あなたの記憶の中に生きているのは、誰ですか?デビュー直後に書かれた、幻の未発表作品。
毎日をていねいに、美しくー100の日用品の幸せな物語。食器、家具、ファブリック。あたらしい北欧を知る一冊。
本当に美味しい珈琲はどこだ?生産地や豆の個性だけでなく、焙煎度合いや挽きの細かさ、淹れ方に至るまで多岐に渡るコーヒーは、まさに嗜好品の極み。そのすべてを知る時、訪れるのは至福のひと時。
旅するイラストレーター、キン・シオタニが旅先で出会った店や人々、そして忘れられない一杯や思い出を、喋るように書いた23編のエッセイ。日々のコーヒーを飲んで感じたことや歴史を学んで実際にコーヒーの実を食べにメキシコまで行く話など、コーヒーを主題に語られる物語の数々。著者13年ぶりの完全書き下ろし!
満月の夜にだけ現れる満月珈琲店では、猫のマスターと店員が、極上のスイーツやフードとドリンクで客をもてなす。スランプ中のシナリオ・ライター、不倫未遂のディレクター、恋するIT起業家…マスターは訪問客の星の動きを「詠む」。悩める人々を星はどう導くか。美しいイラストにインスパイアされた書き下ろし小説。
素人でもおいしいおうちコーヒーが淹れられるーイラストでわかる世界一かんたんなコーヒーのトリセツ。
お草が営む紅雲町の小蔵屋では、近頃町にやってきた親切で物腰がスマートな男のことが話題になっていた。ある日、その男は小蔵屋を訪ね、お草に告げた。「私は、良一なんです」。お草が婚家に残し、三歳で水の事故で亡くなった息子・良一。男はなんの目的で良一を騙るのか、それとも…。ほろ苦くも胸を打つ人気シリーズ第8弾。
進展するとみえて、なかなか思うようにすすまない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いの心が見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分をすべて洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いっきり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「…今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利はー。はじめての、ふたりだけの夜。
引っ越ししたことを星野りつ子に知られてしまった!誰も傷つけたくなくて、二人の関係を守りたくて、いろんなことを秘密にしてきた。そんなやり方が、破綻してきてるんじゃないか?落ち込む僕に、叔母が追い討ちをかけた。「かれんと付き合ってるって本当?」僕の頭は白っ白になり…。村山由佳の人気シリーズ、第8弾。
突然、勝利の前に現れた金髪の美少女。秀人の同僚ダイアンの妹で人気歌手でもあるアレックスは、初対面から勝利に突っかかる。うっかり、勝利がオーストラリアへ「逃げて」きたことまで知られてしまった。出会いは最悪だったが、やがて彼女の歌声の素晴らしさに感動する勝利。徐々にうちとけていくふたり…。村山由佳のハートフル・ラブストーリー、気になるSecond Season、第6巻。
喫茶店“ゴーゴリ”の甘くないケーキ。世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。トランプから抜け出してきたジョーカー。赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。三人の年老いた泥棒、空から落ちてきた天使、終わりの風景が見える眼鏡ー。忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話です。小箱の中にしまってあったとっておきのお話、24ピース。
草が営むコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の頼れる店員・久実。ついに久実に訪れた春の予感に浮き立つ店に、衝撃のニュースが。元アイドルの女性が店の敷地内で暴行を受けたと訴え出たのだ。犯人は地元名士の息子。大騒動の町で気付けば久実は浮かぬ顔で…。暴行を受けたと訴え出た元アイドル。他にも被害者が?小さな町の大事件が小蔵屋の日常を揺るがせる。
世界一のコーヒー消費国からコーヒーの未来を考える。大量消費と気候変動のせいで、私たちが今までのようにコーヒーを飲める日は終わりを迎えつつある。コーヒーを次世代にも残すために私たちは何をすべきなのか?環境に配慮した良心的なコーヒーの生産と消費は可能なのか?コーヒーの未来を、また食の未来を考えるための一冊。
朝の散歩の途中、“たすけて”と書かれたメモを拾ったお草。その日の夕、紅雲中の女子生徒が行方不明になる。その後、生徒は家出と判明し一件落着するが、では助けを求めているのは、いったい誰ー。
全国1600軒から厳選した、いますぐ食べたい逸品たち。あの名店のレシピも収録!
気鋭・村山由佳、正統派恋愛小説、第2弾。高三になる春、僕といとこのかれん、その弟である丈の同居生活が始まった。やがて僕は、かれんの秘密と、それにまつわる哀しい彼女の想いに気づいてしまう。“かれんを僕のこの手で守ってあげたい…。”僕の心は激しく打ち震えた。でも、どうしたら二人の距離は縮まる…。どうしたら、彼女はその寂しげな瞳の中に僕の姿を映し出してくれる…。純粋で傷つきやすい二人の恋の行方は…。