2003年の初版以来,多くの保育士養成校で利用していただいた『小児栄養演習』を,保育士養成課程の現行科目である「子どもの食と栄養演習」に沿い内容を加筆・修正し書名を改めた改定新版。 新たな執筆陣を加え近年の動向・知見を踏まえ多くの項目について書き下ろし,新しい時代の保育に求められる「食育」実践力を高める内容を盛り込む。 16項目の演習課題を用意し,実際に即して学習を進める。 巻末の付録には「食生活指針」「授乳・離乳の支援ガイド」など,子どもの食にかかわる基本的な文書を収載。
統計と資料を刷新し,日本食品標準成分表2020年版に対応した第6版。
2020年版食事摂取基準や2019年改訂版授乳・離乳の支援ガイドにも対応。保育所等での食育については,健康な生活の基本としての「食を営む力」の育成に向け,その基礎を培うことを目標とすることと記されている。子どもの食と栄養を体系的に理解し,保育の実際との関連からその知識を実践化・発展させるために。
「犯罪か、病気か」?“依存症とは目にみえない病気である”薬物依存者への支援のあり方を問う。
外来小児科の重要点を明確に示した小児プライマリ・ケア診療の決定版!!これからの未来に向けて、小児科医が小児プライマリ・ケアに適切な対応ができる知識と、それに必要な新しい視点を示唆する。小児内科に限定せず、骨折など外傷に対する対応や眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患、歯科口腔外科、さらに今まで他書であまり触れられていない薬物中毒やエナジードリンクによる健康被害、小児虐待、家族ケア、ヤングケアラーの問題など、内容は多岐に及んでいる。これらは今後、小児科医にとって必須の情報になるはずである。本書はプライマリ・ケアで小児を診るすべての医師に必読の書である。
ストレス科学最前線の知見から、ライフサイクルに寄り添う臨床心理学を構想する。生涯発達と生物ー心理ー社会のアプローチから、周産期、児童期、高齢者、生活習慣病、がん、災害被災者などのストレスの問題とその対処、コーピング実践を考える。
ちぶさ,にゅうぼう,ちち,おっぱい等,様々な呼び名のある乳房。その仕組みから発育,思春期の悩み,乳がんと再建,整形,母乳栄養や授乳,言葉の成り立ちまで。思春期の子を持つ親から妊婦,産科婦人科,保健担当者必読の書。
序章ーからだとこころの間の乳房 田代眞一
第1部 しくみー成熟する乳房
1章 ヒトの乳房はなぜ進化したか 長谷川眞理子
2章 成長と加齢による体型変化 山本智子・岸本泰蔵
コラム1:少女がいだくバストの変化への不安 小林知美
3章 思春期のからだと乳房発達 小澤一史
4章 乳房の表面・内部構造・乳腺 河田光博
5章 乳房とそれを支える構造 山口久美子
第2部 医 療ーよみがえる乳房
6章 変わる乳がん治療 李 哲柱
7章 乳がんにおける乳房再建 高柳 進
8章 乳房の感覚 矢野健二
9章 乳房と美容整形ー患者の声からー 川添裕子
コラム2:日本語「乳」(チチ)および関連する言葉のルーツ 崎山 理
第3部 授 乳ーいのちを育む乳房
10章 赤ちゃんがお乳を吸うと,母親になにが起きるか 樋口 隆
11章 母乳の医学 平山宗宏
12章 母子栄養学から見た母乳哺育 成田宏史・廣瀬潤子
13章 母乳栄養・離乳の正しい理解 水野清子
14章 愛はおっぱいからー育児の原点としての授乳の生理 橋本武夫
コラム3:私の最初の他者との出会いー母の乳房についての現象学的覚書 小川 侃
終章 乳房にこころはあるか 北山晴一
小児生理学の基礎知識が身につき、臨床実践の場で役立つ一冊。医療のプロフェッショナルである以上、経験や常識に頼るだけではなく、科学的根拠に基づいた最新の知識を身につける必要があります。本書は、すべての医療従事者が小児の臨床現場ですぐに役立つ知識を得られる必読の一冊。全面見直しをした第3版。
この本を読むだけで、国家試験合格力がきっちり身につきます。
国試対策に必携の一冊です!
【本書の特長】
■よくわかるテキスト、イラスト、写真
■過去問を徹底分析!項目ごとに重要ポイントを収録
■隠しておぼえるチェックシートつき!
第1章 婦人科領域
第2章 産科領域
第3章 新生児〜思春期
第4章 助産概論
第5章 母子保健
第6章 助産管理
総合診療医の臨床能力向上を目標としたマニュアル書の決定版.初期診療で見逃してはならない重大疾患につながる症状・症候や,遭遇頻度別の「疑うべき疾患」リスト,「主要疾患スクリプト」から正しい診断へつながるテクニックを解説.ジェネラリストが遭遇する全身の症候,主要疾患の診かたを小児から高齢者まで1冊で網羅.総合診療専門医をめざす医師だけでなく,指導医,家庭医や病院総合医などプライマリ・ケアに携わる実地医家必携の一冊.
ライフスキルを高めるという観点から健康科学について論述する。大学・短期大学などの教養科目の教科書。
第1章 居眠りの効用
1 居眠りをしない子どもたち
2 居眠りの大切さ
3 休み上手になる
4 昼寝の勧め
第2章 子どもたちは変わったのか
1 キレル子どもたち
2 身体という異物
3 刎頸の友
4 子どもの姿
5 ふつうの大人と出会う
第3章 思春期という危機
1 僕は人格障害?
2 思春期という危機
3 愛情の限界ー境界性人格障害
第4章 この子は病気?
1 叱られることとほめられることー注意欠陥/多動性障害
2 こころの傷ー外傷後ストレス障害
3 勝つことと負けること
4 病気というメガネをはずすーアスペルガー症候群
第5章 親という幻想
1 完璧な親という幻想
2 程よい母親
3 家出の勧め
第6章 居場所探し
1 それぞれの場
2 安心できる居場所
3 ひきこもりの質
4 動きながら考える
第7章 ネット上の居場所
1 ケータイのパワー
2 ケータイのデメリット
3 ネット上の居場所
第8章 ミルトン・エリクソンへの旅
1 エリクソンと私
2 フェニックスへ
3 岩山に登れ
4 エリクソンの旅
第9章 病名で呼ばないで
1 「問題」ではあるが「病気」ではない
2 病名のもつ意味
3 病名そのものがもつ問題
4 ありのままの子どもを見る
第10章 支えること
1 支えることとは何か
2 人生を楽しむのが最大の薬
3 時間の流れと空間の広がりの中で
4 人生のスパイス
5 人生を、今、生きている
おわりに
時が思春期で止まってしまったかのような珠玉ナンバーを集めた1stから、サウンドも詞もちょっぴりアプローチが複雑になったミスチルの、それでもポップ・フレーヴァーたっぷりの2nd。大黒柱・桜井和寿の才能によるところが大きいが、今後も大いに期待!
思春期・妊娠期・生殖期・更年期・老年期を対象とする産科婦人科領域で,女性ヘルスケアは4つ目のサブスペシャリティとして重要性が増している.月経回数の増加による生殖期の弊害と閉経後40〜50年に及ぶ老年期はこれまでの常識を覆し,生殖内分泌学・婦人科腫瘍学に加え,運動器・泌尿器・皮膚・循環器など幅広い分野の研究成果が欠かせなくなっている.全身を診る知識と的確な診断技術を紹介.
1章 女性ヘルスケア概論
・女性ヘルスケア概論
2章 女性ヘルスケアの初期診断
・問診・診察・検査
・症候学:無月経・不正出血・帯下
・症候学:下腹部痛・骨盤痛
・症候学:外陰部掻痒感・外陰部痛・外陰部腫瘤
・症候学:抑うつ状態・動悸・めまい・頭痛
・症候学:乳房腫瘤・乳汁分泌
3章 女性ヘルスケアに特異的な疾患と対応
・性分化疾患
・思春期疾患
・子宮筋腫
・子宮腺筋症
・子宮内膜症
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・更年期障害の病態・症状・診断
・更年期障害とその治療ーHRTと副作用
・HRTの課題と今後の展望
・女性ヘルスケアにおける漢方療法
・性同一性障害
・ライフコースからみた女性のメンタルヘルス
・ロコモティブシンドローム,フレイル,サルコペニア
・骨盤臓器脱
・骨粗鬆症
4章 女性ヘルスケアに関連する課題と対応
・女性のライフサイクルに伴う脂質・糖代謝の変化
・女性ホルモンや女性ホルモン製剤が皮膚に与える影響と皮膚病変
・女性のライフサイクルに伴う心疾患
・子宮頸がん検診とHPVワクチン
・性暴力・性虐待への対応
・性の健康教育
5章 乳腺疾患
・良性疾患:乳腺症,線維腺腫,乳管内乳頭腫,葉状腫瘍
・悪性疾患:乳癌
・乳がん検診・診断法
・乳癌の治療法
6章 女性ヘルスケアと遺伝性疾患
・HBOC,Lynch症候群
・家族性婦人科腫瘍の遺伝カウンセリング
本書の「総論」では、統計、分類、発生、解剖、原因、言語発達、社会生活などの基礎的な開発を、「各論」では手術、矯正、言語治療をはじめ口唇裂口蓋裂児のさまざまな問題をおのおのの専門家が豊富な経験をもとに記述している。
この国の子どもは今、幸せなのだろうか、不幸せなのだろうか?精神的な危機や疾患を抱える子どもと出会う日々。児童精神科医として、感じたこと、考えたこと、伝えたいこと。児童思春期精神医学の第一人者が、初めて子どもの精神科臨床について総括的に論じている。子どもの育ちについての理解と、それらの臨床への応用の成果がまとめられた臨床家待望の書。