降り注ぐ蝉しぐれ。蘇る正の影…。25歳の理沙は、ディレクターになって三年がたっていた。二度目の大学生活を送る良と、一緒に暮らしている。最近、理沙はよくわからないことがあった。良のことは好き。愛しているはず。なのに、忘れたいはずの田舎でのこと、そして、正のことを思い出してしまうのは、なぜ?本当に好きなのは、好きだったのは、誰?恋に恋することの危うさを、鮮烈に描く。
ウソのような恋の常識。あなたの何気ないしぐさが、恋の行方を決めている。
親友の幹世が「2月中に麦倉先生とキスしてみせる」と宣言し、ノリミはショックを受ける。その直後、ふたりの目の前で事件がおきて…。大人気の〈星座〉シリーズ最新作。
恋愛は人生最大の賭けです。それだけに素晴らしい恋愛にめぐり逢いたいものです。この本は、文学作品を事例として、私たちに恋愛の手ほどきをしてくれる「恋愛の事典」です。
不倫。愛しているから、別れなければならない。女優の彩木操は、別れの手紙を書き部屋を出た。何も知らず、いつものように合鍵を持って訪ねてくる男に宛てたものだ。そして、密かにスペインへと向かった。だが異国の地で待っていたのは、乱気流にも似た揺れ動く愛だった…。女優、ニュースキャスター、シナリオライター、主婦と、4人の女たちが真実の愛を求めてさまよう姿を描く長編恋愛小説。
満月を見ていた。「きれい」湖のほとりで、私は彼にそっと寄りかかる。その時、ふいに風が吹いて月が消えると、彼は私の腕をそっと引き離した。「月にいって、アインシュタインみたいな物理学者になりたいんだ」そして、彼は静かに遠ざかっていく…。-表題作『相対性恋愛論』ほか、優しく切なく、そして幻想的な5つの恋物語を収録。
服は生活の必要から生まれるーと、八神響子は言った。ベスト・クリエーター賞をめざして3次テストの作品を仕上げたばかりの美欧に衝撃が走った。久我貴之のアドバイスを響子がさりげなく伝えたものだった。「次も期待している」と声をかけてくれた柚木俊介の思いがけないほめ言葉を励みに、美欧は徹夜でがんばった。もう一度、一からやり直し。トップ・クリエーターをめざす美欧の胸の中にある、幻想の恋愛。久我貴之に恋し、心の中には柚木俊介がいて…。今、本当の恋へと一歩を踏みだそうとしている。
記紀・万葉時代から王朝時代まで恋愛・婚姻の形式・思想を綿密に解明した労著。
異性とどうつきあうか。どうすればお互いを高めあう関係が築けるのか-。この永遠のテーマを、カウンセラーとして豊富な経験をもつ著者がていねいに解説。現在、恋をしている人、素敵な恋をしたい人、必読の本。
無添加、天然100%のファンタジー。ヘルシーでナチュラルな恋もいい。
ワクワクしなきゃ生きてる意味がない。“恋愛感覚”だったら、ビジネスは遊びよりおもしろい。恋にもしごとにもワクワクしたいキミへ、新世代ビジネス・リーダーからのメッセージ。
このひと言に出会うのを待っていた!愛という安らぎを求めますか。どきどきする恋を求めますか。
14の恋愛映画をテキストに、さまざまな愛の形を論じ、男女の本質に鋭く迫るハードエッセイ集。
恋庵のクランケ雄二と香織の恋はいつもSOS。彼らの恋の行方を見守りながら、恋について一緒に考えてみませんか。6つの恋の処方箋+3つのラブストーリー。