BASICからMS-DOSの時代へ。MS-DOS(エム・エス・ドス)は16ビット・パソコン用に開発されたオペレーティング・システム(OS)で、今や標準OSの観があります。パソコンといえばBASICと考えられた時代は既に去り、共通のOS上で動くアプリケーション・ソフトを使いこなす時代にかわりつつあります。しかし、このOSなるものが一般ユーザーにとってわかりづらい考え方なのも事実です。本書は、そもそもMS-DOSが何をするソフトウェアなのかを解説し、MS-DOSの内部に読者を誘っていくことを目的に書かれたものです。
FORTRANはコンピュータ言語としては、めずらしく長い間、多くのユーザーに親しまれ、使い込まれてきた素晴らしい言語ですが、グラフィックス処理や日本語処理の面で小回りがきかない点が問題でした。ところが使いやすく高性能のパソコン用FORTRANが登場することで、そうした問題が解消され、新たなFORTRAN利用の可能性が広がっています。そこで本書ではパソコンFORTRANに注目し、その最も強力な武器ともいえるグラフィックス処理の具体的な方法を、楽しみながら自分のものにできるよう順を追って解説してあります。本書は読み終える頃には、皆さんはFORTRAN GRAPHICSの理解に加え、基本的で力強いグラフィックス・ツールを自分のライブラリの中にそろえることができます。
Auto CADは、豊富な作図機能・編集機能を持った米国No.1のシェアを誇るパソコンCADソフトです。このAuto CADの主なコマンドや操作方法を本書ではていねいに解説してあります。基本的なMS-DOSについての解説や、システムの起動、環境設定・機器構成についてもわかりやすく説明していますので、パソコンにさわったことのないひとや、CADシステムの導入を考えているひとにも参考になります。
MS-NETWORKSを利用して、小規模LANを構築!ネットワークを運用するための基礎知識をやさしく解説!
本書はパーソナルコンピュータのための方程式解法ソフト、EQUATRAN-M(イコートラン-エム)の入門書です。本書では、数式モデルを使って仕事をしている技術者・研究者の方を読者に想定して、EQUATRAN-Mで何ができるかを使用例を中心にして解説しています。使用例はできるだけ広い範囲から題材を選び、多くの分野の方に理解していただけるように配慮しました。
本書はパソコンの活用により“化学計測”をワンポイント学習するための入門書として執筆したものである。日頃、パソコンを使って化学実験のデータ収集や計測システムを使ってみたいと考えておられる化学者や技術者の方々のために、全章を通じて基礎的な事柄を平易にまとめ、電子回路の説明のみならず、データ処理、データベース、データ解析などの説明を加え、パソコン活用からのアプローチとしての化学計測を解説した。
本書は「一太郎」の唯一の欠点、マニュアルがわかりにくいという点をカバーするための本です。「一太郎」の使い方を、実際的な使用状況を想定して、具体的に、わかりやすく説明してあります。操作手順だけでなく、操作の過程で画面がどんなふうに変化していくのか、逐一図版で紹介してあります。
この本では初心者の方を対象として、BASICによるプログラムの作り方(プログラミング)について、なるべくわかりやすいようにまとめてみました。BASIC命令の使い方、プログラムの作り方、考え方などを中心に説明をしていますので、本書に沿って実際にプログラムを打ち込んでいけば、必ずコツを飲み込んでいただけると確信しています。
コンピュータの新しい地平を切り開いたSmalltalkがみごとにパソコンで動くようになりました。本書はこのDegitalk社のSmalltalk/Vを使って、はじめてSmalltalkのプログラミングに挑戦しようとするひとのために書かれています。
OS-9はUNIX系のOSです。したがってファイル管理構造、マルチユーザ・マルチタスクなどUNIXと多くの類似点を持っていますが、それだけではなくUNIXにはない数多くの特徴を持っています。本書では16/32ビット用のOS-9/68000(OSK)をとりあげ、パソコン上でその力を最大に発揮させるためのインストレーションから、プログラミングテクニック、さらには通信への応用まで、わかりやすく、ていねいに解説しました。
パソコン市場の2人の巨人-世界ではIBM、国内では日本電気-のシェアをめぐって、ますます激しい派閥戦争が展開されている。その派閥地図は?互換機メーカー、AX協議会、TRON(トロン)。これらのねらい、可能性、問題点を明らかにする。そして迎えうつIBM、日本電気の強さの秘密、将来の戦略はなにか?ハードの技術のみならず、ソフト戦略、販売体制などのマーケティングを重視した好著。