明日を切り開くヒントは未来にではなく、人々が歩いてきた跡、つまり人類の歴史の中にある。
金沢の伝統的なまちなみ景観に欠かせない金澤町家の歴史や現状、魅力や価値を分かりやすく解説。実際の活用事例や体験談、入手方法や改修方法、支援制度まで町家にまつわるあれこれを詳しく説明。
近年の「色素」分子の機能の研究は,色素分子にとどまらず,分子間の配向・分子配列や他の化学物質との相互作用に起因する特異な分光特性,色素分子どうしや他の材料との電子やエネルギーのやりとりに基づく電子物性によって,色素機能が発現するところまで,「色素材料」として応用研究が展開している.色素材料を活かした環境センシングや医療応用のがんイメージングなど,先進的研究を紹介する.
ごく一部の富裕層を除き、多くの人々にとってすでに他人事ではない「貧困日本」の構造を、当事者たちへの取材を通して克明かつ平易に提示。「自己責任」大国日本の異様で身近な現実を浮き彫りにする。
現役の「女性・独立社外取締役」の実態情報が充実!〈br〉 〈br〉 プライム市場「2030年までに女性役員比率30%以上」問題の解決へのヒントがここにある。女性・独立社外取締役の就任経緯から、取締役会の準備、役員間のコミュニケーション、DE&I、兼職と時間管理、指名委員会、株主との対話など、コーポレート・ガバナンスの諸課題を一冊にまとめた実践的解説書!
改名までした“オネエ”が綴るボーダレスなアムロ愛。
これを読まずに転職すると10年後に必ず後悔する!
【知られていない転職の真実をズバリ解説】
「職種を変える転職は25歳まで」「業種を変える転職は29歳まで」「計画的な転職を2回すればやりたい職業につきやすい」「選考では適性検査が面接よりも重視されることがある」……。
本書は20代向けの内容です。早く知れば知るほど、戦略的に転職計画が立てられるので、ハッピーなキャリアを形成できます。
【「そもそも」から解説】
「キャリアって何?」「異業種の転職って大丈夫?」「仕事で成長するとは?」「転職サイトの使い方は?」など、これから転職しようと考えている20代が抱く疑問を解消します。根本まで遡って解説するので、知識ゼロでもスラスラ読めます。
【転職者の立場で熱血指導】
人材サービス会社や企業の採用担当者が絶対に教えてくれない“転職のオキテ”を、業界の裏まで知り尽くしたプロが親身になって教えます。「きれいごと」抜きの内容なので、絶対役立ちます!
【豊富な図解でわかりやすい】
「転職で重視すべき4つの要素」「転職に役立つ資格」「ブラック企業を見分けるチェックリスト」など、これまで著者が蓄積したノウハウをスッキリと図表にまとめました。
第1章:キャリアを積むってどういうこと?
第2章:転職サイトが教えてくれない転職活動の進め方
第3章:「本当に良い会社」の探し方
第4章:面接と職務経歴書の落とし穴
第5章:意外に知らない内定後のルール
最近,光酸化還元触媒を用いた有機合成反応の開発が爆発的に発展し,炭素ー炭素結合形成反応や酸化還元反応が次つぎと報告されている.また可視光を利用した反応や短寿命光励起種の分光学的な観測も行われ,新しい観点からの研究が急速に進展している.本書では,有機光反応化学について,第一線の研究者に研究背景や今後の展開を解説いただいた.
日本化学会の編集による総説集。それぞれの分野で活躍中の研究者・技術者が、最先端の研究・開発の動向、今後の展望などを紹介。
風蓮湖流域は、風蓮川を中心に4本の主要な流入河川からなり、根室市、別海町、浜中町、厚岸町にまたがる北海道有数の酪農地帯である。人口より遙かに多い乳牛がのどかに草を食む雄大な風景のなかにあって、風蓮湖流域は酪農業の進展によって河川の水質汚濁が顕在化するという問題を抱えている。本書は、「流域の現状評価」「検討材料の提示」「住民意識の把握」といった視点から、森と川、森と農地、湿地と河口域の課題について多角的に解説する。
音と芸術をめぐる新鮮な考えかた、語りかた、聞きかたを見つけるためにーー
音と芸術をめぐる本、40冊についての書評、気鋭の論者たちが80冊以上を紹介しながら、サウンド・スタディーズの現在を検討する座談会を収録。サウンド・スタディーズとサウンド・アート研究の動向、広がり、そして、その来し方、行く末を一望できる、音について考えたい人のための画期的なブックガイド
著者紹介(*は編者)
金子智太郎*
愛知県立芸術大学美術学部准教授。美学、聴覚文化論。
秋吉康晴
京都精華大学・関西学院大学・関西大学等非常勤講師。メディア論、音響文化論。
阿部万里江
カリフォルニア大学バークレー校音楽科准教授。エスノミュージコロジー、文化人類学、人文地理学。
imdkm(いみぢくも)
フリーライター。
大西穣
翻訳家、音楽批評。
葛西周
京都芸術大学芸術学部専任講師。音楽学。
後藤護
暗黒批評。
佐久間義貴
編集者。音楽・音響論。
千葉乙彦
出版社勤務。映画/ポピュラー音楽批評。
辻本香子
国立民族学博物館外来研究員、大阪芸術大学・大阪公立大学等非常勤講師。民族音楽学、文化人類学、サウンドスケープ研究。
dj sniff
ターンテーブリスト、キュレーター。
長門洋平
立教大学現代心理学部助教。映画研究、聴覚文化論。
中村将武
東京大学大学院博士課程在籍。美学、聴覚文化論、ポピュラー音楽研究。
西村紗知
批評家。
原塁
京都芸術大学非常勤講師。専門は歴史的音楽学、表象文化論。
日高良祐
京都女子大学現代社会学部講師。専門はメディア研究、ポピュラー音楽研究。
檜山真有
キュレーター。
北條知子
アーティスト。
細田成嗣
ライター/音楽批評。
マーティン・デヴィッド・スミス
シェフィールド大学東アジア研究所准教授。東アジア現代文化論。
松房子
TAKU FURUKAWA ARCHIVE運営。
柳沢英輔
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科特任助教。音文化研究、音響民族誌。
山内文登
国立台湾大学音楽学研究所教授。東アジア近代音楽史、帝国・植民地研究(朝鮮・台湾)、聴覚文化論。
赤外線に分類される電磁波の波長領域は広く,中波長領域は分子振動のエネルギー領域にかかるところから,赤外分光の化学と関係が深い.本書は他の波長領域も含めて赤外線の化学利用を外観.テラヘルツ領域,新しい光源や分光法,近赤外波の生体透過性を活用する医療応用などを見る
ゲーム、言語、哲学の最新知見から、最先端の5人が集まりました。「信頼」をテーマに、2022年の「AIと人類」の現在地に迫ります。AIは世界を再構築できるか。「意味がわかる」とは何か。人間の無意識は、AIに奪われているのか。もっともわかりやすく、もっとも刺激的な、2022年のAI論です。
目次
はじめに 生活と社会のなかの人工知能 山本貴光
TALK1
三宅陽一郎「世界と知能を再構築する」
エッセイ 人と人工知能の拡張ーーメタバースとスマートシティ、リアルと仮想を越えて
TALK2
川添愛「意味がわかるとは何か」
エッセイ “信頼できるAI”に向けての課題
TALK3
大澤真幸「無意識が奪われている」
エッセイ 〈無為〉という能力
TALK4
座談会「私たちはAIを信頼できるか」
大澤真幸、川添愛、三宅陽一郎、山本貴光、吉川浩満
BOOKS
AIと人類の36冊 山本貴光&吉川浩満
おわりに 吉川浩満
照る時は照る、降る時は降る。高知=「土佐派の家」物語。日本建築家協会推薦図書。
MGA MAGICAL 10 YEARS アニバーサリーベストアルバム
これまで化学は,解析と合成を両輪とし理論・実験を行き来しつつ発展し,さまざまな物質を提供してきた.しかし近年,解析と合成に加えて情報という三つの視点で駆動する手法が注目を集め,化学を大きく変えようとしている.この新しい手法の革新性は,化学の研究力,化学産業の生産力に大きな変革をもたらすものと期待される.解析・合成の両輪の融合,化学とプロセスとの連動に向けた最新の研究事例を,広い分野のAI利用化学研究者が紹介.
/
京都大学での人気授業を書籍化
\
人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン……
AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくはーー
敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答!
2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。
私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。
真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。
私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。
AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。
【目次】
▼はじまり
▼第一講 「われわれ」としてのAI
「人間失業時代」は本当にやってくるのか
「できなさ」にこそ人間の尊厳がある
「わたし」だけでは何もできない
など
▼第二講 さまざまなAI
AIバージョンアップ
人工的な「ひと」
人間とは何か、人格とは何か
など
▼第三講 AIは奴隷か
主人/奴隷モデル
人の自由を侵すAIを開発してはいけない?
「仲間」ロボットは禁止?
など
▼第四講 AIと自由
「自由」の多元性
自律としての自由
AIにとっての「やわらぎ基準」
など
▼第五講 仲間としてのAI
人間とAIロボットの「共冒険者モデル」
「のっぺらぼー」の同調圧力
理由があれば廃棄処分は許される?
など
▼第六講 AIに倫理を装備する
悪に開かれたAI
AIディストピア
権利の重みづけ
など
▼第七講 親友としてのAI
「中身の壁」を乗り越えられるのか
死への脆弱性
AIビックバン
など
▼座談会 AIと人間は親友になれるのか
パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫
命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか
ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる?
AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解
など
▼講義を終えて