1907年に制定された「らい予防法」によって強制的に療養所に隔離・収容された日本のハンセン病患者たち。1916年法律が“改正”され、所長には患者の懲戒検束権が与えられ、反抗的とされた患者を監禁所と呼ばれる科刑の場に拘束することができた。さらに草津・栗生楽泉園には「重監房」という事実上の監獄が設けられ、正式な裁判もないまま収監された患者たちは苛烈な懲罰に苦しみ、命を落としていった。死を意味した「草津送り」に光を当て、封印されたハンセン病患者の受難史を浮き彫りにする。
「Heavenly Star」の大ヒットで彗星の如く現れた元気ロケッツ、待望の1st ALBUM!
30年後の18歳LUMIがフロントアクトを務めるコンセプチュアルバンド、元気ロケッツ。誰もが“必ずアガる”元気サウンドの集大成が遂に完成!DVDにはYoutube発でクチコミで世界に広がったヒットソング「Heavenly Star」をはじめ、3曲の豪華Music Clipの他、2007年7月7日に行われた地球規模コンサートLIVE EARTHにおいて世界中に配信された驚異のホログラム・ライヴの模様を収録!
⇒LUMIからのメッセージ動画!
そこにある現実、そこにある思い、そこにある言葉ー一人の取材者として、一人の人間として、震災と向き合ってきたディレクター、カメラマンが描く、「あの日」からの時間、「あの日」からの人びとの姿。
押し寄せる欧米列強に脅威を感じた薩摩藩主・島津斉彬の命を受け、奔走する西郷吉之助は、江戸で暮らすうちに新しい時代に希望を見出していく。しかし、斉彬の死後、幕政の旧勢力により追いつめられていく吉之助の前途には、苦境が待ち受けていた。幕末。新しい日本はどこへ向かうのか。西郷隆盛の若き日々を描く、長編歴史小説。
死の事実と生の記憶さえも闇に葬られるのか?毛沢東時代と変わらぬ政治体制下の中国、忘却に抗して記録する文革犠牲者の「生・死」の記録!
20年の歳月をかけ、延べ400人から聞き取った証言で構成する沖縄戦の実相!「鉄血勤皇隊」として戦場に動員された沖縄県立一中生徒は約340名。うち約210名(6割強)が戦没した。14〜17歳の中学生兵士にとって、戦争とはいかなるものだったのか?!“集団の眼”でとらえ、再現する沖縄戦の真実。
2018年に惜しくも逝去したアメリカ哲学界の重鎮が、映画や演劇を自在に参照しつつ、ロールズの『正義論』に挑み、クリプキのウィトゲンシュタイン解釈に異論を突きつけ、懐疑論を担いうる道徳を紡ぎだす圧倒的な講義。とことんアメリカにこだわった独創的哲学者の思索の頂点。
デタラメに暮らし続けた青春時代。絶望に襲われた闘病生活。いつだって俺を支えてくれたのは「親愛なる馬鹿」どもでした。俺にとっては、かけがえのない財産であります。この作品は全国にいる「親愛なる馬鹿ども」へ捧げます。
赤鯨衆に戻った高耶は、傷が癒える間もなく戦闘に復帰した。鷹の巣砦の陥落を聞いた時から、高耶の心はひとつのものに向かっていたのだ。伊達の新型兵器の前に敗れた鷹の巣砦の有り様は無惨で、遊撃隊で無事が確認されたのは、十名だけ。兵頭すら安否が確認されていなかった。直江を気づかう高耶は、嶺次郎に直江の正体をあかそうとする。その時口屋内が攻め込まれたという連絡が入った。