宮崎駿監督による劇場用アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』の楽曲を、使用順に収録した完璧盤。さらに制作時のセッションによる未使用曲も収めた、ルパン・ファン垂涎のアルバム。
タイトル通り、94〜98年の5年間にオンエアされたスターチャイルド関連のテレビ作品で構成した、オープニング/エンディング・テーマのミレニアム・コレクション。一定量のアニソンがまとめて聴ける、便利なコレクション・アイテムといえる。
『ガンダム』シリーズでも根強い人気を誇る1stガンダム『機動戦士ガンダム』『哀戦士』『めぐりあい宇宙』3作の音楽世界を凝縮した企画CD。本編使用のBGMやヴォーカル曲を収録。
放送から22年が経つのに、未だ人気の衰えない『ボトムズ』。放送当時に3枚のサントラLPが出たが、この3枚組CDはLPをベースに収録可能な楽曲をすべて集めた完全版。ハードな内容に合ったジャズ&フュージョンの音楽は今でも新鮮。ファンなら買って損なし!
オペラやミュージカル、オーケストラのための序曲や前奏曲を集めた楽しいアルバム。オーケストラも指揮者も超一流を贅沢に並べていて、さまざまな性格の序曲が満喫できる選曲であり演奏者たちとなっている。
傑作『イマージュ』から2年。ヒーリング・ミュージック・ムーヴメントのなかに独自の音楽性を深めてきた彼らのベスト登場だ。20年に及ぶアコースティック・ギター・デュオの軌跡をたどりながら、多彩なゲストの参加による新アプローチも加わった心地よい作品が出来た。
このところテレビで放送されていた時代劇の音楽が話題を呼んでいる。その先鞭をつけた一枚がこの作品だ。時代劇など日頃は観ない人も、ここに収録された音楽はどこかで耳に馴染んでいるはずだ。それだけ時代劇は日本人の生活に定着しているのだろう。
MIDIレコードを設立して、第1作目の坂本のソロ・アルバム。YMOを散開して初のアルバムだけに、本人のコメントでも「YMOを引きずっている部分がある」と言っていたが、その分だけわかりやすく(?)なっている。またYMOへの決別にもなっている。
結成25周年を記念して、坂本龍一の選曲・監修・全曲解説・リマスタリングによる、YMOの究極の2枚組ベスト。発掘不可能といわれた未発表音源2曲をはじめ、レア音源が満載。
電動楽器「TSUKUBA」シリーズ、魚モチーフの「NAKI」シリーズなどでおなじみのアート・ユニット、明和電機の集大成ベスト。ソニー時代の計5枚のアルバムの全音源を収録している。
古楽器による演奏が一般的になる前の代表的なバロック演奏のひとつだ。学者でもあるパイヤールの演奏は、リズムもアクセントもバランスよく取られていて、特に目立った特徴はないが、丁寧で美しくまとめている。深くも浅くも聴けるところがさすがだ。
79年に『世界名作劇場』で放映された名作アニメ『赤毛のアン』の音楽を網羅した2枚組BOX。大和田りつこ「きこえるかしら」などの歌曲からBGMまで、サントラ未収録曲も含む完全盤だ。
保育園、幼稚園、小学校での発表会、お遊戯会用音源を収録したアルバム。年少以下、年少年中、年長以上低学年女子、年長以上低学年男子、幼児小学校ものと、世代や性別、ジャンルなどに分けて収録。
「伊福部昭のSF交響ファンタジーか、どれどれ」とCDをスタートさせたら、鳴り出したのはバリバリのトロンボーンによる「ゴジラ」。その後も出るわ出るわ、キングギドラやキングコング。つまるところは、伊福部映画音楽メドレー。イキのいい演奏が楽しい。
72年から87年まで全30作が制作された人気TVシリーズ『必殺仕事人』。本作は、これらのシリーズ各作品のための音楽を16枚のCDに振り分けたうちの13枚目。作曲は平尾昌晃、編曲は竜崎孝路が担当。オープニング・ナレーションも収録している。
1990年のローマ大会を期に実現した3大テノール夢の顔合わせ。以来4年毎に催されたコンサートから聴き所を集めたベスト盤である。スピーカーから祝祭的気分があふれ出る豪華な歌の饗宴は日韓共同開催のワールドカップを盛り上げるタイムリーな企画だ。
「ニーベルングの指環」4部作のハイライト集。音源は60年代に録音され、大きな話題になったカラヤンのもの。歌手陣は当時の一流のワーグナー歌手を揃え、精密で流麗な演奏を繰り広げている。