買って地区大会で戦うか、売って全国大会へ行くか。いまやビジネスは業種の垣根を越えた「異種格闘技戦」
急性期からクロニックへ、キュアからケアへと、保健医療の枠組みが大きくシフトしている。3大死因の癌、脳卒中、心臓病をとっても、診断・治療というこれまでの枠組みではまかないきれない。糖尿病をはじめ生活習慣病という観点も注目されている。根治せずに病気を抱えて推移するという時間軸と、対人関係や社会的資源など生活レベルでのひろがりを見据えた新たなパラダイムが求められている。本書はクロニックイルネスという切り口から保健医療の全体像を示し、人と病いの新たなかかわりを問い、今日的な課題と取り組みへの展望を与える。
トヨタグループに学ぶ!技術力を高める問題解決実践法。
不平等な富分配の弊害とは?労働協力による利益とは?初期社会主義思想の精髄。本邦初訳。
100年以上の歴史を持つ日系人のコミュニティ。そこで行われてきた日本語日本文化と現地の言語文化の間の葛藤、挑戦、実践は、現代社会にどう活かせるか。マイノリティの言語文化教育も視野に入れ、当事者たちの声を聞く。
第1章 南米日系日本語教育の創造性と多様性
松田真希子
第2章 ケイショウゴ教育の変遷についてーオーストラリアとブラジルを例にー
トムソン木下千尋
第3章 「違い」の感覚を生きる
福島青史、長谷川アレサンドラ美雪
コラム1 複数の言語と文化に触れること
松崎かおり
第4章 多様化社会のファミリー・ランゲージ・ポリシー
伊澤明香
第5章 日系4世の継承語・文化保持の可能性
坂本光代
第6章 ニッケイ・アイデンティティについて考える
水上貴雄
第7章 スタイル万能神話の崩壊
ー状況に応じて、話す言語に応じて、人間(キャラ)が非意図的に変わるということー
定延利之
第8章 自分のことばをつくっていく意味
三輪聖
第9章 CLD児のことばの可視化と全人的教育
中島永倫子、櫻井千穂
コラム2 離れて眺めて、混ざる良さに気づく
サウセド金城晃アレックス
第10章 日系ブラジル人にとっての「日本」、そして「郷土」
中井精一
第11章 ブラジルに根をはる俳句・ハイカイ
白石佳和
第12章 ボリビア日系社会の言語接触と混合言語
ダニエル・ロング
コラム3 “Why me?”-なぜ私がシドニーにいるかー
寺本不二子
第13章 昆布に分散化されたアイデンティティ
尾辻恵美
第14章 彷徨える文化、言語、アイデンティティ
岡田浩樹
現実と理論の対話、個人の選好、分配・格差、少子化と政策をキーワードに、さまざまな現代的テーマをマクロ経済学の視点から論じる。
マクロ経済学,そして本書への誘い/正規・非正規間の賃金格差縮小が家計に及ぼす影響/最低賃金の引き上げが経済成長および財政に与える影響/新型コロナウイルス感染拡大下の消費行動/家計の権力と経済成長/情報化社会における収穫逓増と労働分配率の低下/コロナショックは格差を拡大したか?/子育て支援政策と経済成長、ほか。
便益遅延性サービスとして典型的な例として「医療サービス」と「教育サービス」を取り上げる。そのサービスにおける便益の享受のあり方の違いと、便益遅延性サービスのマーケティングの方向性を探る。
教育の選別が始まった。院卒は企業で評価されるのか?シュウカツの結果を決める要因は?大学の教育方法改革は有効か?教育は人生をどう豊かにするのか?教育の評価・検証、その必要性を問う。
独立行政法人国立女性教育会館ではキャリア形成という観点から調査研究、研修等を進めてきていますが、本書は、研究領域への女性の進出という点から行なった調査研究の結果です。平成一五年度、一六年度には、女性研究者が能力を十分に発揮し、活躍できるようにするために、様々な研究分野で活躍する研究者が情報交換を行なうための懇談会を実施しました。またそれとともに、女性研究者のネットワークづくりを支援するためのプロジェクトを立ち上げ、調査研究も行ないました。その一つとして、若い女性を支援するために、研究者として活躍している女性たちが、どのようなプロセスで研究者になったのかを知ることができるようにということで、ロールモデル集をまとめたものです。
日本語学習者の中には、古典日本語で書かれた資料を用いて研究を行う人たちがいる。日本研究を行う彼らに必要とされる言語教育上の支援とは何であるのか。この疑問に答えるために、海外教員への質問紙調査や学習者へのインタビュー、読解過程の分析等を通して彼らの古典日本語学習・理解の実態を明らかにし、それに基づく授業実践を行った。今まで明らかにされてこなかった古典日本語習得の実態とその支援について考える画期的研究。
グローバル強壮にしのぎを削る企業にとって他社に先駆けて研究機関の成果をいち早く取り入れることは、生き残りのための大命題。新規分野の研究成果を手に入れる。大阪府立大学における産学官連携の実際のプロジェクトを詳しく紹介。
医学シミュレーション教育という「料理は紹介されてきているけれども、料理人がいない!?」状況を打破し、あなたが名シェフになるための超入門書が出来ました。気軽に読める会話形式で、医学シミュレーション教育を実践するために必須の知識と方法論をわかりやすく提供します。
異なる文化的背景、ジェンダーやセクシュアリティ、障害など、学校で学ぶ子どもたちの多様性は高まっている。多様性を対処すべき問題ではなく、強みとして捉え、これからの教育をどう構築するのか。本書は世界の教育政策・実践とともにその手がかりを提供する。
むらと都市は異なる原理で…食と農は同じ原理で…四十年にわたる農村巡礼のなかに、都会育ちの著者が感受した異と同のハーモニー。
旅をすること。写真を撮ること。建築について思考すること。自らの日常の中で、当たり前に繰り返される無数の行為のうち、たった3つを取り出して、本来であればそれら3つに大きな影響を与えているはずの、他の行為たちにはあえて触れずに、形としての文字と画像のみを示した。