宇宙と響き合う音がある。神の叡智と接する音楽を追求しつづけた人たちがいる。エゾテリスム(秘教的な思想)が復興したフランス1750-1950年は、大衆的なオカルトが流行し、さまざまな学問分野が縦横に橋を架けようと努めた真摯な時代だった。世界は交流を、音楽は「宇宙の調和」を願い、その思いこそが、ロマン主義、象徴主義、シュルレアリスムへと反響していく。
時速8kmのニッポン縦断。
本書では、さまざまな局地的な現象を簡単な模式図や実況解析図などで示した。予報官、気象予報士などにとって局地的な現象の把握のマニュアル作成に役立つものとなっている。
日本海に突出し、浦島太郎伝説、羽衣伝説、徐福伝説、大江山の鬼退治伝説など豊かなロマンに彩られた丹後の国。巨大古墳群や海人集団が明かす環日本海文化の残照。日本古代史の謎の異空間を歩く異色の歴史探訪。
黒人音楽、ユダヤ人音楽、沖縄にたくわえられた豊かな歌…。アイデンティティを引き裂かれた者たちが、その只中で震える声を上げる。国家に抗し、民族にも収まらぬ分裂した音が、未来の自由を夢見る。
人間が生活をしている地表付近では、どのような法則が気象を支配しているのであろうか。人間活動が活発になってきて地表面を人工的に変えたことがどのように気象に影響を与えているのであろうか。本書は特にこの2点に注目して現在までに得られた知識をまとめた。