ナチュラリストの目と魂が捉える自然の豊饒と過酷。日本各地にサルを追った青年時代からアフリカの原野を駆け巡った日々まで折々の所感を綴る第1エッセイ集。
野鳥のオオルリが、美しい声を聞かせています。と、とつぜん、和之の目のまえで、だれかに打ち落とされたのです。このところ、何ものかによって、野鳥がころされる事件が、ひんぱんに起きています。和之たち4年生の仲よし6人組が、犯人さがしにのり出しました。
本書は、子どもたちに算数の学習の中にもっと季節の移り変わりを感じさせ、各地の行事に親しみをもたせ、意義を感じさせ、算数を通じて、日本各地に語り継がれてきた伝統行事、伝統文化に対して親しみをもち、その価値をふりかえり、日本人の心意気にふれさせたいと願って編集したものである。
本書は、伊東忠太が、1902年4月から翌年6月にかけて、中国各地を歴訪調査した折に、描きとどめた野帖(フィールド・ノート)5冊のうち、その大部分を、カラーおよび一部モノクロで撮影、収録し、図説明と解説を付したものである。