塚森が出向した会社は経営難で、大きな改革が必要だった。社内で反発の出るなか、営業部の荏原は塚森に対して不遜な態度でありながらも……?
苫田まきは夫・恭一と暮らしていた家を出て、山手旭が住むシェアハウスに身を寄せた。
恭一との離婚に向け、部屋を借り自立を目指すまき。そんなさなか妊娠が発覚。
まきは体調を崩し職場で倒れてしまう。そのことをまきの職場から知らされた恭一は病院へかけつけた。
恭一は妊娠を手放しでよろこぶが、まきは「この子は私の子です」と恭一へいい放つーー。
「ずっとまきにそばで笑っていてほしいんだ」
人生は思うようにいかない、それでも
婚外恋愛の行きつく先にあるのは
ーー大切な人との“今日”。
第33話 確かなことがひとつだけ 5
第34話 べつに 29
第35話 ひとり立ち 55
第36話 山手さんの過去 79
第37話 俺の子供じゃないんだ 103
第38話 幸せだった 127
第39話 うんざりなんだ 151
第40話 いつもそばで笑っていますように 177
第41話 いつまでも解放されない 207
第42話 ねぇ 今日は 235
描き下ろし漫画『山手』
SPECISL THNKS
わたしは中2の石野果穂。
男子がニガテだったのに……いっしょに風紀委員をつとめている柳くんのことが好きになってしまった。
それは、恋愛禁止の校則があるうちの学校では、けっしてゆるされないこと。
だから……距離をとるために、柳くんを傷つけるようなことを言ってしまった。
でも、柳くんへの恋心は消せなくて。
ほとんど口もきかないまま、2泊3日の宿泊行事、自然学校に出発。
ひさしぶりに柳くんと話せて幸せな気分にひたっていたら、
柳くんが急に息苦しいと言い出した。たいへん! 体調、大丈夫なのかな?
そのうえ、翌日の登山中、班内のアクシデントに、柳くんを巻き込んでしまって……。
<小学中級から。すべての漢字にふりがなつき>
双子の兄・桐への長い片想いに終止符を打った佐倉藤。桐の恋人は藤にとっても大切な存在で、二人の睦まじい姿を目にしても気遣われても居心地が悪い。そんなとき決まって藤が逃げ込むのは、独特の美意識と類稀なる妄想力を誇る、風変わりな友人・東島秋敏のところ。彼がさり気なく自分の居場所を用意してくれていることに嬉しくなる藤だが…。
ただ、好きになっただけなのにーーー
実力派作家が描く、恋愛の切なくて愛おしいところだけの
アンソロジーコミック!
楽しいだけじゃない、甘くて少し苦い恋、集めました。
平原明『真昼のスケッチ』
ぴらにあ。『悪意なく、咲く。』
瀬川環『死にたいくらい、好きだった』
栗崎三号『夢で逢えたら』
月吉『痛い恋、痛くない恋』
シモダアサミ『2年目のセフレ』
水島ライカ『叔父さんの喜ぶこと』
多喜ざわゆき『大丈夫じゃない恋』
〈待つ女〉の誕生と展開
歌垣を出発点に源氏物語後の
平安後期物語手前まで深化する文学の流れをとらえる。
男の愛情を肯定する男性作家による時代から
不信感を増大させる女性中心の文学へ。
最終的に〈執着〉という男女共通の苦悩へ至る道筋を読み解く。
作品の微細な表現分析と巨視的な構想把握を駆使して描く
まったく新しい文学史。
中国文学と接することで倭は抒情表現を獲得し、挽歌、相聞歌が生まれた。歌垣を始原とする古い時代の相聞歌は対詠性が強く機智的な言葉の応酬であったが、人麻呂歌集は一首単独で採録し、内省的な抒情歌の発達につながっていく。人麻呂は石見相聞歌などにて恋人や配偶者の不在を嘆き、恋する感情を直接的に表現するのではなく、逢えない悲しみを強調する道も切り拓いた。
内省化を進める恋愛文学は、特に女性を主体としたときに相手の心変わりという問題を手繰り寄せることになり、『万葉集』から『古今和歌集』へと引き継がれる。それを背景に造型されたのがかぐや姫の人物像である。
『竹取物語』では愚かしいまでの人間の恋心が浮き彫りにされつつも、『伊勢物語』『落窪物語』とともに男の愛情を最終的には肯定的に描いていた。反対に『蜻蛉日記』では男の心が頼りにならないことを突き詰めていく。
一方で『うつほ物語』は初めて男の一途な恋心がもつ負の側面を顕在化させた。これ以前は好色さが非難されることはあったにせよ、恋心じたいが反省的に捉え返されることはなかった。さらに進んだ『源氏物語』では、女たちが自らに向けられた男の執着とどう向き合うのかという課題が浮上する。
恋する人間は救われるのかーー『源氏物語』は恋の妄執に取り憑かれた男女の苦悩をさまざまに描き込んだが、ついにその救済を描くことはなかった。
十一世紀以降の恋愛文学史はそれを乗り越えることができず、恋心(恋愛)と道心(仏教)との対立の構図を潜在させながら停滞していく......
【六条御息所を「待つ女」と捉えたことを出発点として、私の研究は〈待つ女〉という文学的素材の誕生や展開を解き明かそうとする方向に向かうことになった。...額田王論や...『竹取物語』論はそのような展望のもとに書いたものである。そして...『蜻蛉日記』論を踏まえて、額田王歌─(大伴坂上郎女「怨恨歌」)─かぐや姫─道綱母─六条御息所という系譜を軸として、日本古代の恋愛文学史を記述しようと試みた...その後...人妻論を書いたあたりを契機として、私の研究は男の恋の問題にも関心を拡大していくようになる。その過程で、十世紀の恋愛文学史を構想していた頃...『うつほ物語』から『源氏物語』への展望を獲得することができた。そして...宇治十帖論を書く過程で、〈待つ女〉の展開をめぐって浮かび上がってきた〈我が心〉の問題と人妻論以降考えてきた男の恋心という問題とが、結局は執着とい…
「本当のことを教えてほしい。十年前、何があった?」かつての親友、遠山からそう訊かれたとき、河埜隆は言葉を失った。高校の卒業式の翌日、河埜が遠山の前から姿を消したのは、眠っている遠山に思わずキスしてしまったのを、気づかれたと思ったからだった。意図しない再会の後、もう一度友人としてつきあうようになったふたりだが、河埜は終わっていたはずの気持ちが育ち始めるのを自覚し、このままでは友人というポジションさえ失うのではないかと再び遠山を避けるようになり…。
『竹取物語』から一葉、谷崎、川端、太宰に三島、村上春樹、ローマ時代の『恋愛指南』からツルゲーネフ。コクトー、果ては『Sex and the City』まで、古今東西の“愛の教訓”に毒をひと匙、40人の偉大な作家との恋バナが味わえる読書案内。
借金返済がきっかけで出会った、売れない女優の星野ヒカリと鑑組若頭・鑑仁。二人は急速に距離を縮めていくが、田舎からやってきたヒカリの弟・ユタカが間に入り…。さらに、鑑組の幹部たちが立て続けに何者かに襲われる事件が発生する!
龍馬と高杉、二人の間で揺れる心。大切な人に迫る危機ー。激動の幕末を、一途な想いが駆け巡る。
政治家を目指している少年、弘樹は、ずっと好きだった桃島うるはに一世一代の告白をした。ところがその時、何故かうるはは日本初の女性&史上最年少内閣総理大臣で世界中話題沸騰の鮫島冬華と中身が入れ替わっていて……!? 当然冬華の身体にはうるはが入っていて、国会は大混乱!? せっかくの告白がこんな形で……と思っていたところ、「貴方の彼女になろうと思うの。学生時代、不要とばっさり切り捨てた恋愛を、いい機会だから経験してみたいって……」見た目は好きな女の子、中身は日本のトップと付き合うことに!? そんな中、うるはは国会で、冬華は学校で大事なイベントがあり……?
12世紀フランスの宮廷付礼拝堂司祭による中世の恋のハウツー。西欧文学における恋愛=姦通の認識と情熱の理解に必須の原資料。
俺がやられる側かよーーー! ! 酔った勢いで柚木を襲ってしまった啓太。その責任を取るということで付き合いだした二人だが、真相は……。不純な理由から始まった関係は、恋愛へと発展するのか! ?
年ごろになると、心や体にさまざまな変化がおこります。親に反抗する気持ちが芽生えてイラッとすることが多くなったり、異性や恋愛、性の悩みがふえたりします。これらは大人へと成長していく中でおこるものですが、人に相談するのをためらって、自分の中におしこめてしまう人もいるでしょう。でも、悩んでいるのはあなただけではありません。この本の主人公たちの悩みと行動を読み、心が楽になるためのヒントを見つけよう!