旅とは何か、なぜ人は旅へと駆り立てられるのか?冒険と叙情に満ちた紀行文学であり、瑞々しい青春記でもある名作『深夜特急』の誕生前夜、若き著者には秘められた物語の数々があった…。幾多の読者からの絶えざる問いかけに初めて、そして誠実に応えた“旅”論の集大成、著者初の長篇エッセイ。
本書は、ニュート・スキャマンダーが執筆したホグワーツの教科書『幻の動物とその生息地』をもとに生まれたワーナー・ブラザース映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のオリジナル脚本版です。J.K.ローリングの書き下ろした新作で、シナリオ作家としてのデビュー作となります。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は1926年が舞台です。アカデミー主演男優賞受賞者のエディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーは、世界中を旅し、驚くほどたくさんの魔法生物を調べてきたところです。ニューヨークに少し立ち寄ったニュートは、何事もなく次の目的地へいくはずでした……ジェイコブという名のノーマジ(アメリカのマグル)さえいなければ、そして、魔法のトランクを取り違えさえしなければ、数匹のファンタスティック・ビーストが逃げ出しさえしなければ。魔法生物たちは、魔法界にも、ノーマジの世界にも、混乱を引き起こすでしょう。
一新聞記者が描く「気候危機」取材30年の航路。
数々のグローカルな「現場」へ読者を誘い、気候・環境問題を等身大の視線で見つめる旅
私たちは「三つの見えない敵」に直面している。気候変動をもたらす人為的な二酸化炭素(CO2)、新型コロナウイルス、福島第一原発事故由来の放射性物質だ。
人類は、「他者の排除」を競い合うことで「文明」を創出してきた特異な生物だ。その競合本能は、今、地球生命圏全体を激しく蝕み、自らその存在を消し去る極限状態にあると言える。
本書は著者が東京新聞(中日新聞)社会部記者として取材した国連気候変動枠組み条約締約国会議や、沖縄県・辺野古の米軍基地移設問題など“現場”からの報告が中心になっている。
太平洋の島嶼国から米軍に入隊しイラク戦争で戦死した若者や、海面上昇で存続が危ぶまれる謎のナン・マドール遺跡(ミクロネシア連邦)、塩害に脅かされるフィジーなど、特別報道部時代に取材したものも含め、気候変動問題が経済中心主義や開発主義と密接に結びついている現況をあぶりだす。
欧州の気候変動政策を学ぶために留学したベルリン自由大学環境政策研究所やオックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所では、ベルリンの自由な雰囲気と、オックスフォードの帝国主義的アカデミズムを目の当たりにする。そこから英独の気候変動問題への根本的なアプローチの違いを紐解く試みも行っている。
SF作家小松左京氏やアニメ監督宮崎駿氏にも気候変動問題や生物多様性問題を問いかけた。この取材に応えて小松氏は地球史を見据えた人類の未来への対応、宮崎氏は次世代を見据えた等身大の取り組みの大切さを訴えている。
「ジャーニー」は家族との旅でもある。身重で英独で暮らし、ベルリンで長女を出産した妻や、現地校に通った小学二年生の長男の物語も織り交ぜた。
ジャーナリズムの仕事は、現場をさまよい、のたうちまわりながら真実を探るという一点に尽きる。そこには、不条理な現実やそれを乗り越える展望を発見し、知り、伝える使命がある。閉塞感から抜け出せない時代だからこそ、環境ジャーナリズムが持つ意義について、広く深く読者と共有することができればと願っている。(かば・としや)
新しく買い揃えたアイテムや、長年使い続ける相棒まで。ずらりと並べて、バッグに詰め込む。アウトドア好きの女性25人の山旅、もしくはキャンプ旅に出かけるための旅支度を紹介。
貴女と性の終活が迎えられたら、男としてそれ以上に幸せなことはないです……。
週刊現代で人気を博した連載官能小説、睦月影郎著「令和好色一代男」のイラストから、厳選した94点を1冊にまとめました。官能の挿絵の数々が、あなたをとろけゆく快感の世界へお誘いします。
1章:人妻の秘密
町内会の活動で出会った人妻と/かつて部下だった人妻に/部下からママ友を紹介され/後輩社員の妻と
2章:装いに憧れて
美人看護師にアタック/妻の友人の和服美女と/図書館の司書と/取引先の受付嬢を誘う
3章:わずかな冒険を
スーパーの美人店員にアタック/高校の同級生と会ったあとに/大学時代の友人の家を訪ねたら/社内一の美人社員と
4章:絶頂の先へ
中学時代の恩師の見舞いに/保養所の美人スタッフと/ジムの美人トレーナーと/初めての二人の美女に挑む
「恋人はいますが、そういう欲望を打ち明けるのが恥ずかしくて、いつも受け身のセックスをしています。でも、自分の求めるセックスをしたくて、堪らなくなるときがあるんです。私、ちょっとおかしいんでしょうか」--本文より
新聞売りの少年の声、花売りの老女たちの歌…戦前のヨーロッパ各都市を舞台に描かれる、皮肉とユーモアと愛に満ちた小説集。ムーミン誕生以前の初々しい筆致が冴える。イラスト多数!
金沢への開業で注目度抜群の北陸新幹線を大特集。雪に負けない車両や線路の秘密をはじめとする新幹線の概要や、建設から開業に至るまでの歴史を紹介し、北陸新幹線にまつわる話題を1冊で押さえています。また、新幹線により大きく変わる旅行シーンについても総合的に紹介します。金沢や富山などの各駅はもちろん、周辺の旅先もカバー、北陸ならではの食と酒、温泉、山といったテーマも取り上げています。新幹線での鉄旅にも活用できる決定版です。巻頭インタビューには、E7/W7系車両を総合プロデュースした奥山清行(Ken Okuyama)氏が登場。
バイクでインドを巡ること10年、走った距離は10万キロ。遊牧民、チャイ屋、大道芸人、リキシャ引き、そしてロヒンギャたち。働く男が素敵すぎる理由を探し求めた写真家の、クレイジーな旅の日々。
本書は、単語やフレーズを指さすだけで通じる便利な会話帳です。「旅の指さし会話帳17 フランス」から厳選抜粋した内容をコンパクトに収録。見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際の発音に近いヨミガナが付いており、表情豊かなイラストは現地の人の理解度を高めてくれます。便利な辞書形式の単語集(日本語→フランス語)は、約1600語を収録。
世界には鉄道が走る街が数多くあり、古くから市民の足として活躍してきました。
ウェリントンの100年以上走るケーブルカー、大自然の中を走るカナダのVIA鉄道など、とても個性豊か。でも、どれもがしっくりと景色に溶け込んでいます。
いつか乗ってみたい気持ちになる、旅情をかきたてるカレンダーです。
◆仕様◆
・使用サイズ:横420mm×縦594mm
・商品サイズ:横420mm×縦297mm
・スマホ待受2種類ダウンロードQRコード付き
・写真上部が丸まらない透明ホルダー付き
・書き込みしやすい薄色罫線入り
・2025年 年間カレンダー付き
◆掲載写真◆
【1月】 オリテ/スペイン
【2月】 ウダガマンダラム/インド
【3月】 ニューヨーク/アメリカ合衆国
【4月】 アラド/ルーマニア
【5月】 ウェリントン/ニュージーランド
【6月】 ロンドン/イギリス
【7月】 バンフ国立公園/カナダ
【8月】 リスボン/ポルトガル
【9月】 ケルン/ドイツ
【10月】 ストックホルム/スウェーデン
【11月】 レノン/イタリア
【12月】 ツェルマット/スイス
【翌年ページ】 パリ/フランス
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自転車で世界一周した著者が、日本国内を駆けめぐる!東京一周では怪しい宿の“夜の騒音”に悶絶し、甲賀の里では忍者になりきって写真撮影。北海道の名物宿で歌い踊り、屋久島の深い森で恍惚となる。そして震災前後の三陸では、忘れられない再会がー。全国各地で食、酒、自然、温かい人々に触れ、縦横無尽に走った旅をつづる紀行エッセイ。
自転車は乗ると楽しく、環境にもやさしい移動手段です。しかし、アフリカなどのまずしい農村地域では、人びとの生活を大きく変える、とてもたいせつな乗り物です。荷車や移動手段ばかりでなく、救急車としても役立っているのです。この絵本は、北アメリカのレオ少年が愛車ビッグ・レッドをアフリカの人びとに大事に使って欲しいと寄付したことからはじまる自転車のながい旅の物語です。
メディカル・ミッション・シスターズ(MMS・医療宣教姉妹会)の会員として「分断された世界に癒やしをもたらしひとつになろう」というミッションを携え、2007年からインド北東部での医療活動を開始。この地で出会った人々の営みや表情、歴史、多種多様な文化を、写真と文章(日英併記)で紹介する。シスター延江がファインダー越しに見た未知なるインドと出会う一冊。
(あとがき より)
本書に登場する人々の言語、文化、生活、歴史的背景は極めて多様性に富み、また複雑に入り組んでいます。それぞれの土地にしっかりと根付いた日々の暮らしにはいつも歌と踊りがあり、力強い色彩が溢れ、そこに私は大きな流れの中に紡がれるいのちを感じるのです。
目次
Contents
はじめに
Introduction
道標(みちしるべ)
マリア・ホーナング
Invitation
Maria Hornung
インド北東部における
メディカル・ミッション・シスターズの活動の歩み
レティチア・エアルテイル、延江由美子
Brief history of Medical Mission Sisters in North East India
Laetitia Aerthayil, Yumiko Nobue
インド北東部の地図
Map of North East India
CHAPTER1 NAGA
山に響く民のうた
Melodies Echo in the Mountains
ESSAY 01
ナガの人々
Naga people
ESSAY 02
第二次世界大戦ーナガと日本兵
World War II: The Naga people and Japan
ESSAY 03
石
Stone
COLUMN 01
民族衣装
Dress
CHAPTER II ASSAM
自然と共に
One with Nature
COLUMN 02
民芸品
Crafts
COLUMN 03
食べ物
Foods
CHAPTER3 GARO
人々が紡ぐ暮らし
Tapestry of Life
ESSAY 04
言い伝え
Narratives
COLUMN 04
市場
Market
CHAPTER4 KHASI
分かち合う風景
Treasures in Relationship
ESSAY05
市場でのこと
Market Scenes
ESSAY06
クワイの物語ーある小屋での惨劇
Story of KWAY: Tragedy in a hut
ESSAY07
リカイー身投げの滝
Noh Ka Likai Falls
あとがき
Epilogue
謝辞
Acknowledgement
著者略歴
Biographical Note
参考文献
Bibliography
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日本の歴史スッキリわかるボード&カード形式。やれば歴史が“もっと”おもしろくなる。歴史が苦手なあなたにも!
人間として、画家としてー善意の人、敬虔なプロテスタント、弱者に寄り添うヒューマニスト、オランダ伝統の清教徒、情熱的な理想主義者…多くの顔をもつゴッホが生涯をかけて描き、訴えたかったのは何だったのか。肖像画・風景画・静物画・デッサンほか作品世界を一望し、遺された膨大な書簡も繙きつつ、その芸術と心の旅路をたどる本格評論。