わが国初のNICEガイドラインを活用した摂食障害治療の実践書。エビデンス豊富なNICEガイドラインを、わが国の摂食障害治療に活かすべく、症例とともに詳細、かつ平易に解説。プライマリケア医から専門医まで、摂食障害に関わる人、必読の1冊。
「栄養管理プロセス」(NCP)を中心とした構成とし、事例を「栄養評価コード」のFH(食物・栄養に関連した履歴)、AD(身体計測)、BD(生化学データ、臨床検査と手順)、PD(栄養に焦点をあてた身体所見)、CH(個人履歴)に分類し、SOAP(S主観的データ)、O客観的データ、A評価、P計画)表を作成する演習を重視した。それにより、PES(P栄養状態、S根拠、E原因)報告が作成できるようになることを目指す。個人と集団の事例を取り上げ、栄養教育論実習や臨床栄養学実習、公衆栄養学実習へとつながる基礎手法を身につける。
0. 応用栄養学実習にあたって
【栄養管理の基本】
1. 栄養管理の概念
2. 栄養リスクスクリーニング
3. 栄養評価・栄養診断
4. 栄養介入計画
5. 栄養介入計画の実行,モニタリング,評価(判定)
6. 集団における栄養管理プロセス
6.1 集団の食事改善を目的とした栄養管理プロセス
6.2 集団の栄養・給食管理を目的とした栄養管理プロセス
【ライフステージごとの栄養管理】
7. 妊娠期,授乳期の栄養管理
7. 1 事例を基にした栄養管理演習【個人】
7. 2 事例を基にした栄養管理演習【集団】
8. 新生児・乳児期の栄養管理
8. 1 事例を基にした栄養管理演習【個人】
8. 2 調乳実習
8. 3 離乳食実習
9. 幼児期,学童期,思春期の栄養管理
9. 1 事例を基にした栄養管理演習【個人】
9. 2 事例を基にした栄養管理演習【集団】
10. 成人期,更年期の栄養管理
10. 1 事例を基にした栄養管理演習【個人】
10. 2 事例を基にした栄養管理演習【集団】
11. 高齢者の栄養管理
11. 1 事例を基にした栄養管理演習【個人】
11. 2 事例を基にした栄養管理演習【集団】
【運動時の栄養管理】
12. 安静時,運動時の栄養管理
13. 健康づくりを目的とした運動処方
【シリーズ総編集】木戸康博・宮本賢一
【実験・実習編担当委員】岡崎 眞・片井加奈子・加藤秀夫・桑波田雅士
【執筆者一覧】青井 渉(京都府立大学大学院)・小倉嘉夫(神戸女子大学)・片井加奈子(同志社女子大学)・勝川路子(帝塚山学院大学)・木戸康博(甲南女子大学)・工藤美香(駒沢女子大学)・小切間美保(同志社女子大学)・小島菜実絵(京都光華女子大学)・小林ゆき子(京都府立大学大学院)・齊藤曜子(京都光華女子大学)・清水扶美(神戸女子大学)・田中弥生(関東学院大学)・福田ひとみ(帝塚山学院大学)・渡邊英美(同志社女子大学)
1.妊娠期(妊娠の成立/母体の変化/他)
2.授乳期(授乳女性の生理的特徴/他)
3.乳児期(栄養補給法/他)
4.幼児期(栄養ケアのあり方:成長・発達を促す食事/他)
5.学童期(学童期の食事摂取基準/他)
6.思春期(思春期の特性/栄養アセスメント/他)
7.成人・更年期(生活習慣病とその予防/他)
8.高齢期(QOL向上と食事の役割/他)
9.運動・スポーツ時の変化と栄養(運動時のエネルギー/アスリートのための栄養と食事/他)
10.環境と栄養(ストレス対策と栄養/他)
2003年の初版以来,多くの保育士養成校で利用していただいた『小児栄養演習』を,保育士養成課程の現行科目である「子どもの食と栄養演習」に沿い内容を加筆・修正し書名を改めた改定新版。 新たな執筆陣を加え近年の動向・知見を踏まえ多くの項目について書き下ろし,新しい時代の保育に求められる「食育」実践力を高める内容を盛り込む。 16項目の演習課題を用意し,実際に即して学習を進める。 巻末の付録には「食生活指針」「授乳・離乳の支援ガイド」など,子どもの食にかかわる基本的な文書を収載。
統計と資料を刷新。令和5年「乳幼児身体発育調査」も収載。「日本人の食事摂取基準2025年版」に対応した第7版。
こころの病いを示すに至ったその人が,現在どんな
状況,条件,対人的環境の中で生活しているのかを
知ることは,当然のことながら極めて大切です。こ
れには社会的・文化的・経済的・政治的・宗教的,
そして教育的な,ありとあらゆる条件が関与してく
るものと思われます。-待望の著作集第三弾。
帝京大学精神科学教室で長らく行われてきたグループスーパービジョンの記録を基にした精神療法の実践的入門書。下坂幸三氏の検討会から、摂食障害を中心に難治性の入院5症例が提示されて、下坂氏のスーパービジョンとグループ討論、主治医の感想、下坂氏の全体を通しての「ひとこと」から成っている。研修1、2年目の若手精神科医が熱心に治療に取り組む様子を疑似体験でき、若い精神科医が精神療法の基本を学習する書。
当教科書は、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)および、2020年に改訂された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に準拠して執筆した。また、学生の立場に立ち、図表をカラーとし、学習意欲がわく編成としている。文章も出来る限り平易な表現に努めた。さらに管理栄養士養成課程の教科書としてはこれまでにない全く新しい試みとして、本文中の重要個所の文章をそのまま用いた簡単な5者択一の例題問題を随所に設けて、これを解くことで教科書内容の理解の助けとなるようにするとともに、重要事項が自然と身に付くように工夫をした。また、章末問題として国家試験の過去問題を豊富に掲載し、詳細な解説を付して応用力の養成にも心掛けた構成としている。国家試験に合格することを主眼とするなら最適の書としてお勧めする。
基礎的な病態生理から一般的な治療原則まで網羅した2707のQ&A。見やすく、読みやすい2色刷のレイアウトに変更。知識の整理に役立つ「TOP100シークレット」と「キーポイント」を新設。
過酷な医療現場で、共に苦悩を抱える人間同士として、患者と真摯に向き合った臨床家たちの、人間味と感動に満ちあふれたナラティヴなケースレポート集。
患者さんの人生が、いくらかでもくつろぎや楽しみのあるものになってほしいーそんな思いをたずさえながら臨床を続けてきた精神科医30年の覚え書き。
生活習慣病の一次予防などにおける栄養教育マネジメントや栄養状態の評価・判定能力,対象者の行動変容に効果的な行動科学やカウンセリングの応用について具体的に記載し.新しい時代のニーズにそった内容とした.「健やか親子21」(第2次)をはじめ,最新の法規改正にそった内容となるよう全面的に見直した.
1.栄養教育の概念(栄養教育の目的・目標/栄養教育の対象と機会)
2.栄養教育のための理論的基礎(行動科学理論と栄養教育/行動科学の理論とモデル/栄養カウンセリング/カウンセリングの栄養教育への応用/栄養カウンセリングの方法/食環境づくりとの関連/他)
3.栄養教育マネジメント(健康・食物摂取に影響を及ぼす要因のアセスメント/栄養教育の目標設定/他)
4.妊娠・授乳期の栄養教育
5.乳幼児期の栄養教育
6.学童期・思春期の栄養教育
7.成人期の栄養教育
8.高齢期の栄養教育
9.傷害者の栄養教育
10.障がい者の栄養教育
生々しい巨龍たちの激突を活写する! 成毛眞解説
グーグル、アップル、フェイスブック。新旧メディアの野望と苦悩。大幹部たちにベテラン記者が直接取材、風雲急を告げるIT三国志!