・フジツボや海藻,カキなどの「付着生物」と呼ばれる生き物について総合的に解説.
・生態に加え,防除,外来種といった環境問題との関連,付着・固着のしくみの利用など人との関わりを広く扱う.
・コラムでは,水族館の展示やフジツボの殻を使った演奏など付着生物を身近に感じられる活動も紹介.
【主な目次】
第1章 付着生物の多様性
第2章 付着生物の幼生生態
第3章 付着の仕組みと付着防除技術
第4章 付着生物と人為的影響・環境変動
第5章 付着生物の利用
第1章 付着生物の多様性
第2章 付着生物の幼生生態
第3章 付着の仕組みと付着防除技術
第4章 付着生物と人為的影響・環境変動
第5章 付着生物の利用
曼荼羅とは本来、密教修行者が悟りを得るためのシンボルとして、彼らの世界観を図案化したものといわれている。それは宇宙であり、天界を表わすデザインでもある。密教では世界をひとつの生命体として位置づけているが、そこには自然界の生命活動も含まれている。岩魚曼荼羅とは、神聖であり、神秘の象徴ともいえる個性豊かなイワナたちから学びを得るための絵図である。河川の最上流域、天空に最も近い水域で命をつなぐイワナたちの美しくも儚い容姿に敬意を込めて、全国の釣り人たちが撮影した画像をとくとご覧いただきたい。
次項からは国内のイワナ棲息地を8つのエリアに分けて解説を進めていく。そして不要な混乱を避けるため、従来どおりの外観的特徴に基づいた1種4亜種(アメマス:エゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギ)の呼称を使うことを基本にする。
勉強不足で科学的な根拠を示せない点が多々あるかもしれないが、ご笑読いただければ幸いである。
(本書p.15『日本産イワナの神秘を紐解く多様な外観と分布の実際」より)
氷河時代に北方から日本へ訪れ、大気気温の上昇とともに山岳部へ取り残されたイワナ。一般的にはアメマス(エゾイワナ)、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギと4亜種に分けられますが、それにとどまらない多様な外観を持っています。本書では、全国にイワナを追いかける佐藤成史さんが、最新の研究を紹介しつつ、多数の写真を整理し、考察します。
本書で地理的に分類したのは、北海道エリア、東北エリア、関東エリア、中部北陸エリア、中部東海エリア、近畿エリア、中国エリア、四国・九州エリアです。北からグラデーションで変化していく外観、それぞれの地域に住む魚の相違点と類似点など、日本の地形と照らし合わせるとさまざまなドラマを想像することができます。
また、「エゾゴギ」、「天目イワナ」、「ヒライワナ」、「ヤマトイワナ」に関する独立したエピソードも収録。全国の多様なイワナの写真をここまで集めたものはこれまでにないものです。「日本の渓流には、こんな魚が太古から住んでいるのか」と、渓流釣りファンだけでなく、森や山の自然に興味のある方なら驚嘆するはず。
彼らの神秘的な姿をご堪能ください。
プロのエコノミストが解き明かす。アームズレングズ価格をいかに導出するか。個別性の極めて強い争点を産業別。ケース別の視点から詳解。
3年前に盗まれた時価2億円のエメラルド“森の妖精”。窃盗犯・黒宮は逮捕されたが、宝石の行方は謎のまま、仮釈放の時が迫っていた。特捜刑事・香月は“森の妖精”を捜すため、黒宮の愛人・日出子に取り入り、身体を重ねるようになる。鍵を握る暴力団・酒中組の捜査を開始し、香月は事件の全貌に近づくが、日出子が死体で発見されてしまう。犯人逮捕のため、香月は新宿歌舞伎町に乗り込むが…。本格警察小説シリーズ第16弾!!
近年、世界の各地に生息するシャチの生態が勢力的に研究され、生息地により姿形や食性、
暮らしぶりが異なる群れが生息することが明らかになってきました。
本書は、クジラを中心に世界の海洋生物撮影の日本の第一人者、水中カメラマン水口博也の美しく幻想的かつ、
ダイナミズム溢れるシャチの写真が100点近く堪能できます。
水口氏の写真は、野生動物の生態のしっかりした描写だけでなく、アート性も高く、見る者を圧倒させます。
単なるビジュアルに止まらず、最新のシャチ情報も掲載し、それぞれの生態をも理解できる1冊です。
■目次
◇北太平洋のレジデント
・南のレジデント
・北のレジデント
・南部アラスカのレジデント
◇北太平洋のトランジェント
◇道東のシャチ
◇ノルウェー北極圏のシャチ
◇アルゼンチン、プンタノルテのシャチ
◇西オーストラリアのシャチ
◇さまざまな海のシャチたち
・クロゼ諸島
・コルテス海
・ガラパゴス諸島
・南アフリカ
・ニュージーランド
◇南極のシャチ
・タイプA
・タイプB1
・タイプB2
・タイプC
・タイプD
◇The Orca Report
・シャチをめぐる冒険ーーレジデントとトランジェントからはじまる物語 水口博也
・知床・羅臼のシャチの暮らし 三谷曜子、大泉宏、中原史生、斎野重夫、山本友紀子、吉岡基
・遺伝子研究から見たシャチの多様性と進化 Andre Moura
・南半球のシャチ Jared Towers
・シャチの未来を危ぶむ有害化学物質 野見山桂
◇From Field
・シャチの子殺しについて Jared Towers
・アラスカ、プリンス・ウィリアム湾のAT1トランジェント 水口博也
・コククジラを襲うカリフォルニア州モントレー湾のシャチ Nancy Black
・オーストラリア、ブレマー海底渓谷海域のシャチ 吉田真智
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◇北太平洋のレジデント
・南のレジデント
・北のレジデント
・南部アラスカのレジデント
◇北太平洋のトランジェント
◇道東のシャチ
◇ノルウェー北極圏のシャチ
◇アルゼンチン、プンタノルテのシャチ
◇西オーストラリアのシャチ
◇さまざまな海のシャチたち
・クロゼ諸島
・コルテス海
・ガラパゴス諸島
・南アフリカ
・ニュージーランド
◇南極のシャチ
・タイプA
・タイプB1
・タイプB2
・タイプC
・タイプD
◇The Orca Report
・シャチをめぐる冒険ーーレジデントとトランジェントからはじまる物語 水口博也
・知床・羅臼のシャチの暮らし 三谷曜子、大泉宏、中原史生、斎野重夫、山本友紀子、吉岡基
・遺伝子研究から見たシャチの多様性と進化 Andre Moura
・南半球のシャチ Jared Towers
・シャチの未来を危ぶむ有害化学物質 野見山桂
◇From Field
・シャチの子殺しについて Jared Towers
・アラスカ、プリンス・ウィリアム湾のAT1トランジェント 水口博也
・コククジラを襲うカリフォルニア州モントレー湾のシャチ Nancy Black
・オーストラリア、ブレマー海底渓谷海域のシャチ 吉田真智
今までの指導を振り返り、授業改善を後押しするISLA入門講義
文法をしっかり教えたのに、生徒が英語を使えないのはなぜでしょうか?
英作文の間違いを、ぜんぶ丁寧に添削していませんか?
生徒のやる気を引き出す「正解」を求めて悩んでいませんか?
そんな教師の悩みと疑問にISLA(指導場面における第二言語習得)研究が答えます!
多岐にわたるテーマについて、ISLA研究の基礎知識から最新の研究成果までを丁寧に解説した入門書。教育実践に役立つ知見が得られるよう、日本の英語教育の現場に直結するISLA研究も積極的に取り上げました。教師も教職を目指す学生も必読の一冊!
<目次>
序章 英語を教えるときの思い込みを探る:「13の問い」で振り返る
第1部 言語知識とスキルの指導法
第1章 文法指導:学びのプロセスからどう教えるかを考える
第2章 語彙指導:優先順位を決めバランスを取る
第3章 発音・語用論指導: 国際共通語としての英語を身につける
第2部 学習者中心のアプローチにおける教師の役割
第4章 インタラクションと協同学習:認知・社会文化的視点から考える
第5章 訂正フィードバック:学習者を起点に支援しよう
第6章 認知・非認知能力の個人差:テクノロジーで学びを個別最適化しよう
第7章 学習者心理の個人差:動機づけと感情の多様性を理解しよう
第3部 SLA 研究に基づく指導法とカリキュラム設計
第8章 言語形式重視の指導法:「練習」で学びながら使う
第9章 意味重視の指導法:「タスク」で使いながら学ぶ
第10章 学習開始年齢と指導法:制約下での最適なカリキュラムを考える
終章 SLA 研究を通して「13の問い」を振り返る: あなたの英語指導・学習観は揺さぶられたか?
第41回講談社出版文化賞写真賞受賞。奇跡の写真集の復刻版。
ビジネスのニュールールを理解せよ。日本最大の法律事務所の専門家がCSRの「なぜ」「何を」「どのように」を徹底解説。
一橋大学大学院経営管理研究科2019年度の春夏講義として行われた「プライベート・エクイティと資本市場」を書籍化。主にプライベート・エクイティ(PE)の投資サイドに焦点をあて、PE業務が実務的にどういう形で行われているか、どのような方向に向かっているのかについて、編著者+ファンド実務家11人が自身の経験に基づき説く。
太古から生きてきたプランクトンの世界を最新の生命科学の研究成果を踏まえ高精細な写真とともに紹介!
美の女神の背後にも微生物の影:長寿社会の健康とグローバルな環境を支える異次元ライフの秘密。
島々の成り立ちから、生息する動物の生きざまと生物多様性を紹介。奄美大島と徳之島の成り立ち、奄美大島・徳之島の希少野生動物、奄美群島産の陸生脊椎動物のすべて。
「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)でも大反響!
環境ブランド調査(環境考慮スコアランキング)で2年連続第1位(2016年)
日経ソーシャルイニシアティブ大賞(企業部門賞)受賞!(2016年)
目先の利益よりも企業理念が会社を伸ばすーー。
時代を先取りし、多様なニッチトップ商品を持つなど、
「ソーシャルビジネスの雄」として各方面から注目を集める
サラヤのトップがすべてを語る。
(名著『世界で一番小さな象が教えてくれたこと』を大幅リニューアル)
サラヤの「きれいごと」1 利益優先でなく、環境、自然に配慮した商品を出す
サラヤの「きれいごと」2 世界的な環境保全や貧困対策などの社会貢献をする
◆サラヤとはーー
1952年の創業以来、手洗い石鹸液「シャボネット」、ヤシノミ洗剤、カロリーゼロの自然派甘味料「ラカントS」、速乾性アルコール手指消毒剤……など独創的な商品を次々と開発・販売してきた。
「自然派」を標榜し、大手メーカーが寡占する様々な業界において、ニッチ市場を開拓し続けている。
ボルネオでの生物多様性保全への取り組み、アフリカでの感染予防など社会貢献活動でも知られ、環境保全、生物多様性やソーシャルビジネスなどに関する受賞は多数に上る。
はじめに 時代が「きれいごと」を求めている
序 章 21世紀の企業は「きれいごと」で生き残る
第1章 象の鼻
第2章 熊野川の清流
第3章 自然派の原風景
第4章 清流の経営1 生物多様性と企業経営
第5章 清流の経営2 ニッチトップで社会に役立つ
第6章 清流の企業が求められる時代
第7章 ウガンダの手洗い
いまこそ必要なネットワーク技術の知識が身につく!
多様なデバイス,多岐にわたる通信規格,様々なサービスの要求など,IoTが当たり前のものとなりつつある現在,ネットワークは複雑化する一方に見えます.
本書は,プロトコルを中心にしてデータ転送という本質的な仕組みに焦点を絞ることで,IoTのネットワーク技術を関連する基礎知識とともに平易に解説します.
近年注目が高まっているQUIC,MQTT,CoAPなどの代表的なプロトコルと,それらの選定指針も紹介しています.
初級ネットワークエンジニアはもちろん,IoTの関連技術・サービスに携わる人々にとって,格好の入門書となっています.
第1章 IoTとネットワーク技術
第2章 IoT階層モデル
第3章 IoTの多様性とデータ転送
第4章 プロトコルスタック
第5章 IoT向けのプロトコル
第6章 IoT向けの無線通信技術
第7章 今後の展開