プーン、チクリ!蚊に背中をさされた動物たちは、「だれかかいて」と大騒ぎ。8本の足を持つたこのたこきちは大活躍です。さて、最後に「かゆいかゆい」とやってきたのは、誰でしょう…。
世話になった長者さんのために懸命に働いた犬と猫のお話。日本民話より。
だれでもみんな、心の奥深くに楽しい思い出がいっぱいつまった記憶を持っています。このお話に登場する、りすさん、さるくん、きつねくんは、「広場の木」と聞いただけで、それぞれ自分たちのお気に入りの木を連想しました。一番楽しかった思い出がつまった木です。あら、では、ねぼうしたたぬきくんは?ピクニックから帰ってきたたぬきくんに聞いてみました。「お気に入りの木?ぼくね、広場の木、ぜーんぶお気に入りの木なの。だってみんなと遊ぶといつだってすっごく楽しいんだもん」ですって。一番に広場に着いてしまったら、どの木で待つか、迷って大変だったでしょうね、たぬきくん。
知らない犬がついてくる。どんどん逃げているうちに、知らないところに来ちゃった!するとその犬が…。詩情あふれる絵本。
動物たちの大好きな木で、ある日まほうつかいがお昼寝を始めて…。3〜4歳から。
ちっちゃいかえるはじょうずに鳴けないことが心配で、みんなの前では鳴けません。そこで、ある日池を飛び出して…。(3〜4歳から)。
おこじょのユキはお母さんと別れ、ひとりぼっち。そこで友達を探しに行きますが、みんなユキの名前を笑って相手にしてくれません。お母さんはぼくのこと、大事じゃなかったのかな、と心を閉ざしていくユキ。ある日、大きなくまと出会って…。季節の移り変わりと共に成長していく子どものおこじょの絵本。
寒い夜、うさぎのお母さんは子どもたちのために毛糸の帽子を編んでいました。それを見ていたお月さまも、編み物をしたくなりました。苦労して編み上がったお気に入りの毛糸の帽子をかぶっていると、森の動物たちは次々に「いいな」「ほしいな」そこで、お月さまは自分の帽子をほどいて、何やら編み始めました。
自由気ままなカメレくん。勝手に木から降りると、そこへ鳥が現れて…。
首につけた鈴をいばらにひっかけたやぎは、のこぎりに助けを求めますが…。
さむいきたのうみのちいさなしまに、しろくまのおやこと、うみどりのエトピリカのおやこがすんでいました。しろくまとエトピリカの親子は、自分たちの住む島のきれいなものを探します。
「ねこ/こね」「くま/まく」「いるか/かるい」動物たちをさかさまにしたら新しいことばが出現!?絵を見ながらことばの世界を満喫しよう。
十七世紀、空前のチューリップ・バブルに沸くオランダ。球根一つが法外な高値で取引される街で、豪商の若妻と貧乏な画家は道ならぬ恋に落ちた。二人は自由を買うため過熱するチューリップ投機に全てを賭け、さらには妊娠した女中をも巻き込んだ“身代わり出産”を画策する…。フェルメールの絵画に着想を得て描かれ世界的ベストセラーとなった、愛と狂乱のサスペンス。