文武両道の中高一貫校・那賀市桃李学園。その高等部の一角にある古ぼけた洋館は、園芸部、演劇部、思想研究会、和琴部といったマイナー系文化部の部室が集まり「マイナークラブハウス」と呼ばれている。部員たちはそれぞれ超個性的なのに、意外と仲がよく団結力もあり、けっこう楽しそうなのだが!?友達が多い人も少ない人も、なぜか「うらやましい!」と感じる、コミカル&しみじみ系学園小説。
「げんこつやまのたぬきさん」「いないいないばあ」などの身近なあそびや、「今日は何を食べたの?」など日常生活で体験したことを題材にしたり、子どもたちの大好きな絵本や歌を使った、0歳からできるリトミックあそびを紹介。
コマの否定、吹き出しのみの構成、メタレベルのストーリー、ダンスとのコラボレーション…ほとんど分類不能、クールジャパンの対極のアヴァンギャルドー古くはバタイユがBDのアーナキーさに注目し、70年代に前衛集団「バズーカ」、90年代に前衛漫画集団「ウバポ」、大御所メビウス、ポードワンなどを紹介しながら、第九の芸術と言われるBDの歴史的背景と表現媒体の可能性を見る、待望のBDアヴァンギャルド論。
書を学ぶ人鑑賞する人必携!「書」の名品を、書体別に網羅。豊富な図版で、多方面から解説し、見るにも、書くにも役立つ、行書百科。
20世紀初頭交錯する芸術とモード。絵画・文学・写真・舞踊…さまざまなジャンルを横断して「服飾芸術」へと至るソニア・ドローネーの軌跡。
南アフリカW杯の検証をもとに、サッカー界のこれからを二人の論客が語りつくす!南アでの戦い方の限界。いびつな育成環境。無意味な強化試合を組む原因。協会・Jリーグとファンの価値観のズレ。新監督ザッケローニへの期待と不安。
学歴うんぬんは関係ありません!仕事を含めて生活全般が整理できている人こそ、「頭のいい人」なのです。「本当に必要なこと」をテーマに整理された本書を読めば、あなたも効率のいい人になれるはず。
アートを実践できるようにつくられた人間とは何か。人間が実践できるようにつくられたアートとは何か。出発地も行き先もわからない列車にまずは飛び乗る。芸術表象・理論と実践のプラットフォーム。
20世紀ソ連を代表する天才作曲家が記した激動の生涯と芸術論。待望の新訳。
人生全般に通じるサッカーの神髄。
2000年から2009年まで、10年の空白を埋める10のコラムとカタログ。暴力と再生の10年を検証。「ゼロ年代アメリカ映画」の作品や作家を取り上げる。
闘病の妻へ毎日書き続けた『日がわり一話』、その妻が亡くなって8年、その後の話を小説に書き下ろした続編で、『エイやん』や『いいかげんワールド』に続く妻への挽歌でもある。著者の現在の思いを投入した私小説と、一冊の奇妙な本から始まるファンタジーとが絡み合う、“私ファンタジー”とも言える型破りな小説。自身にもわからない未来へと続いてゆく物語。