多岐にわたり展開する系統地理学の研究を幅広く紹介。2010年12月に開催された第42回種生物学会シンポジウム「系統地理は何をする」の講演内容を中心に構成されている。
三陸復興国立公園の活かし方、生態適応の課題、地域資源経営、海と田んぼからのグリーン復興プロジェクトなど、創造的復興を目指した提言を展開する。
発達・学習、動機・能力、対人・コミュケーション心理といった基本的な心の科学の考え方を解説。
日本の巨大商業施設の変遷を分析するとともに、ショッピングセンター/ショッピングモールに複数の視点からアプローチすることで、現代の都市の論理、社会の論理を多角的に描き出す。
本書では主として非線形システムのフィードバック制御を考える。理論を主体に書かれているが、各章のテーマはみな具体的に制御則のシンセシスが可能であり、実際に応用可能なものとした。
古代の地中海世界から20世紀のインドネシアにいたるまで、異なる世界や社会の交流を仲介してきた人々の役割を検討し、国民国家を越える広域ネットワークの形成と変容をたどる。
本書では、21世紀に入って大きく転換を遂げつつある日本の自然環境政策を、世界の自然環境政策とのかかわりにも留意しながらとりまとめた。とくに2007年の「21世紀環境立国戦略」の閣議決定以降の自然環境政策の展開に重点をおいて論述を行っている。
小さな会社の目線で経済をよみ解く!!リーダーになる人が知っておきたい「事業」に役立つ経済のポイント。
「生態系の多様性」すなわち「場の多様性」。危機は回避できる!トキ、ミヤマシジミ、ベッコウトンボ、カワラノギク、イシカワガエル…なぜ、絶滅の淵にあるのか、その理由を知ることから始まる。
日本の企業システムはどこに向かうのか。「失われた10年」以後の日本の雇用制度と企業統治の変化について、従業員の行動に焦点を当てて考察。
大学院を動かす仕組みとお金の実態を、インタビュー調査や文献から見通しよく整理。研究者・専門職双方の輩出で世界をリードする、アメリカ高等教育の多様性に富んだあり方を、初めてトータルに解き明かす待望の書。
ビジネスパーソン必須の入門書!
魅惑の麝香、幻のコーヒーコピ・ルアク、誘惑する霊猫香。謎多き動物ジャコウネコの秘密にせまる。
教師の役割や責任が変わりつつある今、教師教育も変わらなければならない。教師教育を変革するための最善の方法は何か。また、教師教育の成功をどのように評価するのか。本書では、教員養成と現職研修を見直すために有益な研究や調査を紹介した。OECD諸国の教師が直面している課題に着目するとともに、それぞれの社会的背景のもとで行われている具体的政策や実践とその意義を示した。
アジア地域の『干潟』を多様な学術分野から分析。
ビッグバンによる宇宙創生、元素の生成、太陽系の誕生、惑星の進化、生命の進化と絶滅、人類文明の台頭…。科学者たちはいかにして壮大な地球史を読み解いてきたのか。科学探偵が解き明かす地球137億年の軌跡。
統合への試行錯誤の長い歴史をもち、大小多数の国によって構成され、多くの課題を抱えつつ着実な歩みを進める複雑なヨーロッパ経済。統合の歴史と現状を中心に、その全体像を体系化し解説。