累計10万部ベストセラー待望の文庫化!
43万人の人生を変えた「話し方教室」の実例満載!
人前に立つと、手足や唇がブルブル震えて、頭の中が真っ白に……。
そんな悪夢のような経験とも、この1冊でサヨナラできます!
コツは、「3分話す力」を身につけることーー。
それが、あらゆる話し方の土台となるからです。
本書では、説得力のある話の組み立て方から、聞き手を惹きつける切り出し方、
本番に強くなる自己暗示……などなど、「3分話す力」を身につける具体的な方法を
わかりやすく紹介します。
プレゼン、スピーチ、会議、説明……「ここ一番」に挑む人、必読の1冊!
本当は力をもっていながら、悔しい思いばかりをしてきたあなたのための7日間の短期集中講義!自力でアガリ症を克服し、企業研修の講師を務めるまでになった著者だからこそ書ける、ノウハウ満載。
改めて「ことばとは?」と考えてみませんか?
大変面白い事実に遭遇すること間違いなし。
学習や仕事、社会生活に役立つ、ことばのあれこれ。
五十音図
「いろは……」はイロイロ
標準語?
大阪弁を覗いてみた
京ことば
江戸べらぼうに京どすえ
コタンの口笛
うちなーぐち
五母音を考える
カタカナ・ひらがな・漢字
毛筆から平仮名、お経から片仮名
カタカナ語の多用
「ん」は変化している
/ハヒフヘホ/の流転
サシスセソ、タチツテト再考
音を伸ばすと……
濁る? 濁らない?
コノワタはお好き?
オノマトペ
ピーチクパーチク
音の変化
「愛」は/エー/なー
音を借りる
日本語の音
漢字の生い立ち
バラとレモン
漢字熟語の分析
日本製漢字
「生」の七変化
あて字・あて読み
同義語?
多義語について
外来語のはなし
近代の翻訳語
英語と移入語
和製英語(?)について
書き言葉の変遷
言文一致
「日本」とJapan
「なまえ」を考える
「ドタキャン」は勘弁して
禁句・差別語
ことば遊び
笑いとことば
ウコンとウンコ
「駄洒落」は万葉時代から
遠回しな言い方
トイレのはなし
チャランポランなはなし
花鳥風月 山川草木 雪月花
「花」は「桜」、「梅」、どっち?
花より 団子
「一貫、一丁、一足」
おれ、おまえ、あなた、きみ
「は」「が」ゆい思い
僕はうなぎだ
「私」は透明人間
のみに行こう
「人間」v.s「自然」
理論言語学が自然言語の統語・意味・形態・音韻の基本的な性質を明らかにしてきた今、言語学者の関心の主軸は、言語間のミクロな変異や同一言語の漸進的な変化の記述と、その原因の探求へと移り始めており、生物学者も、生物進化と言語変化の相同性に着目し始めている.本書は、30人の研究者が、最新の言語理論とコーパスや統計などのツールを使って、言語の変化・変異・獲得・進化の様相の記述と本質の探究を目指す論文集である。
執筆者(五十音順):青柳宏、秋本隆之、石崎保明、茨木正志郎、扆林亚、小川芳樹、岸本秀樹、佐藤陽介、佐野真一郎、下地理則、新谷真由、杉崎鉱司、鈴木亨、高橋英光、高橋康徳、田中智之、時崎久夫、中山俊秀、縄田裕幸、南部智史、新国佳祐、藤田耕司、堀内ふみ野、前田雅子、前田満、宮川創、村杉恵子、森山倭成、柳朋宏、和田裕一。
論理的で聞きやすい、初対面でも印象に残る。成功を決めるひと言とは。
壮大詳細な《翻訳の世界史》
文化や学術が栄える時と場所には必ずその直前に旺盛な翻訳活動が行われている。本書は〈知の転移〉とも言われるこの営みをテーマとして古代ギリシアから古代ローマ、中世アラビア・ラテン世界、そして江戸明治期に至る知の継承の実際とその全世界的な伝播の系譜に迫り、現代の学術翻訳の問題にも切り込む意欲的な作品である。
古代ギリシアの叡智の多くは直接西欧近代に伝わったのではない。まずはシリア語・ペルシア語に、ついでアラビア語・ラテン語に翻訳されていった過程を主に科学作品を軸に追ってゆく。外来知を、専門用語をどう訳しどう現地化するのか。ジュンディーシャープールやバグダード、トレド、江戸の地で、史上随一の翻訳家とされるフナインばかりか、多くの学者やネストリウス派の人々、遍歴知識人等の苦闘が知的ノンフィクションのごとく描かれ、翻訳とは時に原典内容を変形し新たな文化を創出することでもあると強調される。その営為の計り知れない意義とダイナミズムを活写して絶賛された本書は、西洋文明の成立史に一撃を加え、かつ我々の現在をも照射する。叡知の継承を壮大詳細に描く未踏の《翻訳の世界史》。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」(川端康成)は英語で「The train came out of the long tunnel into the snow countory」(サイデンステッカー)。世界を表現する際の「視点」 の違い。英語は「神の視点」を得ることによって主語の誕生を準備したが、「虫の視点」を持つ日本語にはそれは必要なかった。英語の歴史を踏まえ両言語と文化の違いを考察。
序 章 上昇気流に乗った英語
第一章 「神の視点」と「虫の視点」
第二章 アメリカよ、どこへ行く
第三章 英語を遡る
第四章 日本語文法から世界を見る
第五章 最近の主語必要論
間をとる、言葉が短い、エピソードがある……結果を出す人の話し方には、いくつかの共通点があります。その共通点が本書で明らかに!
なにかにつけて「説明責任」が問われる昨今、では翻訳については?「意味わかんない」「へんな日本語!」「なんでこんな訳になるの?」と読者が思っても、翻訳者は「原文がそうなんだから」とまるで他人事、説明責任などどこ吹く風、だった。歯に衣着せずに欠陥翻訳と戦ってきた闘士・ベック先生、そこでまたも立ち上がった。この訳のどこがダメか、どうすればスッキリいい訳になるのか、懇切に説明。実践篇では中学レベルから上級まで、レベルに応じてさまざまなタイプの課題文を出題、悪訳と良訳を並べ、原文理解と翻訳のポイントを具体的にレクチャーする。
いま、あなたとの会話で起きたことは、いったい何だろう?
マンスプレイニング、コミュニケーション的暴力、会話の引き出し、言語的なポリティクス、アイデンティティと一人称、人々をつなげる言葉、誠実な謝罪と不誠実な謝罪……。難しくて切実で面白い「言葉とコミュニケーション」を、「哲学」と「私」のあいだのリアルな言葉で綴るエッセイ。
【目次】
プロローグ コミュニケーション的暴力としての、意味の占有
そういうわけなので、呼ばなくて構いません
ちょっとした言葉に透けて見えるもの
張り紙の駆け引き、そしてマンスプレイニング
言葉の空白地帯
すだちかレモンか
哲学と私のあいだで
会話の引き出し
「私」のいない言葉
心にない言葉
大きな傘の下で会いましょう
謝罪の懐疑論
ブラックホールと扉
「聞き返されるようになった」
「口がうまく回らない」
「カラオケでうまく歌えなくなった」
「同級生を見て、ふと自分のことも気になった」
「まだ若いのに、声が低くなった気がする」
はっきりした自覚がなくても、これは「声の老化」のサインかもしれません。
「歳」だから仕方がない……とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習法で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
この本は、高い声を出したり声を遠くに響かせたり、ハリのある声を保ちたいという方に向けた発声法を紹介しています。
割りばしやペットボトルなど、身の回りの道具を使い、楽に声が変わるのを実感してください。
トレーニング時間は2分ほどと、すぐに効果が実感できるものばかり。
もちろん毎日続けることで、さらに効果が高まっていきます。
■本書の特徴
・大きな文字で読みやすい!
〜本のサイズと文字が大きいので、読みやすく実践しやすい仕様になっています。
・動画対応でわかりやすい!
〜PCやスマートフォンから著者によるトレーニング動画を視聴することができます。
【体験すると凄さがわかる! 上野式トレーニングとは?】
上野ヴォーカルアカデミーが長年蓄積した経験と独自の発想によって、従来のボイストレーニングとは異なる視点から、効率的に声を変えていくメソッドです。
「発声はスポーツ」という理念のもと、目的に合わせて身の周りにある道具を使いながら、「声帯」「口輪筋」「腹筋」「舌」などの筋肉を効率良く鍛え、強さと柔軟性をつけていきます。
[目次]
■第1章 声が年をとるということ
■第2章 よく響く声を出す
■第3章 スラスラとしゃべれるようになる
■第4章 滑舌に抜群の効果!「らたなかさ体操」
■第5章 声に力を出すための喉を作る
■第6章 安定した声を出す
■著者について
上野 実咲(うえの・みさき)
上野ヴォーカルアカデミー代表。1989年レコードデビュー、上野たけし、上野直樹親子に師事。上野親子の楽曲でコロムビアレコードより再デビューして以降、テレビ/ラジオ/俳優/講演活動などボイストレーナーとして幅広く活躍中。出演番組は『とくダネ!』(フジテレビ)、『カンブリア宮殿』(テレビ東京)、『Rの法則』(NHK)、『チャート博覧会』(テレビ朝日)など多数。著書に『まずはこれだけ! まねるだけボイストレーニング』(学研プラス)がある。
※本書は2017年11月発刊の『声が20歳若返るトレーニング』(GTB01093583)に加筆・再編集を行い、動画対応としたものです。
コロナ禍で大きくコミュニケーションの有様が変容した状況で、教育も大きく変わらざるを得なかった。予期せぬ困難は、今後も起こりうることを誰しもが感じているが、本書では、教育、とりわけ言語・コミュニケーション教育を「レジリエンス」という側面から考える。今後、我々の経験をどのように生かしていくことができるかも含め多様な領域から議論する。
執筆者:松下達彦、秦かおり、池田麻衣子、村田和代、横溝紳一郎、吉田悦子、嶋津百代、熊谷由理、中村香苗、涂銘宏、チャプル・ジュリアン、岡本能里子、柳瀬陽介
はじめに
第1部 コロナ禍で急速に広まったオンライン教育によって顕在化した課題
コミュニケーションの緩衝地帯「たまり場」の重要性ーコロナ禍での日本語科目、留学プログラム、コミュニケーションの場の変容から考える
松下達彦
オンライン/ハイブリッド授業における雑談の機能と役割ー大学院専門科目授業実践にみる新しい「日常」へのレジリエンス
秦かおり
学生たちはオンライン授業への変化にどのように対応したのか
池田麻衣子、村田和代
第2部 コロナ禍で急速に広まったオンライン教育によってわかった新しい可能性
大学における一般教養の英語授業がめざすべきものは何か?
横溝紳一郎
オンライン授業における英語実践からの学びー多文化とインタラクション
吉田悦子
日米大学生間のテレコラボレーションにみるレジリエンスーことばの資源の戦略的使用と距離感の交渉
嶋津百代、熊谷由理
第3部 海外の事例から学ぶ
危機を乗り越える情報伝達とレジリエンスー台湾のコロナ情報発信を例に
中村香苗、涂銘宏
レジリエンスの再評価と教育の再考ー日本とニュージーランドにおけるCOVID-19 パンデミックの体験
チャプル・ジュリアン
第4部 これからの教育で大切にすべきこととは
ウェルビーイングを目指したことばの教育ー多様性に拓かれたことばの教育の学習環境のデザイン
岡本能里子
逆境を活かす新生力(創造的レジリエンス)は授業で培えるー身体表現からの偶発的コミュニケーション
柳瀬陽介