フーリエ解析はフーリエ級数とフーリエ変換が基本だ。しかし、関数をある三角関数の和で表わしたり(フーリエ級数)、関数にある三角関数をかけて積分したり(フーリエ変換)することで何がわかるのか。フーリエ級数とフーリエ変換はどう使い分けるのか。素朴な疑問を解決しながらフーリエ解析の考え方を自然に身につける。
編集にあたって
まえがき
ポイント1 フーリエ級数は何を表わしているのか
さまざまな周期関数
周期関数を三角関数の和で表わしてみよう
フーリエ級数の計算のしかた
フーリエ係数から何がわかるか
ポイント2 フーリエ級数の収束
無限個の和の収束とは
滑らかな関数なら収束する
不連続点をもつ関数には要注意
「収束」にもいろいろある
平均収束の意味での収束とは
ポイント3 複素フーリエ級数はなかなか便利
なぜ複素数を使うのか
複素フーリエ級数の表わし方
フーリエ級数の微分・積分
横にずらした関数f(t-β)のフーリエ級数展開
ポイント4 直行級数としてのフーリエ級数
関数どうしが直行するとは
フーリエ級数も直行級数の1つ
どんな関数でも表わせるのが完全な関数系だ
ルジャンドル多項式系も重要メンバー
どの直行級数を使えばよいか
ポイント5 フーリエ変換のイメージ
まず周期関数をフーリエ級数展開する
周期を無限大にすると和が積分に
フーリエ変換と逆変換
フーリエ変換は何を表わしているのか
フーリエ変換できる関数,できない関数
ポイント6 フーリエ変換を計算してみよう
ぜひ知っておきたい性質
微分・積分した関数のフーリエ変換
合成積,積のフーリエ変換とパーシバルの等式
しばしば使うe^(-βt^2)のフーリエ変換
ポイント7 熱伝導方程式を解く
熱伝導方程式とはどんなものか
フーリエ級数をどう使うか
無限領域ではフーリエ変換
他の偏微分方程式にも使える
ポイント8 エネルギースペクトルの考え方
エネルギースペクトルってどんなもの
役に立つが万能ではない
いろんな例で考えてみよう
パワースペクトルもよく似たもの
ポイント9 とびとびデータのフーリエ解析
とびとびデータを扱う必要性
周期的な離散データのフーリエ級数展開
サンプリング周期はどう選べばよいか
離散データのフーリエ変換
あとがき
さくいん
業務用建物では、エネルギー使用量の約40〜50%を空調設備が占めることが多く、省エネルギーの重点分野となっています。
本書は、空調を中心とした建物全体の省エネルギー対策を、「実務で使えるアプローチ」として解説する技術解説書です。
設備更新や無駄運転防止といった基本的対策に加え、インバータ制御や高効率運転など運用改善による省エネ効果を、短時間で簡易に試算する方法を紹介。Excelなどを用いた実践的な手順や、主要条件を入力するだけで効果を概算できる「簡易効果試算」も掲載しています。
省エネ投資計画の立案や、省エネ法に基づく中長期計画書の作成にも役立つ内容です。
具体的には、全36の具体的な改善策を、「熱負荷低減」「熱源効率改善」「ポンプ・送風機の運用改善」「その他」に分類して解説。
対象設備・計算式・試算条件・注意点を整理し、誰でも実務で使える「簡易効果試算」を掲載。
ここの事例解決が書籍の肝となっています。
本書は大学初学年向けに,高校で学んだ物理と大学で学ぶ物理学との架け橋となるように構成されている.図表を多く配置して基礎的な内容から丁寧に解説し,理解を深められるよう工夫された好個の教科・参考書.
運動の記述/運動の法則/万有引力/仕事とエネルギー/気体のマクロな振る舞い/熱と仕事とエネルギー/熱機関とその効率/波の記述/波の性質/音と光の波/電流と電荷/クーロンの法則/導体/磁場と電流/電磁誘導の法則/変位電流とマクスウェルの方程式
熱力学は身近なものが対象であるにもかかわらず考え方が抽象的なため敬遠されがちだが,いったん身に着ければ手軽に使えて役に立つものである。本書では,物理的意味の理解を深めるための問題と有用性が実感できる問題を厳選して解説した。
1.高校で物理を学習していない人のために,第1章に熱現象に関する高校初級レベルの説明と問題を付け,大学の熱力学とのつなぎとなる数学の説明および分子運動から気体を理解することを第2章の内容とした。ここをていねいに勉強すれば,熱現象に限っては高校で物理をとらなかったというハンディは無くなるはずだ。
2.しかし最後の到達目標は,妥協することなく熱力学の深い理解を得て,実用的に使いこなせるという高いところに置いている。
3.問題数は多くないが,すべての問題に詳しい解答を付け,それを熟読することによって熱力学の理解が深まるように解説した。熱力学の有用性に感動するのは後ろの章の問題をやる時である。問題数は少なく抑えてあるので,途中まででよしとするのではなく,最後までやりきってほしい。
1 高校の熱力学
例題1【比熱の測定と熱量の保存】
例題2【水の三態】
例題3【ボイルーシャルルの法則】
例題4【理想気体と熱力学の第1 法則】
2 大学の熱力学へー微分積分,理想気体ー
例題5【積分可能条件】
例題6【高度による気圧の変化】
例題7【理想気体の分子描像】
3 平衡状態と温度
例題8【シリンダー中の気体に対するいろいろな操作】
例題9【理想気体の準静的断熱変化】
4 熱力学の法則50
例題10【状態変化の経路による仕事や吸熱量の差異】
例題11【理想気体のカルノーサイクル】
例題12【いろいろなカルノー機関(カルノーサイクル)の効率】
5 エントロピー
例題13【理想気体のエントロピー】
例題14【エントロピーの数値】
例題15【混合エントロピー】
例題16【黒体輻射のカルノーサイクル】
6 いろいろな熱力学ポテンシャル
例題17【エンタルピーの意味】
例題18【理想気体での最大仕事】
例題19【定積熱容量と定圧熱容量】
例題20【等温圧縮率と断熱圧縮率】
例題21【ファンデルワールスの状態方程式】
例題22【ジュールートムソン効果】
例題23【理想的なゴム】
7 化学ポテンシャルと相平衡
例題24【熱力学的安定性と熱容量,圧縮率】
例題25【気体ー液体の相転移】
例題26【2 相共存と自由エネルギー】
例題27【黒体輻射の熱力学諸量】
8 複数の成分からなる系
例題28【不揮発性用溶質による飽和蒸気圧の降下】
例題29【混合物の化学ポテンシャルとギブス自由エネルギー】
例題30【理想気体混合物としてのプラズマ】
A 付録参考文献
B 発展問題の解答
大学初年次生が、現代の化学を理解するために必要な事項をまとめた教科書。知識を網羅するという記述を避け、原子や分子を基本単位として物質を理解するという、化学の基本的な視点に基づいて解説されている。1章で「化学とは何か」について考察を行う。2章と6章では、化学を考えるために必要な物理的な手法を、3章から5章においては、原子の構造と原子間の結合の本質、化学結合によって作られる物質の一端を述べる。7章から9章では、溶液を舞台にした物質の変化について、10章では、化学の中でもっとも重要な元素である炭素を中心とした有機化学について解説する。11章で生命に関係する化学、12章で環境に関係する化学についてもふれる。
船舶推進機関システムの安全かつ経済的な運用を目指し、基礎理論から実際の運転、燃料・潤滑油の管理、排ガス対策にいたるまで、図面を多用して平易に解説する。
バレンボイム/ベートーヴェン:月光、悲愴、熱情
【収録情報】
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
2. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
3. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
録音時期:1983年12月(1,2)、1981年5月(3)
録音場所:パリ、メゾン・ド・ラ・ミュテュアリテ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Powered by HMV
「無制限戦争」とはいったい何!?本書はこれを解き明かす初の本格的教科書である!多岐にわたる「情報戦争」の専門的内容を超平易に徹底解説!裁判史上最大規模、1万人のNHK集団訴訟はなぜ、起きたー。
水は本当に神秘的液体だろうか。一般に小さくて軽い分子は常温常圧で気体であるが、唯一の例外が水である。この例外は水分子間の強い相互作用から生まれ、水に特別な性質を付与する。水はあらゆる他の物質を良く溶かす。さらに水の中では実に様々な化学反応が容易に進行する。常識的すぎてかえって見えないこの事実が実は他の物質にない水の固有の性質、神秘である。
本書では水のこの根源的な性質が、生体でどのように使われているか、生体高分子から生理機能にわたって化学熱力学の定量的な言葉で記述することを試みた。
序章 水から始まる生理機能の熱力学
第1章 水和エネルギー
1-1 水和・溶媒和と表面積ーその基礎をめぐる混乱と論争
1-2 水和の熱力学
1-3 イオンと水
第2章 生体分子と溶媒和
2-1 タンパク質の選択的溶媒和
2-2 生体膜の溶媒和
2-3 タンパク質の熱力学的状態数
閑話休憩 おいしい水,おいしい酒
第3章 水と生理
3-1 水和と筋収縮
3-2 細胞の容積調節
3-3 表皮角層水分保持機能
基礎と応用および理論と実験の両面から、現代固体物理学の立体像をバランスよく書いた好評テキストの改訂新版。前半で化学結合・結晶構造など伝統的な1電子近似の固体論を体系的に記述し、後半では近年特に発展の著しい磁性や超伝導および半導体物理等の分野が詳しく解説されている。
この原書4版は,GMR,磁気異方性,メタマテリアルの物理,ナノ構造中の量子輸送,ナノ構造作製技術など新しい内容が追加され、より充実した内容となっている.
第1章 固体における化学結合
第2章 固体の構造
第3章 周期構造からの回折
第4章 結晶中の原子の動力学
第5章 熱的性質
第6章 固体中の「自由」電子
第7章 固体の電子バンド構造
第8章 磁性
第9章 電子の運動と輸送現象
第10章 超電導
第11章 物質の誘電的性質
第12章 半導体
40のテーマ別小テストで効率学習。合格ラインと制限時間を実戦的に体感。模擬テストつき。
現在、世界規模で分散メモリ型並列処理(クラスタコンピューティング)が急速な広まりをみせている。1950年代に航空機の構造解析手法として生まれた有限要素法は、2000年代を迎え廉価なPCクラスタを用いた並列計算環境が構築されるようになり、新しい展開をみせている。そのため、並列有限要素法に関する関心とニーズが我が国でも高まってきている。本書は、我が国初の並列有限要素解析の入門書で、(財)高度情報科学技術研究開発機構(RIST)で開発中のGeoFEMを前提に、PCクラスタ上でMPIを用いた並列有限要素法プログラムの様々な実際的技法を解説する。1巻は、GeoFEMの設計指針や機能の概要、データ構造、並列メッシュ生成、並列ソルバ、並列可視化について詳細な説明を行なう。プログラムの並列化に興味のある読者はもとより、できるだけ少ない手間で並列環境の恩恵を享受したい読者にとって、好適な書である。