療戦術について/おわりに
5
罪を犯した人との面接でみられる「甘え」のアンビヴァレンス
はじめに/詐欺事件を起こした人との面接を通して感じたこと/犯罪者の生育史からうかがわれる幼少期体験/罪を犯した人の対人的構えを「発達」という視点から考える/「甘え」とアタッチメント/犯罪者との面接で大切なこと/乳幼児期の母子臨床からみた「甘え」のアンビヴァレンス/彼の変化にどう応じたか/面接で「関係」をみるコツ/おわりに
ほか
この本を読むだけで、国家試験合格力がきっちり身につきます。
国試対策に必携の一冊です!
【本書の特長】
■よくわかるテキスト、イラスト、写真
■過去問を徹底分析!項目ごとに重要ポイントを収録
■隠しておぼえるチェックシートつき!
第1章 婦人科領域
第2章 産科領域
第3章 新生児〜思春期
第4章 助産概論
第5章 母子保健
第6章 助産管理
●各ライフステージや疾患について,身体状況や栄養管理の考え方を理解し,栄養マネジメントの知識・技術・態度を修得できるよう工夫した応用栄養学の演習・実習テキスト.
●「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」に準拠しており,栄養計算を見直して最新情報にアップデートした改訂版.
Chapter 1:栄養マネジメントの基礎知識
Chapter 2:妊娠期の栄養
Chapter 3:授乳期の栄養
Chapter 4:乳児期の栄養
Chapter 5:幼児期の栄養
Chapter 6:学童期の栄養
Chapter 7:思春期の栄養
Chapter 8:成人期の栄養
Chapter 9:高齢期の栄養
Chapter 10:運動・スポーツと栄養
Chapter 11:環境と栄養
管理栄養士・栄養士において重要かつウエイトの高い業務である「栄養の指導」,「栄養教育(指導)」についてのテキスト。栄養教育の概念,理論的基礎,栄養教育マネジメント,国際的動向などを網羅。
日本人の食事摂取基準の改定(2020)に応じた変更、修正、第4章ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育に栄養教育プログラムの実際の項を設け、隣地郊外実習など実務に役立つ内容を追加した第6版。
<執筆者>
土江 節子、安田 敬子、井上 久美子、小川 万紀子、小林 実夏、秋吉 美穂子、橋本 弘子、清水 扶美、平田 庸子、小倉 有子、高橋 律子、馬渡 一諭、大瀬良 知子
1 栄養教育の概念
1.1 栄養教育の定義
1.2 栄養教育の対象と機会
2 栄養教育のための理論的基礎
2.1 行動科学の理論やモデルと栄養教育
2.2 行動科学の理論とモデル
2.3 行動変容技法と概念
2.4 栄養カウンセリング
2.5 組織づくり・地域づくりへの展開
2.6 食環境づくりとの関連
3 栄養教育マネジメント
3.1 健康・食物摂取に影響を及ぼす要因のアセスメント
3.2 栄養教育の目標設定
3.3 栄養教育計画立案
3.4 栄養教育プログラムの実施
3.5 栄養教育の評価
4 ライフステージ・ライフスタイル別栄養教育
4.1 妊娠期・授乳期
4.2 乳幼児期の栄養教育
4.3 学童期・思春期の栄養教育
4.4 成人期の栄養教育
4.5 高齢期の栄養教育
4.6 傷病者および障がい者の栄養教育
4.7 障害者の栄養教育
5 栄養教育の国際的動向
5.1 わが国と諸外国の食生活の比較
5.2 先進的における栄養教育
5.3 開発途上国の栄養教育
巻末資料
1 栄養教育に必要な基礎知識と教材
2 栄養教育に関係する法律・通知および疾患治療ガイドライン
<演習問題>
索引
総合診療専門医になるためのシリーズ全4冊のなかの4冊目(第3巻).総合診療専門医取得を目指している専攻医が,研修中に習得すべき項目を演習形式で学ぶ自習書.受験対策本としての活用はもちろん,試験終了後も折に触れて知識の再確認などに役立てることができる.既刊の,「診療の仕方」をまとめた第1巻,「ポートフォリオ」を扱う第2巻,「研修の受け方」を取り上げた第4巻と併せて活用したい.