人が外傷と自己の存在との闘いのなかで表す病、解離性障害…そしてトラウマ、虐待、自傷、倒錯、絶望。ひとりの精神分析臨床家がこころの真実に挑んだ。
「精神科医という職業を選ぶとは、ある運命を引き受けることを意味する。それは、人間を生涯のテーマとするということである。」島崎敏樹を祖とする、本邦の精神医学における人間学派の系譜を受け継ぐ著者は、「精神科医の仕事は、精神療法にある」「精神医学の本質は、人間学にある」という命題のもと、日々の臨床で患者とともに「人間とは何か」「人生とは何か」「生きるとは何か」を問いつづけ、言葉を、生活習慣を処方している。そこにみる、精神療法家としての精神科医のあるべき姿とは、その良心とは、哲学とは。そして、精神科医の矜持とはーー。若手医師必読のみならず、患者をはじめ、あらゆる精神科医療関係者へ届けたい、「読む薬」
はしがき
第1部 人を診るということ
第1章 《私の面接》 精神療法としての生活習慣指導
第2章 《自切俳人と見た“夢”》 真夜中の補習はほどほどに、睡眠とくらしのリズム
第3章 《治りたがらない病人と》 精神療法家の夢と挫折 -ボーダーライン問題によせてー
第4章 《治療者であるということ》 精神科診察における説明とその根拠ーパーソナリティ障害の説明ー
第5章 《あらゆる手立てを尽くすこと》 私の精神療法的アプローチ -臨床の総合芸術ー
第6章 《プロフェッショナルの志を》 精神科医とは、病気ではなく、人間を診るもの
第7章 《人を診ると誓った日から》 精神科医はタフでなければならない。
第2部 薬物の軽重を問う
第8章 《こころある精神科医へ》 思春期臨床と疾患喧伝 -薬を飲んで大丈夫か?-
第9章 《つくられる病》 『こころの風邪』はうつ病ではない
第10章《精神科医療は牧畜業ではない》 『こころの風邪』物語の終焉
第11章《「気分」に惑わされない臨床》 双極性障害の療養指導
第12章《依存からの卒業》 くすりを減らしたいあなたへ
第13章《クスリ飲むなら酒「飲むな」》 抗うつ薬の効果を最大化する
第14章《断酒指導7箇条》 薬物療法は望むが断酒を拒否する場合
第3部 私の考える精神療法
第15章《その人に合わせて生活をととのえる》 こころの健康3つの習慣 -療養指導の実際ー
第16章《治療チームのコーディネーターとして》 情報化時代における精神科臨床 -診療録の記載と病名の告知ー
第17章《ときには諫言も必要》 メンタルヘルス・コンサルタントという役割
第18章 精神療法の人間学
第19章 大学病院外来における精神療法指導の実際
あとがき
索引
てんかんは有病率1%の「ありふれた病」。その診療を担う多くは非専門医で、診療科も多岐にわたる。患者は小児から高齢者まで幅広く、脳波の判読は難しく、薬剤の処方は悩ましい。そんな医師たちに愛読された本書が、満を持して改訂! 2017年分類での用語改訂に準拠し、大幅に「薬剤」解説を追加。EpiPick日本語版も紹介し、治療や生活なども最新知見にアップデート。ねころびながら、てんかん診療の最前線がわかる!
本書は、10年以上にわたって行われている「精神分析的精神療法セミナー」の実践記録を基に、類書にない新しい効果的演習方法を公開するものである。転移・逆転移、抵抗、解釈、ワークスルー、抑圧、治療構造等、各章はいずれも優れて臨床的なテーマを取り上げている。スーパーヴィジョンによる症例の徹底検討とそこから浮き彫りにされる基本的精神分析概念の学習討論を通して、読者は臨床実践の中で本当に患者のためになる技法と理論を身につけることができるであろう。
本書はコロナ禍と子どもの発達困難・リスクに関する国内外の研究動向のレビューと、日本及び北欧諸国での実態調査(質問紙法調査、面接法調査)に取り組んだ4年にわたる研究成果。子どもは現在もコロナ禍の最前線にいて援助を求めている事を伝える書である。
全速前進!新生TEAM SHACHI始動!
2018年2月28日リリース8th Sg.「JUMP MAN」がiTunes J-POPチャート1位、
続く8月29日リリースの前作、RADIO FISHとのコラボレーションシングル「BURNING FESTIVAL」がオリコン初登場3位を獲得。
そんな折、8月3日にLINE LIVEを通じて伊藤千由李が卒業を発表。
しかし、この逆境を背に、4人は新生TEAM SHACHIとして始動!アーティスト名、ロゴやイメージを一新し、全速前進で突き進みます!
アルバムタイトルは一枚目にふさわしいセルフタイトル、『TEAM SHACHI』。すでにライブで披露されている「DREAMER」、
「ROSE FIGHTERS」を含む新曲全5曲(+interlude)を収録予定。アルバムは、“チームしゃちほこ”の総決算とも言える<マジ感謝盤>、
TEAM SHACHIの新しいコンセプトを詰め込んだ<super tough盤>、<strong energy盤>、<positive exciting soul盤>の4形態。
ここから4人体制によるTEAM SHACHIの新しい歴史がスタートします!
1.序論
2.栄養マネジメント
3.食事摂取基準の基礎的理解
4.妊娠・授乳期の栄養
5.新生児・乳児期の栄養
6.幼児期の栄養
7.学童期の栄養
8.思春期の栄養
9.成人期の栄養
10.更年期・高齢期の栄養
11.生活活動,スポーツと栄養
12.環境と栄養
日本人の食事摂取基準(2015年版)日本食品標準成分表2015年版(七訂)準拠。
がん治療が生殖機能に及ぼす影響、生殖補助医療の基本と妊孕性温存治療など、がん・生殖医療に携わる医療者に必須の知識をビジュアル解説。さらに、妊孕性温存に至るまでのチーム医療を事例で紹介するとともに、多様で個別的な支援に役立つ視点をQ&Aで提供。患者・家族説明にも役立つ一冊。
専門医試験の必携書!
本書は、精神神経学会専門医制度試験に出題された、第1回目から3回目までの過去問集と解説である。領域ごと、基本的な知識・臨床上重要な知識、文献を提示したものである。
総論
1. 面接・精神療法 3
2. 心理社会・精神科リハビリテーション・地域精神医療・保健・福祉・法 11
3. 救急・リエゾン・歴史 22
各論
4. 統合失調症 F2 37
5. 気分(感情)障害 F3 67
6. 神経症性障害・ストレス関連障害及び身体表現性障害
(摂食障害を含む) F4(F50) 98
7. 児童・思春期精神障害 F7, F8, F9 123
8. 精神作用物質による精神及び行動の障害 F1 138
9. 症状性を含む器質性精神障害 F0(認知症など) ・
睡眠障害 F50, G47 ・ てんかん G40, G41 154
10. 成人のパーソナリティ及び行動の障害 F6 180
索引 193
各ライフステージにおける生理的機能や栄養状態の特徴,スポーツ,特殊環境それぞれに応じた栄養ケア・マネジメント,ならびにその基礎となる食事摂取基準の考え方・科学的根拠を総合的にわかりやすく解説したテキスト.豊富な図表やコラム,脇組の基本用語解説などの工夫により学習しやすい構成になっている.「管理栄養士国家試験出題基準(2019年改定)」に対応.
【主要目次】
第1章 栄養ケア・マネジメント
A 栄養ケア・マネジメントの概念
B 栄養アセスメント
C 栄養ケア計画の実施,モニタリング
D 栄養ケアの評価,フィードバック
第2章 食事摂取基準の基礎的理解
A 食事摂取基準の意義
B 食事摂取基準の基礎的理解
C 食事摂取基準活用の基礎理論
D エネルギー・栄養素別必要量
第3章 成長・発達,加齢/ライフサイクル
A 概念
B ライフサイクルチェーンの栄養とDOHaD
C 胎生期と出生後の成長・発達
D 加齢,老化とエンド・オブ・ライフ
E ライフステージにおける食生活の状況と健康・栄養の課題
第4章 妊娠期,授乳期
●妊娠期
A 妊娠
B 産褥
C 栄養アセスメントと栄養ケア
D 栄養と病態・疾患
E 栄養ケアのあり方
●授乳期
A 授乳女性の生理的特徴
B 栄養アセスメント
C 授乳期の栄養と病態・疾患
D 栄養ケアのあり方
第5章 新生児期,乳児期
A 新生児,乳児の生理的特徴
B 栄養アセスメントと栄養ケア
C 授乳期の栄養補給法
D 乳児期の食事摂取基準
第6章 幼児期
A 幼児の成長
B 幼児の発達
C 栄養状態の変化
D 栄養アセスメント
E 栄養と病態・疾患・生活習慣
F 栄養ケアのあり方
第7章 学童期,思春期
A 学童期,思春期の生理的特徴
B 成長期の栄養アセスメントと栄養ケア
C 学童期,思春期の食事摂取基準と学校給食
第8章 成人期
A 成人期の身体的および社会的特性
B 成人期の食事摂取基準の特徴
C 栄養と疾患,病態
D 栄養アセスメント
E 栄養およびその他の生活習慣のケアのあり方
第9章 高齢期
A 高齢期の特徴
B 高齢者の生理的特徴
C 高齢者の精神的変化
D 高齢期の栄養アセスメント
E 高齢者の疾患と栄養ケア
F 身体的特徴に配慮した栄養ケア
G 介護予防・合併症予防のための栄養ケア
第10章 運動・スポーツと栄養
A 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝
B 運動と栄養ケア
第11章 環境と栄養
A 環境変化に対する生体の応答とホメオスタシス
B ストレス応答と栄養
C 特殊環境と栄養
参考資料
参考図書
練習問題解答
索引
総合診療専門医になるためのシリーズ全4冊のなかの4冊目(第3巻).総合診療専門医取得を目指している専攻医が,研修中に習得すべき項目を演習形式で学ぶ自習書.受験対策本としての活用はもちろん,試験終了後も折に触れて知識の再確認などに役立てることができる.既刊の,「診療の仕方」をまとめた第1巻,「ポートフォリオ」を扱う第2巻,「研修の受け方」を取り上げた第4巻と併せて活用したい.
食物と栄養学基礎シリーズを元に
「管理栄養士・栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム」
「管理栄養士国家試験ガイドライン」「日本人の食事摂取基準」に準拠し、
第一線で活躍する気鋭の研究者達が執筆する、応用栄養学の新テキスト。
各ライフステージやライフスタイルにおける栄養状態に照らし合わせた
適切な栄養ケア・マネジメントを行えるようになることを目指す。
それぞれのライフステージやライフスタイルの特性や特徴、
ならびに各時期ににあわせた栄養マネジメントの基礎理論と実践方法について、
各時代の社会背景におけるヒトの健康問題や課題を学習しつつ、
食、運動、環境などの分野もふくめ全般的に網羅しわかりやすく解説する。
【執筆者】(敬称略)
編著者:七尾由美子、塩入輝恵
著者:岸 昌代、大森 聡、石黒真理子、小林理恵、大瀬良 知子、増野弥生、
佐喜眞 未帆、山本浩範(執筆順、*編者)
この本を読むだけで、国家試験合格力がきっちり身につきます。
国試対策に必携の一冊です!
【本書の特長】
■よくわかるテキスト、イラスト、写真
■過去問を徹底分析!項目ごとに重要ポイントを収録
■隠しておぼえるチェックシートつき!
第1章 婦人科領域
第2章 産科領域
第3章 新生児〜思春期
第4章 助産概論
第5章 母子保健
第6章 助産管理
時が思春期で止まってしまったかのような珠玉ナンバーを集めた1stから、サウンドも詞もちょっぴりアプローチが複雑になったミスチルの、それでもポップ・フレーヴァーたっぷりの2nd。大黒柱・桜井和寿の才能によるところが大きいが、今後も大いに期待!
胎児期・乳幼児期から思春期・青年期にいたる子どもの発達と児童精神医学の知識と教養を通読して学べる画期的なテキスト。