2006年9月公開の世界初のスペシャル・ウィッグ・エフェクト(特殊ヅラ効果)を採用した、ポリス・アクション作品のサントラ。モト冬樹が歌う主題歌のほか、河崎監督作品ではおなじみの石井雅子による音楽が楽しめる。
ゲームから派生し、アニメや歌謡ショーにまで発展した人気の“サクラ大戦”シリーズの全曲集第2弾。2002年から2006年までにリリースされた楽曲すべてを8枚にコンパイル。“紐育星組”も加わるなど、本作も充実の内容だ。
天才少年と謳われたミンツの、2枚目となるアルバム。クライスラーのオリジナルと編曲ものから、おなじみの名曲を収録。ミンツならではの美音が横溢していて、ヴァイオリン演奏のひとつの典型がみられる。
ナチュラル ハイのピアノ奏者による、リリカルなアコースティック・ピアノの調べが活きたアニメのサントラ盤。ソロ演奏やトリオ演奏から管楽器付きやストリングス付きのものまでとさまざまな設定を持つ、ときにジャジィな静謐インストゥルメンタル曲が並んでいる。
品格のある歌心と上品な音色。オーケストラやアンサンブル活動の中で身に付けた「抑制の美」を、ソロでも実践している彼だ。もっと羽目を外してもいいかなと思いつつ、ギリギリのところで踏み止まるのも彼の魅力なのだろう。ソッリマでは、彼の感性の鋭さも聴ける。
ベンチャーズとともに日本人に親しまれてきたエレキ・インスト・バンド、ザ・スプートニクスのベスト盤。“北欧サウンドの雄”として根強い人気を誇った彼らの、ヒット曲や人気曲を厳選した1枚だ。
1910年以前の小編成での演奏から、1910〜1920年代のオルケスタ編成での演奏、第二のタンゴ黄金期と言われる1940年代の演奏、歌曲としてのタンゴ、1950年以降のタンゴ新世代の曲、ファン・ダリエンソ追悼ライヴ、といった構成・編集のタンゴ130曲だ。
イギリス出身のバリトン、キーンリサイドがモーツァルトからヴェルディやワーグナーに至るバラエティに富んだアリアを歌っている。しっかりと自分のある知的な歌手のようだ。特に「プロヴァンスの海と大地」や「夕星の歌」での柔和な歌声が印象的。
年末恒例となったジャパニーズ・レゲエ・コンピの2006年版。本作もDJ BANAによるベスト盤とミックス盤の2枚組仕様で、CHEHONらの新鋭からFIRE BALLなどの常連までを網羅してお届けする。
『のだめカンタービレ』“ラ・フォル・ジュルネ”など、さまざまな効果によってまたもクラシック・ブームが到来中の2007年春、すかさず登場した新旧取り混ぜお買い得の全6枚組100曲ベスト。“クロスオーヴァー”がまるまる1枚を作っているのがソニー流。