会津藩政の主軸を伝える唯一の記録ともいえる家世実紀。全277冊に及ぶ一大史料編である。本巻では、天明の飢饉により、一層逼迫した藩財政に対して講じられた寛政の改革により、再興がなされる会津藩の姿を、寛政の末期から文化初期にわたり収録した。
江戸時代唯一の開港場であった長崎を舞台に、対中国交流の最前線で唐通事として活躍した中国渡来の人々。唐通事の位置・存在形態等を踏まえ、当時の唐船貿易や唐通事社会の実態、中国との文化交流と影響を、唐通事林家を通して明らかにし、日本の封建社会における「家」の継承問題を究明。幕末最後の唐通事と明治初期の外交裏面史にも説き及ぶ。
日本近世成立の契機に東アジア国際政治の変動と再編がいかに影響したか、幕藩制国家の内治と外交は東アジア同時代史といかに関わったか。特に琉球・九州に焦点を合わせ環中国海が作りだした江戸時代を東洋史から読む。
いかなる法令が格と呼ばれ、いつ頃法として意識されたのか。格の特質、日本と唐の格の相違などから、古代の格の全貌に迫る。さらに、資財帳作成の経緯・目的を寺院制度史の中に位置づけ、その歴史的意義を解明する。
十五世紀中葉の政治構造の機軸である室町幕府ー守護体制の変質の意義について、有力守護細川氏の権力構造を段階的に考察して追究。京兆家ー内衆体制という細川氏権力の実態を、通説を批判しつつ解き明かした画期的な研究。
二〇世紀フランスを代表する美術史家であり、近年、再評価が進むアンリ・フォシヨン(一八八一ー一九四三)。本書は、かたち、比較、交流・伝播、民族、様式、生命といったキーワードから、フォシヨンの思考における「縦の系譜」よりも「横の響き合い」にとりわけ着目する。具体的には、同時代の歴史学、社会学、民族学、人類学、言語学、進化生物学等の諸学問が相互に参照・越境・衝突・対話しあう時空間のなかでフォシヨンの仕事と生を見つめなおし、勢力を増すナチズムや全体主義との対決までを描いていく。現在の美術史の潮流にとって先駆的であり、今なお可能性をもつ存在であり続けているフォシヨンの「かたちを通した人類学」のダイナミズムに迫る、世界的にも稀有の、本格的な作家論的評伝がここに誕生した。
ギャルズシリーズにあの「ToLOVEるダークネス」が登場です。
第一弾は「結城美柑」!
主人公リトの妹で家事全般をこなし面倒見も良い、お姉さんのようなキャラクターを立体化。
劇中でもおなじみの大好きなアイスを食べているシチュエーションをモチーフにしました。
年相応のあどけなさが見えつつも少し大人びた表情を、捻りのある挑発的ともとれるポーズにて再現。
衣服の動きや髪の情報量など、見どころも多い造形となっています。
【パッケージサイズ (幅×高さ×奥行)】 24×20×18
本書は、江戸時代中期より幕末維新期に至る間の浅草寺寺中の年次別日並記録の集大成である。本巻には、文化12年(1815)より文化14年(1817)までの3年間の浅草寺日記9冊を収めた。
本書は『宇佐神宮史』鎌倉時代3として弘安元年(A.D.1278)〜慶長元年(A.D.1311)の史料を収め「史料篇巻6」とした。