大和三山の伝承と古代人の三山に寄せる熱き思いをつづる。
京ことばのすべてが今ここに!!「京ことば」およびその周辺の京都府全般にわたる約4800語を収録。
己の髪の毛をつかんで己を吊すがごときモノローグ的自閉世界から二つの認識の出会いによる対話的構造の世界へ。-漱石晩年の芸術的転回。新たな文学的地平を克明に照射する創意の論。
全国七十余社の一宮の祭り。それぞれの祭りを豊富な写真とともに、各神社の関係者が詳細に解説。各神社とも古い由緒と篤い信仰を持つだけに、その祭りは多彩であり、興味深い。
本書は奈良県内の主な現行の祭事を神社祭礼を中心に50音順に配列、解説を加えた記事項目、県内各社の祭事を月日順に配列した神社祭事暦および無形民俗文化財一覧からなる。
日本には早く古代から〈個人主義〉が発達した。ヨーロッパ型と違う心的構造の個人主義である。これが、日本人の精神活動の根源であり,日本小説の早い開花も、その精神活動の顕現である。
ヤマトタケルから村上春樹まで日本文学の流れをたどる。記述の中に作品を織り込んだ「読める文学史」。
鮮やかなカラー写真で綴る「歳時記」・「祭り紀行」、祭りの特色を平易な文章で紹介する「解説」・「祭り探訪」。地域に根差した祭りの魅力に迫る。巻末に市町村別祭礼行事一覧掲載。
古典文法は、高校生用教科書で止まってしまっています。そして、それでは文章としての日本古典を読んでいくことはできません。ところが、表現形式にちょっと注目したら、意外なほどすらすら読めていけるのです。その手がかりを提供していこうとするのが、本書です。