創始者ジェンドリンが臨床場面でどのようにフォーカシングを使っているかを詳細に描いた上巻に続き、本書では、さまざまな心理療法に通底しそれらを統合するかなめとしての「フォーカシング」の可能性を探っていく。フォーカシングでは、クライエントの心の中で起きている体験過程を一番確かな現実として何よりも優先する。クライエントと彼のフェルトセンスの相互作用から体験的一歩が生じ、その体験的一歩こそが治療を飛躍的に進めていく。そうした治療関係を生み出す支えとしてのセラピストとクライエントの相互作用のあり方を真摯に求める本書は、著者の豊かな知恵の宝庫であるとともに、臨床場面でのフォーカシングの確かな位置づけを示すものとなっている。
俳優・南果歩さん推薦!
「健康診断でそんなことまでわかるなんて!
自身の状態を知ることが健康への第一歩。」
血圧・血糖・中性脂肪・コレステロール・γ-GTP…… これらの結果を1つ1つ見て、一喜一憂していませんか?
健診データは項目ごとにバラバラに見るのではなく、そこからあなたの「血管の状態」を知ることが大切です。
「症状がないから……」と放っておくのではなく、20年後の健康のために、今から始めましょう!
年齢を重ねるとともに、段々と悪くなってくるのが「健康診断の結果」です。
「コレステロールの値が上がってきた」
「血圧が高いんだよなぁ」
「血糖値は大丈夫かな。中性脂肪も高くなった」
こうした不安を抱えていても、忙しい毎日を送っているせいもあり、特に何も対策をとらないまま次の年の健康診断を迎えてしまい、さらに結果が悪くなってしまう……。
健康診断に関しては、こういう悪循環に陥っている方は、とても多いでしょう。
「健康診断の結果」は、あなたの体の状態を反映した、とても大切なデータです。そこには、命に関わるとても重要な情報が隠れています。
大阪大学特任准教授の野口緑さんは、かつて兵庫県尼崎市役所で、「スーパー保健師」の異名をとるほど、健康診断の保健指導で活躍していました。
野口さんは、過労死・突然死した職員の健康診断のデータを調べ、「ちょっと悪い」項目がいくつも重なっていたことに気づき、「次に倒れるかもしれない人」を予測し、徹底した保健指導でいくつもの命を救いました。
健康診断の結果が「すごく悪い」でなくとも、「ちょっと悪い」だけで、命に関わる病気に直結することもあるーー。
そのことに気づいた野口さんは、命を守るために保健指導について研究を重ね、多くの人の健康改善に成功しました。
本書は、そんな野口さんの集大成ともいえる著書であり、その保健指導のノウハウを余すことなく注ぎ込んだものです。
本書を読むと、まるで野口さんの保健指導を受けたかのように、自分の健康診断の結果から、最も重要な情報を読み解くことができるようになり、そして、命を守るため、健康のためにどんな対策をとればいいのかがわかるようになります。
第1章 健康診断の結果が悪い人がやってはいけないこと
第2章 健康診断の結果が悪い人の体の中で起きていること
第3章 こんなときどうすればいい? よくあるケース別対策
第4章 一生使える体づくりのための食事・運動のヒント
第5章 Q&Aで学ぶ健康診断と体のこと
「人生は思い通りにならないことで溢れている。だから面白い。」
息子・デルスの成長、母・リョウコと愛猫・ベレンの死、パドヴァの家からの引越し、パンデミックでの夫とのバトル、日本長期滞在、「ヤマザキマリの世界展」開催、漫画家稼業30年ーーイタリアと日本を拠点に、漫画家・文筆家・画家と様々な才能で活躍するヤマザキマリの最新&珠玉エッセイ66篇。
学校と心理士が協働して、すべての児童生徒に適切な援助をするための校内体制づくり、アセスメント、チーム援助の実際を解説。
1 学校心理学にもとづいた教育相談とは
第1章 学校心理学にもとづく教育相談の考え方
1 教育相談の意義と定義
2 教育相談における3段階の心理教育的援助サービス
3 教育相談におけるアセスメントと援助サービスーー学習、心理・社会、進路、健康の4側面
4 教育相談におけるチーム援助ーー4種のヘルパー
コラム
第2章 学校心理学にもとづく教育相談のすすめ方ーーチーム学校による対応
1 組織的に教育相談を行う体制づくり
2 学校で行うカウンセリングーー教師、SC、保護者で取り組むチーム援助
3 支援・援助につながるアセスメントーー援助シートの活用
4 学校外の専門家と連携するチーム援助
5 教育相談における援助の心がまえ
コラム
2 支援・援助にむすびつく児童生徒の理解
第3章 子どもの発達段階と発達促進的働きかけ
1 乳幼児期ーーアタッチメント・安全基地と探索・社会的参照
2 児童期ーー意欲・動機づけ
3 思春期・青年期ーー第二次性徴・アイデンティティの形成・自立
コラム
第4章 児童生徒の発達特性の理解と対応
1 診断横断的なアプローチによる発達特性の理解と対応ーー発達障害の理解を具体的な対応に結びつける工夫
2 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
3 注意欠陥・多動症/注意欠如・多動性障害
4 限局性学習症/限局性学習障害
コラム
第5章 小児科・精神科的な課題への理解と対応
1 心身症・不定愁訴
2 うつ
3 不安・恐怖
4 チック
5 摂食障害
6 自傷
コラム
3 学校心理学にもとづく教育相談の実際
第6章 事例に学ぶ「チーム学校」による援助ーー現代的な課題を中心に
1 不登校
2 SNS、LINEによるいじめ
3 ネット/スマホ依存
4 暴力行為
5 性的マイノリティ
6 児童虐待
7 受験ストレス
8 発達障害
コラム
子供の資質・能力を育成するために、本書では、指導計画作成から題材設定、評価まで、図工授業づくりの基礎をしっかり盛り込みました。また、各題材の紹介では、子供の様子を丁寧に語ることで、授業展開がバッチリ理解できるようにしています。目の前で活動を楽しんでいる子供には何が起こっているのか。それに気が付けば、楽しい活動のその先が見えてきます。
子どもたちへの具体的な支援のあり方をわかりやすく語る
発達の特性を持つ児童生徒に寄り添い、
支援・伴走するにはどうしたらいいか
不登校、ひきこもり、高校中退生、発達障害の診断を受けた生徒など、発達の特性を持つ児童生徒に寄り添い、
支援・伴走するにはどうしたらいいか。早期からの適切な療育さえあれば、二次障害は防ぐことができる。
しかし、特別支援教育の現場では、あまりに見当違いの対応が多くみられる。自身も発達障害であり、
かつては学校一番の“問題児"とされた著者が、特別支援教育の専門家として、自分の経験をもとに本当の特別支援教育とはなにか、子どもたちへの具体的な支援のあり方をわかりやすく語る。
保護者、教育・福祉・療育・医療関係者、その他困難な課題を持つ家庭を支援する関係者に必読の書。
室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七〜七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのかーー。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。
『太陽の金貨』 事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブは、ホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。旅の途中、錬金術師ディアナも同じ馬車に乗り込んできて──。 果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことが出来たのか?
第16巻の後日譚を描く、ファン必読の書き下ろし中編のほか、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編も収録。 剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結! 二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けて下さい。
貴重な写真と形式図を満載。
19世紀のイギリス進出と「西洋の衝撃」以降、存亡の機に直面した清帝国。
アヘン戦争、日清戦争、辛亥革命で崩壊し、中華民国が誕生する。
日中戦争、国共対立を経て、中華人民共和国が成立。
文化大革命という惨劇、改革開放、そして21世紀に強国化を目論む中国の歩みは、世界史と密接に結びついていた。
西洋や日本にどう反応して社会主義国となり、経済発展を遂げたのか。
200年の歴史をグローバルな視座で読みとく。
遠いとおい大昔、およそ一億六千万年にもわたってたくさんの恐竜たちが生きていた時代ー。かれらはそのころ、なにを食べ、どんなくらしをし、どのように子を育て、たたかいながら…長い世紀を生きのびたのでしょう。恐竜なんでも博士・たかしよいち先生が、新発見のデータをもとに痛快にえがく「なぞとき恐竜大行進」シリーズが、新版になって、ゾクゾク登場!!
1:ぼよよん行進曲
デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供が尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。
相次ぐ企業の偽装事件、ストレスで心身を病む会社員、つづく役人の文書改竄・不適切調査、そして長すぎる老後への不安。なぜ、こんな世の中になってしまったのか? 本書は社会のさまざまな「壁」を前に立ちつくし、苦悩を抱えて生きるすべての人に向けて書かれました。著者がフィールドワークで発見したスリランカの「悪魔祓い」、偉大なる仏教思想家や志ある宗教者たちの言葉などを通して、生きる哲学としての「立て直す力」を熱く提言します。
中国語に由来する、日本の漢字の音読み。
たとえば「行」という字にはコウ、ギョウ、アンと読み方が三種類もある。なぜこんなに複雑なのかーー。
遣唐使がもたらした漢音、仏教用語に多い呉音、同じ仏教でも禅宗にまつわる唐音。
これらの音が日本に伝来した時代や経路、定着した経緯を、音韻史の専門家がわかりやすく解説。現在の体系ができあがった歴史的背景を明らかにする。
ややこしくて面白い、音読みの世界への招待。
はじめに
序章 漢字の音読みとは
漢字の「読み」はたくさん?/中国からやってきた漢字/呉音・漢音・唐音の違い/ちょっと変わった唐音/漢字は表語文字/六書と表語・表音/音読みと訓読みの由来/訓読みは漢文の訓読から/漢字で和語を表した万葉仮名/複数の音があるのは日本だけ?/中国語諸方言/漢字文化圏/漢文訓読の起源と展開/台湾の訓読み
第一章 仏教経典とともにーー呉音
呉音で読まれる語/最初は呉音ではなかった?/和音と対馬音/中国の呉音と日本の呉音/呉音伝来の経緯/当時の中国南方音/呉音の声調に関する言説/呉音には複数の層がある/万葉仮名と「古音」/仏教と漢音奨励/音読された仏教経典/仏典の字音点と音義/さまざまな法華経音義/音義と古辞書
第二章 遣唐使とともにーー漢音
最初は漢音ではなかった?/唐代の長安音/遣唐使がもたらしたもの/日本語として定着した漢語/漢音の声調について/漢音の日本語音化/儒学で学習された漢音/音読と訓読/漢音の資料/仏教教学と漢音/さらに新しい新漢音
第三章 禅宗とともにーー唐音
意外に多い唐音語/呉音・漢音との違い/中国宋・元・明代の漢字音/当時の中国との交流/新仏教としての禅宗/禅宗と漢籍/『聚分韻略』/江戸時代の禅宗/江戸時代の唐音学習/中世唐音と近世唐音
第四章 中国語音韻学
中国語音について/中国語諸方言音/中国語音韻史/詩文押韻の規範となった韻書/反切について/詩作のルール/切韻系韻書以後の韻書/漢字を図面で表した韻図/中古中国語音の音価推定
第五章 江戸時代の漢字の音整備
漢語の仮名遣い/「宝」の仮名遣い/「明」「寧」の漢音/漢音・呉音の区別の実際/漢音・呉音の認識/伝統音と韻書の音との狭間/『韻鏡』による漢字音整備/文雄の『韻鏡』研究/本居宣長と字音仮名遣い/人為的な漢音・呉音の区別/漢音・呉音から外れた俗音
終章 作られた漢音・呉音の枠組み
漢和辞典の漢音・呉音/明治時代の漢和辞典/日本版『康熙字典』/台湾語研究と漢字音/東アジアにおける流れ/漢字音の蒐集と整理/漢音・呉音の規範と実際/慣用音について
あとがき
参考文献