エリザベス女王即位50周年を記念したコンサートを収録。イギリスの新旧大スターに加え、ブライアン・ウィルソンやブライアン・アダムスも客演する。かつて反体制の音楽と言われたロックがバッキンガム宮殿で演奏されるようになったのだから面白い。
ジュリーの「勝手にしやがれ」などで知られる作曲家・大野克夫の個人作品集。本アルバムには代表作『太陽にほえろ!』のテーマ曲以外は、なじみの薄い作品が多く、通好みのかなりマニアックな内容だ。(31)(32)のCMソングは82年に放映されたもの。懐かしいぜ。
加古隆が新たに結成したクラシカル・アンサンブルのデビュー作。結成の経緯はライナーに詳しい。三人の弦楽器メンバーは、長い間にわたって加古と共演を続けてきた顔ぶれだけに、イメージの共有は完璧だ。ピアノ・ソロ同様の緩やかな音楽に、輪郭とうねりを加えている。ひたすらに美しい。