3年間ただみつめることしかできなかった阿部君が長崎へ引っ越してしまう。もう逢えなくなるってわかったとき…あたし、ありったけの勇気をかき集めてお願いしたの。“毎晩9時、お月さまを見上げてください”そして、あたしは阿部くんのことを想いながら、毎晩、月を眺めて過ごしていたの。内気なあたしは、電話することもできなくて…。お月さま、こんな想い、彼に伝えて…あたし、阿部くんに逢いたい…。
いま企業の管理職たちが子育てに挑む。ビジネスマンの父たちが、「たくましく元気に自立する力を子供に与えたい」という熱き思いを胸に、創造的人育てマネジメントの知恵を総動員して実践する子育てキャンプ「たびだち学校」。この悪戦苦闘の体験の中で見いだした、子供をまっすぐ育てる仕掛けと工夫の数々-。
成瀬桜桃子編・解説。膨大なる万太郎の俳句作品より350句を選んで抄出。代表作を網羅し、万太郎作品の全貌をとらえた、待望の一冊。
UNIX MS-DOSマシン対応。
昭和を代表する物故俳人33氏の作品と人間像を、総合的に、ヴィジュアルに紹介し、世界で最も短い詩型をもつ文芸ジャンルを通して「昭和」とはいかなる時代であったかを再検証する画期的シリーズ。
本書は、新聞に掲載した中から、千桜さんがとくに選んだ秀作ばかりを集めて、一冊にまとめました。おひとりで数句も選ばれている例もあります。
かつて生物は、少しずつ着実に進化すると考えられてきた。これに対してグールドは、進化は突然起こると主張する。いきなり完全に変化したかたちで出現するというのだ。このような“断続平衡説”をはじめとして、自然界をしなやかな知性で見直すことにより、新たなメッセージをつぎつぎに見いだしていく。生物の形態や行動をつぶさに観察して、背後にひそむ生物進化の本質にするどく迫るグールドの代表作。全米図書賞受賞。
1989年(平成元年)4月、病室の一角のわずか一ベッドから始まったホスピスの試み。それはやがて、専用の病室を有し、そして独立した病棟を構えるまでになった。病む人自身が、その人らしい、最後の輝かしい「生」を送ることができるように、と力を尽くすスタッフ、ボランティア。支援する数限りない人々の善意。その軌跡を、本書は、機関誌『聖ヨハネ・ホスピス通信』の中にたどる。
トウヴィルの神官の家に生まれた末娘は、王家に嫁ぐーククルはそんな定めがいやだった。自由を願う彼女は、冬越しの祭を前に不思議な夢をみる。「おまえはその少年に出会うだろう。彼は道。忘れるな」。同じトウヴィルの少年・アークは、魔物の山道を通る大会に出場する決意を固め、冬越しの祭の会場に向かっていた。二人は出会った。-大会が終わり、村を離れたアークを追って、ククルは首都パレンシアへと旅立つ。自分だけではない、世界を変える旅の始まりとも知らずに…。