日本のためになることはIBMのためにもなることだ。限りなく挑戦する!日本市場に定着するIBMの組織力、技術力、情報力。
急成長した若い集団。そのパワーの源泉はミーイズムであった。事件を生んだ企業人意識のインサイド・レポートと変わりつつある日本社会。
どうすれば人は「やる気」になるのかを、具体的に、ただちに実行できる方法で示す新時代のビジネス書。
マンハッタンにその年最初の雪が舞った夜、ウェルズは一人の著名な海外通信員に出会った。何やら奇妙な連帯感を覚えたあげく、ホテルまでつきあい、つぶれるまで呑んだが、翌朝、相手は謎の闖入者の手で殺されてしまう。酩酊して耳にしたエレノアという名を手がかりに、通信員の過去に分け入る敏腕記者ウェルズー。彼が見た、愛と裏切りの記憶とは?傑作ハードボイルド第二弾!
ホーキング理論からゆらぎ構造まで、今日から私は科学の達人。噂の深夜番組が生みだした最新科学エッセイ。
竜一は別の少年院へ移送されてしまい、二葉は最愛の“飼主”を失ってしまった。やがて出院の日を迎え、二葉は一年ぶりに生まれ育った家と町へ帰ることになった。しかし温く迎えてくれる家族は誰一人としていなかった。絶望の闇の中で幾度となく手首を切る二葉だったが、そこにはかつて愛したクラスメイト麻生勇介の姿があった…。最後の居場所を竜一の腕の中に求める二葉は祈りを込めて清正の家のダイヤルを回すが…。衝撃の話題作、待望の第三巻。
本書は論点にいささかの曖昧さ、不明な点がない。最近の歴史書にはめずらしく、プラトン、カントから始まり、ヘーゲル、マルクス、エンゲルス、ニーチェなどの大思想家たちをふまえ、重厚な歴史論を展開している。そして、われわれが今おかれている立場が歴史上でどのようなところにあるのか、またそこに生ずるこれからの問題は何かを実に明快に解き明かしている。
清正とその妹奈々の愛に包まれ、平穏な日々を送る二葉は本当の自分の家を確保するためにー竜一を待っているためにー弁護士の紹介でアルバイトを始めるが…。二葉の体を引き裂く黒い嵐、勇介に宛てられた竜一からの手紙ー激流の中で何もかもが遠くなっていった…。超話題作、待望の第四弾。
資本主義の駆動力は何なのか。ゆたかさの果て、新たなフロンティアはどこに求められるのか。差異・距離が生み出す人間の「欲望」の観点から、エンドレスな拡張運動の文明論的、歴史的な意味を探る。
もう、流されて生きてゆくことはしたくない。ぼくはいま、自分をちゃんとした人間に育てるために歩きはじめたいと思うー。自分自身の意志で生き始めた二葉は、住み慣れた町を出ていく決意をし、仕事を探しに横浜へと出てゆくが…。二人きりの幸福なクリスマス。愛を確かめあいながらも、激しく揺れつづける二葉と竜一の運命は。待望の第7弾。
オウム事件以降も、歴史教科書問題・酒鬼薔薇事件と、終わりなき日常を濃密に生きる知恵を持たない人々が、ハタ迷惑な噴き上がりをみせつつある。世紀末的混乱のさなか、本書の意義はさらに増大しつつあると思う。
ちょっとした誤解がもとで、竜一から電話が途絶えて一週間が過ぎた。二葉は、別れすら覚悟して竜一の組の事務所へと向かうが…。-ぼくのラストソング、ラブソングはもう歌わない。もう誰のためにもラブソングは歌わない。だってぼくのラブソングは三浦竜一に捧げてしまったー。そして二人の愛の神話は、ついに終章へとたどりつく。書き下ろし特別編「エターナルー永遠にー」も収録する感動の最終巻。
行動する物理学者が「原発は絶対必要」のウソを暴き、電力使用の実態を明らかにしつつ、多様な自然エネルギーの組み合わせによる脱原発社会への道を示す。
2020年代、地球からの自由を求めて勃発した第一次惑星動乱を、航空宇宙軍は圧倒的な力で鎮圧した。それから11年後、射手座方向から太陽系にむかって急接近してくる物体があった。射手座重力波源と呼ばれるこの飛行物を観測するため、航空宇宙軍は人類初の外宇宙観測艦ユリシーズを探査に向かわせるが…乗員たちが見たのは、汎銀河連合により滅亡の道をたどる人類の姿だった。航空宇宙軍史最大のクライマックスが始まる。