幼なじみの“よっちゃん”は、会う度に違った。私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。でもその内面はいつも温かで…(「二十四時」)。子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた。方向感覚を失って、“遠く”という“悲しく寂しい場所”に迷い込んでしまった(「十七時」)。人生のそれぞれの風景を鮮やかに切り取った、私小説の味わいを残す、切なく懐かしい二十四の記憶。
様々な「社会的課題」の解決にビジネスとして取り組む「社会的企業」とは?社会的使命を掲げる新しいビジネスが生み出すソーシャル・イノベーション。感動するビジネスが日本を変える。
やりたいことができないのはあたりまえのことなのか、休みがほとんどゼロなのはどれくらい異常なのか、給料は他社と比べて高いのか・安いのか、実力主義でない人事制度にみんな満足しているのか…。客観的に会社の位置づけを分析できたなら、余計な不安に陥ることなく、もっと合理的なキャリア判断ができたのではないかー第一線で活躍する社員200人に、500時間徹底取材。「3年で3割辞める時代」の幸せなキャリアづくり。
THE STALINからMichiro,Get the Help!、VIDEO-STALIN、STALIN、そしてソロと四半世紀にわたる遠藤ミチロウの音源を集大成した4枚組ボックス(CD3枚、DVD1枚)。まず80年のデビュー・ソノシート「電動コケシ」の歌詞がこんなに素晴らしかったとは! 禍々しさやスキャンダラスなイメージだけが先行したスターリンだが、あらためて歌詞を見ると、どの曲からも詩人、遠藤ミチロウの才気が迸っている。ディスク1は凶悪パンク期(80〜85年)、ディスク2はファンク〜お化粧ロック期(85〜92年)、ディスク3は弾き語り〜近年のユニット集(93〜2006年)。時の流れとともに“変態”しつつも、遠藤ミチロウの核はまったく変わらない。弾き語りは友部正人を彷佛とさせる瞬間も。DVDは初期のライヴ映像などレア映像満載。個人的に「90'sセンチメンタルおせち」のバカ映像が懐かしかった。
この本に登場するのは、貧しい人に自分の財産を寄付した慈善家ではない。「困っている人を生み出している世の中」を変えてやろうと挑み、成功した人たちである。小さな波から大きなうねりを巻き起こす社会起業家の、「世界の作り変え方」がここに。
超カンタンな10フレーズに、「置き換え単語」をのせるだけで、どんな人でも旅行英会話ができる。すべてのフレーズ・英単語にカタカナつきだから、話すのがやさしい。予習CDを使って、旅行前24時間で、耳慣らしと話す練習ができる。イラストで重要旅単語を覚えるビジュアルコーナー、お役立ち情報コラムで、旅装備は万全!付録には「お出かけ英会話ブック」。自分だけの旅会話をカスタムメイドして使おう。
知ってそうで、意外と答えられない108題。素朴な「?」を楽しく考える本。
アートはむずかしい、アートを見てほしい、アート・マネジメントを学びたい…。そんな悩める人びとにおくる美術館学のヴィジュアル・ブック。