エネルギー・環境問題についての教育は、人々の行動にどう影響するのか?環境行動を促す効果的な教育・政策を社会心理学的アプローチにより探究した貴重な成果。
異なる文化的背景、ジェンダーやセクシュアリティ、障害など、学校で学ぶ子どもたちの多様性は高まっている。多様性を対処すべき問題ではなく、強みとして捉え、これからの教育をどう構築するのか。本書は世界の教育政策・実践とともにその手がかりを提供する。
本書は医療プロフェッショナリズムの定義とさまざまな測定尺度について論じたものであり、米国における医療プロフェッショナリズムの運動の中で広く読まれているものである。本書が、日本の医学教育に携わる諸先生方が医療プロフェッショナリズムを意識した教育をさらに推進し普及させる礎になれば幸いである。
「いいものを安く売る」から「プレミアムなもの(サービス)を価値に見合った価格で売る」へ。地域の付加価値や生産性を高め、賃金を上昇させ、地域が経済的にも精神的にも活性化する好循環を生み出すためのさまざまな事例を紹介。
「企業が事業を経営する出来事」を対象とした経営学の地平に立ち、その哲学的、倫理学的な考察に
焦点を当てながら、さらにその考察の対象を「組織倫理」としたもの。新しい経営の解釈と実践枠組
みについて、詳細に解説をした一冊である。
第 1 部 組織倫理を語る視界と視座
第 2 部 組織倫理を語る理論的基盤
第 3 部 CSR 経営への戦略的要因としての組織倫理
ヨーロッパ6カ国における中国系新移民の第2世代(1.5世代含む)を調査し、コミュニティの形成過程とその変容、社会統合(教育や政治参加)のあり方、アイデンティティ形成を分析。第2世代をめぐるトランスナショナルなダイナミズムを重層的に描き出す。
研修の理解度や効果を正しく測定・評価し、次の人材育成や経営成果の向上に生かす方法。
2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
杉山式、音読が最大限に効果を発揮する学習プログラム!
これまでのいわゆる「音読」に加え、文法解析やシャドーイング、スラッシュリーディングなど、英語を身につけるために必要な方法論を凝縮。英会話に必要な、「スピーキング」「リスニング」、基礎英語に必要な「文法・語彙」「リーディング」の4技能を同時に鍛える、その手法をお教えします。
これまで、初級編、中級編と段階を追って4技能を学んできた読者が、より難易度の高い、読み応えある文章にチャレンジし、さらにステップアップするためのプログラムになっています。
ポートフォリオを活用することで、自主的な学びを支援する。生徒と教師の対話を促す。教師の授業力の向上と、教師同士の協力体制を促進する。
独立行政法人国立女性教育会館ではキャリア形成という観点から調査研究、研修等を進めてきていますが、本書は、研究領域への女性の進出という点から行なった調査研究の結果です。平成一五年度、一六年度には、女性研究者が能力を十分に発揮し、活躍できるようにするために、様々な研究分野で活躍する研究者が情報交換を行なうための懇談会を実施しました。またそれとともに、女性研究者のネットワークづくりを支援するためのプロジェクトを立ち上げ、調査研究も行ないました。その一つとして、若い女性を支援するために、研究者として活躍している女性たちが、どのようなプロセスで研究者になったのかを知ることができるようにということで、ロールモデル集をまとめたものです。
便益遅延性サービスとして典型的な例として「医療サービス」と「教育サービス」を取り上げる。そのサービスにおける便益の享受のあり方の違いと、便益遅延性サービスのマーケティングの方向性を探る。
北村小夜(95歳)さんは今、日本の現状に強い危惧を抱いている。身体も心も国に取り込まれてしまったのではないか!
東日本大震災と五輪誘致で「みんな化」が進み、日本中に同調圧力と忖度が拡がっている。象徴天皇制化の天皇の「巡行」のなかでなされる「慈愛」による差別、今も教育勅語から抜けられない日本人、健常者を奨励し傷害者を差別するパラリンピック。
※本書の底本は、1991年軌跡社から刊行された『慈愛による差別ー障害者は天皇制を見限り始めた』。このたび増補リメイクし新装増補版として復刊!
北村小夜さんは、現在94歳、1925年治安維持法の年に生まれた。
天皇のために死んで靖国に祀られるため看護婦の道を選び、敗戦は満州で迎え、めぐり合わせで八路軍と行動を共にした。その1年の間に、自分の考えは間違っていたと気付く。
日本に帰国後は、教師になり特殊学級の担任をし、さまざまな体験の中で、発言し行動している。子どもを分けてはいけないことに気づき、共にまなぶ地域の学校づくりを目指してきた。
序章 軍国少女はつくられた
第1章 教科書にみる天皇・障害者
第2章 分に応じる障害者・分を越える障害者
第3章 障害者を排除し続ける学校
第4章 「健康」もスポーツも人間のものでなくなった
第5章 「巡行」にあやかる人・犠牲になる人
増補1 天皇制と道徳の教科書
増補2 パラリンピックは障害者差別を助長する
増補3 教育勅語から脱却できない日本人
物流危機はなぜ起きるのか。
問題の根本は、社会構造そのものにあった。
業界全体の現状と課題の背景を解剖し、未来への解決策を示す一冊。
なぜ経済成長に物流革命が必要なのか、なぜ日本では物流、SCMが発展しないのか。物流専門家として企業の経営改善に携わる著者が示す、未来の形。
第1章 はじめに
第2章 物流・SCM軽視の実態
2-1 物流危機の背後に垣間見えるドライバー軽視
2-2 物流・SCM出身者が活躍できない日本企業
2-3 物流・SCM担当役員(CSCO)の不在
2-4 リストラ対象と見なされる物流
2-5 物流専門人材を採用しない日本企業
2-6 大学教育における「物流・SCM不在」
第3章 物流・SCM軽視によって何が生じているか
3-1 物流・SCM軽視が問題を引き起こすメカニズム 〜部分最適・サイロ化・構造的空隙
3-2 物流・SCM軽視の弊害 1 --組織分断によるサイロ化が招く輸送の非効率
3-3 物流・SCM軽視の弊害 2 --サイロ化が生む在庫の非効率
3-4 物流・SCM軽視の弊害 3 --過剰物流サービスという部分最適
第4章 物流・SCM軽視が生まれる土壌
4-1 事例から考える、サイロ化が強化されるメカニズム
4-2 メンバーシップ採用が強化する、「専門性ではなく組織への帰属意識」
4-3 物流・SCMを重視しない経営システム 〜脱サイロ化を阻むガバナンス
第5章 物流・SCM重視への転換のために
5-1 物流専門人材の確立
5-2 物流におけるサイロ化を防ぐための仕組み
5-3 物流重視を決めるのは誰か
ー目次ー
はじめに
・誤解された“グローバル人材”
・「自利利他」の精神を持つ人財に育てる
・共感力を高める研修の必要性
・ロジカル・シンキングからデザイン・シンキングへ
・自ら課題を見つけ出す能力
【第一章】 グローバル人材は、集めるから育てるへ
・「どんな環境でも成果を生み出せる人材」が企業が求めるグローバル人材の定義
・多様な人材を取りまとめて率いることができるグローバル人材
・グローバルであるとはどのようなことか
・コミュニケーション能力の高さの意味するもの
・持って生まれた「適性」よりも、自社の戦略や役職ごとに求められる「知識」と「能力」を引き上げる
・多様な文化への理解力と語学力は良質な経験と適切な学習方法で身に付ける
・個々の企業の事業内容を見極め、適切な道筋を示すことが人材育成の近道
【第二章】 ビジネスにハートを。思いを伝えるコミュニケーションの5つのポイント
言葉には現実を変える力がある
・「認知的共感」と「情動的共感」のバランス
・「阿吽(あうん)の呼吸」や「察しの良さ」に頼らない
・言葉の使い方で相手のパフォーマンスが変わる
Point ? 共感力によって多様性の相乗効果を高める
Point ? 完全主義と減点主義からの脱却
Point ? 身に付けた知識を、問題解決の力に変える
Point ? コミュニケーションの目的を見定める
Point ? 多様性からシナジー効果を生み出すファシリテーション力
【第三章】 使える! 研修事例
Case ? 子どもたちの心の育ちに深く関わる教員こそ、自ら学ぶ姿勢を
ー学校法人河野学園 緑ヶ丘幼稚園様
Case ? 相手に寄り添って考える姿勢を忘れないために
ーメガバンク様
Case ? 単なるディベートで終わらない議論のスキルを
ー模擬国連会議関西大会運営事務局様
Case ? 研修が終わったときからが始まり
ー株式会社フローレツエンティワン様
Case ? デザイン・シンキングで成熟市場での消耗戦から脱出する
【第四章】 時代の変化に立ち向かえる人材作りで日本企業を支援する
・人間ならではの優れた面を重視した教育
・主体的に気付きを得て成長できる人材作り
・英語の学習を目的にするのではなく、英語を使えることで何ができるかを目的にする
謙虚であれ
・参加者の気付き・成長を促す質の高い研修
【第五章】 学習塾事業を通じてグローバル人財を育成する
・私たちが高めるべき能力は何か
・「三方良し」の精神で教育に携わる
・何のために勉強しているの?
・子どもたちに、より多くの選択肢を持たせたい
・志望校に合格することがゴールではない
・少子化でも塾が成長産業である理由
・知識から価値を創造できる子どもたちに
・自分の価値を高める塾での学び
・まず自らがグローバル人財に
・女性が活躍できる会社
・ヒューマン・ブレーン国際事業本部可能性の追求
おわりに
新しい時代に活躍できる人財を