一九九五年一月十七日に発生した阪神・淡路大震災で被害の甚大さはわかったものの、「どうすればいいのかわからない」、「どこから手をつけていいかわからない」という声を多く聞く。その声に応えるようなテキストがないということも、対策が遅れている原因のひとつである。規模も業種も違う会社が多いために、一般化しにくかったということだろう。その一般化に努力し、答えを見いだそうとしたのが本書である。
本書は、木質構造の第一人者である著者が、木造建築と地震に関わる多くの事例を踏まえて在来木造の特質を分析し、その耐震性向上に関わる様々な具体的提言を行ったものである。真摯に木質構造を正面から見据えた著作として、実務家、学生諸氏をはじめ広く工務店経営者の方々にとっても必読のテキスト・ブックである。
これからのマイホーム選びの新・常識。これだけは知っておきたい厳選20項目。
地震予知でいつかは来ると言うのはたやすい。問題は、いつどこで起きるのかを事前に指摘することだ-いま、阪神大震災と同じ“前兆”が各地の地底で起きている。続々と大地震を予知してきた“時空ダイアグラム”がその危険地帯に迫る。地震の恐怖を語るためではなく、地震を回避する人類の英知を呼び覚ますために、本書ですべてを明らかにした。
最近の地球科学のめざましい発展にもかかわらず、なかなか解明されない地震活動の状況と地震予知等の諸問題。本書は、最新の資料をもとに地震を起こす力の源や、地震発生のしくみについて紹介し、地震のすべてを一般向けにわかりやすく解説した。地震現象について正しい知識を持ち、大地震に対する基本的な取組み方を考えるうえで必読の書。
現場に精通し実践してきた著者が勧める会社・経営者・管理者のための地震対策の書。地震の被害は必ず減らせる。
阪神大震災緊急発刊。後世へ残す大災害の記録。
住まいの耐震度チェックをして手作りの安全対策を施す。ここまでやればひと安心家族で楽しみながら作業するための必携マニュアル。全イラスト付き。
阪神大震災を体験した子どもたちの愛と希望の詩。『第44回読売教育賞最優秀賞』受賞作品集より。小学低学年から。
備えなくとも、憂いなし。ズボンで浄水器をつくる、懐中電灯で火を起こす、新聞紙も立派なマキになる、…などとっておきのノウハウを伝授。
コミック版。倒壊/火災/水没、液状化対策。防災知識をコミックで学ぼう。